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. 院内研修会について みち 06/07水16:02#r367
. お仲間が増えて嬉しいです 神無月 06/07水17:59#r368
. ありがとうございます みち 06/08木17:28#r369
. ご投稿有難うございます(1) 管理人S-1 06/10土17:56#r370
. 初歩的質問ですみませんが みち 06/12月16:25#r374
. 無題 管理人 06/12月21:26#r375
. ホームページ今ごろ見つけました みち 06/13火17:47#r377
. 気軽に眺めてください 管理人S-1 06/14水00:32#r378
. (2) 管理人S-1 06/10土18:14#r371
 

上の選択記事
.院内研修会について返信  
みち 岐阜 女 06/07水16:02 #r367
初めまして。医療事故防止対策委員会の副委員長をしている医療従事者です。
知りたいと思っていたことを、普通に話している人たちを発見して感激しています。
是非、勉強させて頂きたいと思います。よろしくお願いします。
ところで、当院は中小病院ですが、年2回の研修会をどうするか、毎回頭を悩ませています。
これとこれだけは押さえて、何年か周期でやると良い、というようなプログラムはありませんか。
また、スレットマネジメントについて知りたいのですが、少し前に出ていたスレットに関するビデオってなんでしょうか。
未熟者で申し訳ありませんが、教えて頂けると助かります。
.お仲間が増えて嬉しいです返信  
神無月 06/07水17:59 #r368
専任でセーフティマネージャーをさせて頂いている
神無月と申します。右も左も分からないまま飛び込んで
あたふたしながら・・この場所でいろいろ相談にのって貰いながら
私もようやく2年が過ぎた所です。(当院も中小規模です)
『年2回の研修会をどうするか、毎回頭を悩ませています。』と
いうことですが本当に悩みますよね。
私は専任でやらしてもらっているので、毎月研修しているのですが
参加人数を集めるのに苦労しております。

その中で参考になるものがあればいいのですが・・。
「危険予知トレーニング」看護師、介護福祉士、助手全員にシートをくばり
            考えてもらいました
「医療におけるヒューマンエラー どう防ぐ?戦術は?」
「事故防止の職場環境・・各部署の危険場所の写真撮影」
「間違ってると思っても言い辛いよね!さわやかな<自己表現>のために」 
「患者さん・家族はなぜ訴訟にふみきるのか?」

『紛争の発生とその防止する為に!』・会話・記録と苦情への対応・・
「ひやり・はっと」「事故」報告から事故原因の見つけ方(調査の仕方)
などなど・・・
    あとはロールプレイを入れたりしてます。
きっと管理人さんのところが長くやられているのでもっと
内容が豊富でしょうね〜。


.ありがとうございます返信  
みち 06/08木17:28 #r369
早速お返事頂き、有り難うございます。
こういう書き込みは初めてなので、ルールが良くわかりません。間違っていることはご教授下さい。
記事をさかのぼって読んでいたら、管理人さんのところの研修会の記事があり、重複した質問だったと反省しています。
当院の研修会は、私が薬剤師ということもあり、医薬品メーカーにお世話になっています。
初めのうちは、あるメーカーに「実例に学ぶ医療事故」全6巻、続編3巻を借りて、上映していました。初めの6巻は解説の講師もつけてくれました。
あとはメーカーの紹介してもらってマナーインストラクターの講演を、年に一度は看護部の教育委員会と一緒にやっています。
最近は、マナーに偏りがちと批判もありますが、まずできて当然の事をしっかりと、また全職種対象となると、マナーの話が一番人が集まります。
メーカーの中には、地域貢献のために研修会を受け持ってくれる所があり、今年度第1回は弁護士の講演を世話して頂けることになりました。
その他、手指消毒とかの話もやりましたが、うちは専任の職員がいないので、自分で勉強して職員に講演する、ということは到底負担が大きすぎて無理と思っています。
でも、リスクマネジメントの話は内部の人間がしないと、的を得た研修会はできないですよね。
やりたいのですが兼任では負担が大きすぎて、月に一度ヒヤリハット集計も担当していますが、本業の残業が増えてしまってます。
みなさんのご苦労も教えて下さい。

