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一コマ漫画
一コマ漫画

■2015年12月29日(火)  読書週間
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母 「お父さん、珍しく本を読んでいるんですね」
父 「そうだよ、せめて読書週間くらい読まないとね」
母 「でも、それ、お経の本じゃありませんか?」

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■2015年12月27日(日)  絶品(ぜっぴん)
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父 「母さん、今日の晩ご飯は、今まで食べたことのないほどうまい。これは最高にうまい。これを絶品というのだな」
母 「やだ、お父さん、褒めすぎ。でも、それ、きのうの夕ご飯の残り物ですわよ」

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■2015年12月25日(金)  受験勉強
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息子「すみません、お父さん」
父 「いや、何の、これしき」
息子「一緒に、勉強を考えていただけるのは嬉しいのですが、もう、十分です」
父 「いや、何の、これしき、遠慮はいらない」
息子「一緒に考えていただいていて、こんなことを言うと、心苦しいんですが。はっきり言わせていただくと、お父さんには大学受験の問題は無理だと思うんです」

父 「エエエー、お父さんを馬鹿にするのか? けしからん。小学生のときから、あれだけ、教えてあげたではないか 」
息子「その小学生の時ですが、主に美術、音楽、体育だけでしたので」
父 「あれ、そうだった? だから、全然、分からなかったんだ。わし、認知症になったんじゃないかと思って心配したよ」
息子「でも、そのことを覚えていないのも、ちょっと心配ですね」

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■2015年12月19日(土)  花火
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息子「お父さん、花火が綺麗に見えるところ、って、ここのこと?」
父 「な、実に綺麗だろ? 色が少ないけどな。また、上がった。玉ヤーン」
息子「これ、花火じゃありませんから。カミナリ様。もう、危ないから直ぐに避難しましょう」

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■2015年12月16日(水)  勘定
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父 「お前も肉好きだったよね」
息子「はい、お父さんと同じで、大好物です。遺伝ですかね?」
父 「そうか、きょうの勘定はわしが見るから、安心してどんどん注文して食べたまえ」
息子「お父さん、この前も、そうおっしゃりながら、帰り、伝票を私に回しましたよね」
父 「そうだよ。勘定伝票を見て注文内容が間違ってないか、確認したからね」
息子「お父さんにとっての、勘定を見るとは、そういうことですか?」
父 「そうだよ、他に意味あるの? 」
息子「はいはい、分かりました。お父さんもどんどん召し上がってください。でも、もう、お年ですからほどほどに食べてくださいね」
父 「ありがとう。そうだね、お前の言うとおり、健康を考えて、サーロインステーキ700gに控えておくかな?」
息子「私は健康より、財布の心配をしたほうがいいようです」

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■2015年12月05日(土)  暖房用品
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父親「さあ、ミケや、お布団に入ろうねえ」
息子「お父さん、僕は病気で寝ているんですけど」
父親「こういう日のために父さんは猫をしつけてきたんだぞ」
息子「え? 意味が分かりませんが、どういうことでしょう?」
父親「これは私が手塩に掛けて育てた猫たんぽだ」
息子「はて? ネコタンポ? 何ですか?」
父親「ほら、湯たんぽは知ってるだろ? 小判の形した金(かね)の容器で中に湯が入っている、冬の暖房用品って奴だよ。昔、よく使ったろ?」
息子「その替わりがこの猫ですか?」
父親「お前が使って良かったら、もっと大規模に猫を育て、量産化し、全国的に販売しようと目論(もくろん)どるのだよ」
息子「お父さん、ご自分でまず試されたのでしょうか?」
父親「ああ、ほら、この通り」
 父親はズボンの裾をたくし上げ、すねを出した。
息子「嫌だなあ、傷だらけではないですか? 飼い主でそれなら僕なんて全然駄目ですね。他の製品を発明したほうがいいと思いますよ」

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■2015年11月30日(月)  背後霊
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息子「ワー、コワー、ビックリぽんです」
父 「ふふ、歯磨きの順番待ってるだけだから? 」
息子「後ろで静かに待つのはいいですけど、何で、懐中電灯で顔を下から照らしてるんですか?」
父 「上の奥歯がちょっと痛いから、あれー、どうなってるのかなあ、って、見てみようと思ってね」
息子「絶体、嘘ですね。それって、今、並んでるとき、やっても意味ないでしょ?」
父 「電気付くか、試しただけで、悪意はないから」
息子「悪意ないって、顔がさっきから、やったー、って感じで完璧に喜んでますね」

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■2015年11月29日(日)  晩酌
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 愛犬・太郎は家人が外出すると、台所の料理酒の臭いを嗅いでいる。 太郎は鼻を料理酒の瓶の口に近づけると思い切り吸い込んだ。
「ふへー、うめえなあ。五臓六腑にしみて、たまらんぜ」
 このキッチンの保管庫には、料理酒の他にサラダ油、オリーブ油、醤油、みりん、なども並んでいる。時々、お母さんが蓋をきっちり閉めないときがある。その臭いが漏れてくるのである。
 そして、太郎はその臭いを嗅ぐと良くお父さんがしている真似をする。お父さんが仕事で遅くなって帰ってから、台所で一人食卓に座り、夕飯を始める。その時に、同じ臭いのする瓶をコップに注ぎ、飲んでいるのを見る。そして、必ず言う言葉がある。
「ふへー、うめえなあ。五臓六腑にしみて、たまらんぜ」
 太郎は大好きなお父さんを、足下に陣取り、何気に見ている。
「お父さん、お仕事、ご苦労様です」
 太郎はそう言うと、食卓に一人座って夕飯を食べているお父さんの足の甲に、自分の顎を乗せる。
「お父さん、足、冷たいですね。僕、暖めますね」
 お父さんは足を動かさないようにして、静かに夕飯を食べている。

