第三期 やがて徽宗  開封官窯  白哥窯(か窯 可窯)の謎を解く
初期と末期ではずいぶん変わります

あまりの出来の良さについ、アップしました。詳しくはいまだ不明です。支柱、目跡を再考しています。
哥窯は、什器類(燭台とかスタンドなど)が多く、とても面白い
汝や徽宗官窯との関連もあり、興味しんしんです 

 美しい二重貫入。

   
   

仮説 哥窯はこの頃、汝で焼かれ、後、首都開封で作られた。

哥窯なる特別の窯は、なかった。それが一番自然に思います。

上の2つなど、柚さえ違えば、本当に、汝官窯そっくりです。
今日まで、気が付きませんでした。。
目跡は、汝は、外に出ます。徽宗官窯は、中に綺麗に、窪みます。
これでご判断願います

つよ よわ ちゅう


瀬戸に今に残る、柚の呼び名です
胎土 つまりボディの土の収縮率をちゅう 中とした場合の上薬、釉薬の収縮率の違いから、3種類、用意されていることです

貫入磁器は胎をしっかり、つまり厚く丈夫目に用意します 優品は胎に割れはありません
大きな割れを作る時、徐冷(磁器は一種のガラスです 取り出すまで時間を2日 3日と掛けます)しても、胎がもたず、割れるからです
貫入磁器の真贋、製作年代をみる上で、重要です 
徽宗官窯の優品に胎割れはありません 指ではじくと分かります

 ひとつ30億円
まず、大きな割れを作ります 強い柚をかければ冷めた後に、表面に割れができます 割れの程度はつよの程度で決まります
金糸鉄線では、恐らく3度、4度の焼成をします ですから、そのたびに、程度を変えては焼き締めていくことになります
磁器はふつう20から25% 小さくなります 空気はまずはここがメインの発生源でしょう

金糸は空気の泡を押し出して作られた模様だからです
中の胎土から、もしくは、何層もの上薬そのものから、小さな空気の泡を作り、割れの間から、押し出す様にします
 結果、上の柚の下に線状に小さな、金色に光る割れが定着します
ねっとりとしたきんの柚 これも必要でしょう
青磁自体 上薬の細かな泡で、奥深くみえる 汝 南宋粉青青磁などその例です

これを温度管理の難しい窯でするわけで、現代でも、本当に困難でしょう
100個入れて1つなら、最低3回窯に入れますから、初めに1000000個 百万個必要
これは現実的でない
10個に1つなら1000個必要 不良品は、よそに売れないでは、窯の経営が成り立たない
皇帝が一族を永代、丸抱えにしてくれたとしても、良い物ができるわけでもない
30人位の当代随一のスタッフを集めれば、現在、年間維持費、運営費は30億円位か
壷1つにこれだけ掛けられたのは、中国でも、唐代、それも最盛期の皇帝だけ

1000個焼いて1000個売ります

つよの上薬で一回大きく割って、ドブンと墨に着けて終わる これが,現代では徽宗官窯として売られる
胎の鉄分が溶け出してなんてことにもならない


みかん箱

ニューヨークから船便で、運賃をケチって、みかん箱ひとつ、この徽宗官窯を20個くらい買った事があります
半分割れて、中身がぐしゃぐしゃ 本物でなくて良かった 何かの粗品にでもと思って当時買いました
リンクは楽天 中華街のお店です これらを、器形の参考のつもりで買いましたが、あまり、参考にはなりませんでした
柚もグリーンが強く、窯銘も参考にはなりませんでした
ただ、1万円なら良いのではないかと思います
リンクは営業妨害かもしれませんので、1週間で、はずします
悪しからず 画像検索の中に、現在ありました
つい、懐かしく、勝手にリンクしました



ぴしりぴしり

ところが割れはいつまでも収縮するから、色の着かない
透明なひびがあちこちに、小さくできる 当然表面に柚は掛かっていないので、汚れは、入りたいだけ入る
これが金糸鉄線です か窯ですという人も、まあ出てくる訳です

この小さい割れに色を着けると、か窯二重貫入
でも割りっぱなしだと、小さな透明な割れが、自然に、ぴしり、ぴしりと音を立ててはいる
こういうものは現代ものとなります

ただし中国美術商は、復古品でもレベルの高いものを並べるから、注意は必要です
値段は高い 物はにせもの そうなると良いとこなしです
いわゆる、現代有名作家、著名窯で作られます
30万50万なら納得、300万、500万では、つらい
売っているお店は、目抜きどうりの大きな構えの一流店
でも、ご用心 ご用心 眼力だけが頼りです
   


つよ よわ ちゅう
たまにこれらを間違えて、一窯、すべて割れた話など今でも瀬戸に残ります


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