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東北〜北海道ツーリング 2005夏 6
@ 栃木〜盛岡
A 盛岡〜函館
B 函館〜網走
C 網走〜名寄
D 名寄〜美瑛
E 美瑛〜苫小牧〜栃木
朝 2005年8月19日 金曜日

朝ごはんの前に散歩.
ここのYHは朝食前の観光客が少ない時間に丘見物が出来るように,か朝ごはんが8時から,と遅い設定になっている. 同室のバイクの方々も早朝からバタバタと準備して出かけていった.なんとなく目が覚めたけど 自分は眠り続ける.だけど,連日寝だめが効いてきたせいか,早起きできたので自分も近所を散歩 (本当に歩き)した.Tシャツ短パンでは寒いほど.
8時から朝食なのでスタートもゆっくりな時間になってしまう.
昨日と違う道に行くように心がけながらだんだんと南下する.美田とか瑠辺蘂のあたり.見たことのある景色だったり 初めての道のような,迷っても景色がきれいなので構わない.山を越えてどっか芦別とかに行ってしまう訳では無し.
途中雨が降り出し,ズボン,その後で上,ブーツカバーの順に段階的に雨の装備へ変更.
道道70に出られたので道なりに581で写真の絶景の場所に出てくる.今日は曇りで今ひとつだが,風景の広がり間が なんとも心地よい.
写真の道はかなり下っているのだよ.

去年のレポでも同じ場所で 同じような写真を撮っている.
雨降り 上富良野を抜けて斜線道路の道道298,羊が丘に上がる道あたりで本格的に雨が降ってくる.
ダートを少し走って麓郷に降りてくる.写真の木が見える場所を訪問した後,道道253〜R38へ. 雨が降り出したので苫小牧方面に向かうことにするのだが,直行では近すぎるので雨でも楽に走れそうな道を選んで 回り道する. 幾寅から465で金山,R237で南下.占冠で休憩と思ったらコンビニが見当たらず,道の駅へ. しかし,ここも雨に濡れたライダー向きの施設ではなくトイレだけ借りる.
カッパを着ないで雨に濡れたDUCATIの女性ライダー,タバコを吸っているのでやけっぱちそうに見えてしまう. 何でカッパ着ないんだろう?持ってないのかな?
あめ コンビニ休憩がしたいのですぐに出発,日高峠を越えてR237とR274のセイコマで休憩. ここでも雨なのにカッパを着ないライダー氏と出会う.ハーレイの若者.ここはテントの中にベンチがあり, 道の駅よりもはるかに休憩しやすい.セイコマオリジナルバーガーとポテトフライと缶コーヒーのお昼ご飯.
ハーレイ氏は荷物も積んでいない.シートの下?に地図を持っている程度らしい.友達と一緒に温泉に行くそうな. 自分が食べてたのと同じポテトを買ってきたので,きっとうまそうに食べてたんだろうなあ.
しか 時間を見ながらもう少し遠回りしたいのでまずはR237で振内の先まで,途中で鹿を発見する. 幌毛志から道道131で穂別へ.このあたりで雨も止んだと判断してカッパを脱ぎ去る.うれしい瞬間. 74を北進,R274で夕張,追分へのショートカットを通らずあえて由仁の三川まで行ってみる.
北海道最後のコンビニ休憩をしてあとはR234で苫小牧へ進む.
再び雨 苫小牧の近くでいつも通る沼ノ端を通らないでフェリーターミナルに行こうと,R36を選んでみるが, このあたりで再び雨が降り出す.後ちょっとなのでカッパを着ないでいたが大分濡れてしまった.
濡れながら北海道での最後の給油をするためのスタンドを探す.
フェリーターミナルでは大勢のライダーが雨の中待っている.さくさく受付していると バイクの積み込み,の案内が流れる.最小限のお土産を買ってバイクに戻ると 早々にフェリーの中へ.あんまり濡れないで済んだ.
お盆のピークは過ぎているが満員で車両の積み込みも時間かかかるよう.
今日の船は「きたかみ」. 今回は寝台が取れず,2等.ごろ寝席.太平洋フェリーはちゃんと寝る場所を指定席にして作ってくれるので 一人でも安心. 普段は宴会場のステージもある大広間.船首の方なのでエンジン音も伝わらない静かな場所. ステージに荷物も置けるので,濡れたジャケットを広げて乾かせる.
19:00出航の前にはお風呂に入り,楽な格好に着換える.ぞうりも履いてお気楽モード.
時間を見計らってレストランへ行き,バイキングで肉をいっぱい食べる.以前より食べ物の種類が減ったかなあ. 結局,肉と茄子とビア,デザート,アイスクリーム,コーヒーなどのコース. 食後は部屋でゴロゴロ,じきに寝てしまった.ちょっと狭かったり隣の人がいびきをかいているが, あんまり気にならなかった.
揺れもほとんど無く,驚くほど穏やかな船旅だった.
金華山かな? 8月20日 土曜日

何度か目が覚めながら7時ちょっと前まで寝てる.背中が痛いのでお風呂に行くことにする.
朝食バイキングはお腹が重たくなりそうなのでパスして,少しの日光浴をしようと甲板へ. 一番後ろの風がこない場所の斜めの面に寄りかかる.ところが煙突から落ちてきたすすの固まった微小なかけらが パラパラとあり,気をつけないと短パンのお尻,荷物などが黒くなってしまう. 九州ツーリングの反省もあり,CD一枚分の時間のみ足を日に当てる.
9時20分に仙台港着岸.
今回は出入り口のある甲板なので降りるまでの時間も短かった.ちょっと振り返って写真を撮って, 早々に本州を走り出す.湿度の違いに本州に来たことを感じるが,日差しは少し秋色.
県道10号で仙台空港の下を通り,亘理あたりでR6に出る.
しばらくはR6を淡々と走るのだが,暑いし車多いし,信号多いし,朝も食べていないので休憩したいなあと思う. だけどバイクを止める位置が日陰になっていそうなコンビニが無く,タイミングを逃し続ける. 相馬を越えた鹿島町でやっと休憩.
踏み切りそばのコンビニなので休憩中に警報機の音を聞きつけ, 元は急行電車のローカル列車をキャッチ.
ここから県道267〜34で原町市街をパス,横川ダムわきの49〜ちょこっとR114〜50で葛尾村. 阿武隈山中の表情もいろいろな道をつないで走っていく. 整備された2車線,立派なトンネル,湧き水が流れる1車線の曲がりくねった坂道など. 日本の田舎の夏景色が続く.
葛尾からはR399を南下,R288を経由してさらにR399,川内村から県道36〜145〜19で小野町. R349〜県道242〜R289〜県道242〜27で塙.いつものコンビニでお昼ご飯. 塙からはいつもの日帰り巡回コース.黒羽〜馬頭経由のショートバージョン.
地元に着いたら本屋,CD屋,スーパーにより自宅へ.大きな荷物を積んでいること以外は 日常に戻っている.
さっそく バッテリーは相変わらず煮立っているので家に着いて荷物を降ろしてついでにシートを外して見る. バッテリーから吹いた液を通すドレンチューブが詰まっているので針金で突っついたら, チューブに穴が開いてあらぬ方向に酸性の液体が流れているのを発見. 早々にメンテを始めてしまった2005年夏のツーリングの締めくくり.
無事帰着にビアで乾杯.
この翌日は夏休みの最終日で,通常の巡回コースをひとまわりしたのでした.

13 Sep.2005

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