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■2015年11月25日(水)  かくれんぼ
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図書館員「そりゃ、僕だって、迷路みたいですから、遊びたいですけど、いい大人が、かくれんぼはご遠慮いただけますか? 」
高齢者A 「きみ、ジョークだよ、ジョーク」
図書館員「そう言ってる側から、隠れたりしてますけど、ジョークって、嘘ですね?」

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■2015年11月25日(水)  父兄参観日
grp1125084410.jpg 729×516 307Kこども「父さん、来てくれてありがとう。それって、全然、隠れたところから見てないから」
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■2015年11月14日(土)  比較
grp1114085032.jpg 621×517 101Kオヤジ「ハハ、ワンコは可愛いねえ。あれ、君のは、もっと、可愛い-ねえ」
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■2015年11月11日(水)  遊泳禁止
grp1111090945.jpg 714×581 240K水着の男「ねえ、お嬢さん、お茶でもいかがですか?」

女性  「うそー、何で? 水着なの? 」

水着の男「さあ、もっとこの広大な海を見ながら語らいましょう」

図書館員「すみません、ここは海辺ではないので、そのような行為はご遠慮していただけますでしょうか」

水着の男「ほら、ここって、本の海でしょ? 僕ね、あそこの数学の本の所で溺れそうになるのよ、いつも。数学、苦手なんだ」

 そう言った彼は貸出カウンターに向かって駆けていった。そして、カウンターの上に飛び乗ると、ヒャホーと言ってカウンターの中へ頭から飛び込んだ。彼は首を骨折し全治6ヶ月と診断された。
 それ以後、図書館内に「遊泳禁止」のポスターが掲示されることになった。

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■2015年11月09日(月)  不眠
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息子「父さん、何で僕のベッドを部屋から運び出してるの?」
父 「だって、お前、毎日眠れない、って、言ってたろ? 」
息子「ああ、今の研究プロジェクトが暗礁に乗り上げていてね。大変なんだ」
父 「そうか、そんなに研究がうまくいってないか? でも、これからはその眠らなくていい時間を、とことん研究につぎ込めるじゃないか? ある意味、いいことだと思わないか?」 
息子「うーん、そうだな。考えようによってはそれもそうだな。父さんもたまにはいいこと言うじゃないか?」
父 「な、だろ? だから、そのいらないベッドはわしが貰うから」
息子「このくそオヤジ、人の気も知らないで。ベッド、元に戻せ」

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■2015年11月07日(土)  はた迷惑な話
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 とある小学校の運動会では、1等から3等に入ると、この旗の前に並べる。
 小学生の時、この旗、3等の列に並ぶことが大川真一の当面の夢だった。彼はクラスで一番身体が小さかった。そのせいということもないが、身体を使う体育は大の苦手であった。
 徒競走ではビリっけつ。ボールを投げれば明後日の方へ飛んでしまう。キャッチにいたっては後逸する。ドッチボールをやれば味方に当ててしまう。跳び箱を跳べば、跳び箱を跳ばないで体当たり。どうしょうもない奴。クラスの皆からそう呼ばれていた。
 彼もそれなりにうまくなろうとして練習をしてはみたが、練習したからと言って、そう思うように上達はしない。彼にとって、体育の時間は辛い時間だった。
 しかし、そんな彼でも周囲から羨望のまなざしを浴びるときが来た。小学6年の時、マラソンもどきをすることになった。マラソンのまねごとをしようというのである。誰が一番長い距離を走れるか、というルールにした。校庭に敷かれた楕円に沿ってクラス全員が走った。女子の数人が脱落し、そして、徐々に男子の数人が脱落していった。最後に真一だけが残った。
 クラスの誰かが言った。
「真一、インチキしてる」
 その言葉を受けて、また、誰かが言った。
「そうだ、インチキだ」
 やがて大合唱になった。
「狡(ずる)はいけないんだ、いけないんだ」
 最後、クラス学級委員長が締めた。
「はい、ドーピング違反ですね、これは、間違いないです」
「くそー、その手があったか」
「そこまでして勝ちたいのか?」
「すげえー、あいつ頭いいじゃん」
「やっぱ、勝つことに執着してもいいよね」
 クラスの人間がめいめいに真一に対し、賞賛やら罵声やら、ヤジやらその他諸々を浴びせた。耳を覆っていた真一は感極まって叫んだ。
「僕はトッピングなんかしてないぞ」
 彼はドーピングの意味を知らなかった。以後、彼はマラソン能力に開花し、史上最年少で東京オリンピック代表となった。

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■2015年11月02日(月)  大玉転がし
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 大川真一は大玉転がしの競技に参加していた。
 スタート地点を出発したら、50メートル先に立てられている旗を回って、再度、スタート地点に戻るという単純な競技である。
 この旗の前で大玉を減速させて回転するというのが、簡単で難しい奥の深い競技である。
 大川は慎重に大玉を転がしていたのであるが、つい、加速を付けすぎて大玉は旗を通り過ぎて観客席にものすごい勢いを付けて転がっていった。大玉は見事、観客席に突入し、10人ほどの観客をなぎ倒し、止まった。それはまるでボーリングのピンを倒すような光景であった。それを見ていた周囲の観客は一同声を合わせ呟いた。
「ナイス、ストライク」

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