.ご投稿有難うございます(1)返信  
管理人S-1 06/10土17:56 #r370
みちさん。はじめまして。 ご投稿有難うございます。管理人S-1です。

>これとこれだけは押さえて、何年か周期でやると良い、というようなプログ
ラムというのがあればよいのでしょうが・・・

2年まえにそういうことを考えてアウトラインだけ作った(考えた?)ことが
ありますが、いろんな事情でつぶれたというか、実際には作る事が出来なかっ
た経験があります。
一貫性のあるプログラムを作って、定期的にそれをアップデ−トしていくとい
うのは、全くそのとおりで「年2回の研修」という名の(偉い先生の)「講演」
などよりもよほど大事だと思います。レポ−トの分析なども、自分の病院をど
んな組織にするために、どうやって変えていくのかという全体像のなかで位置
付けなければ・・・・・ですね。
僕自身も(一度挫折した?)全体像を考える作業を再開したいと考えています。

番外の7と16に当院での「行き当たりばったり」の研修記録を載せてあります。
7は数年前のもので、ほとんど全記録です。16は今年の新人向けものですがレジ
メと注釈です。掲示板の11/6のところにも少し書いてあります。

ほんとうは小さな病院の稚拙な研修記録を公開するなど、本当に穴があったら
入りたいほど恥ずかしいのです。しかし公開する事によって「外の眼」からご
意見やご批判をいただきなんとか少しでも良い研修にしたいと願っています。
メールででもけっこうです。宜しくお願いいたします。
.初歩的質問ですみませんが返信  
みち 06/12月16:25 #r374
管理人さん、ご丁寧に教えていただきありがとうございます。ところで、ほんとに初歩的質問で申し訳ないのですが

>番外の7と16に当院での「行き当たりばったり」の研修記録を載せてあります。

この「番外」というのは、どうやったらみられるのですか。ずぶの素人でほんとにすみません。
.無題返信  
管理人 06/12月21:26 #r375
こんばんは。また当直中の管理人です。
ここですが
こちら
.ホームページ今ごろ見つけました返信  
みち 06/13火17:47 #r377
主客転倒といいますか、申し訳ありませんでした。
掲示板から入ってリストアップしたため、ホームページに気づきませんでした。ちゃんとホームページを読んで勉強した上で書き込みに参加しないといけなかったのですね。これからしっかり読ませていただきます。
.気軽に眺めてください返信  
管理人S-1 06/14水00:32 #r378
見つけていただき有難うございます

>ホームページを読んで勉強
「勉強」になるほどのものではありません。「HFグループ」と自称する院内の
小さなグループで「勉強?」してきたものを「読み物」として院内LANに連載し
それを少しだけ書き換えてここに載せてあります。所詮、素人の雑文です。
 お暇なときに気軽にお読みになりそしてご意見、ご批判をください。それが
私達の希望なのです。
 間違いの指摘などはメールでどうぞ。
.(2)返信  
管理人S-1 06/10土18:14 #r371
《スレットマネージメント》について

 これはちょっと航空界の事故対策の流れを知った方がわかりやすいと思います。
航空界の事故の歴史を考えるとき機材や管制などの進歩・改善によって、70年
代までは事故率は毎年のように低下し航空輸送は信頼性を得てきました。ところ
が70年代以後、事故率の低下は横這いとなってしまいました。一方航空の輸送
量(発着回数)は増加、機材も大型化し、これからもますます需要は増えること
が予想されています。と、いうことは事故率をさらに下げなければ事故数は増え
続け「一週間に一度ジャンボ機が落ちる」状態になりかねないことが推定されま
した。
 事故を要因別に分析してみると、機材に問題が無いにもかかわらずに起きてし
まった事故。あるいは機材やその他に多少の問題があったにしろ、クルーが適切
に対処していれば・・・という、いわゆる人間の要因が60%以上をしめる結果と
なりました。そこで各航空会社は80年代の後半からCRMというトレーニングを
導入しました。さらに90年代の後半からは「スレット」(エラーを起こしやすく
する要因)という概念を導入し、それに対処するために「スレット&エラーマネ
ージメント」というあたらしい(エラーマネージメントをさらに広げたような?)
事故防止への取り組みを開始しはじめたのです(JAL,ANAは「導入予定」だそう
です)。
 TEMはLOSA(ラインオペレーションセイフテイオーデット)と組み合わせて利
用されるということです。今までProactiveな対策としては各種のsafety report
が行われていましたがそれに加えて「normal operationからデータを把握しよう」
というもののひとつです。
 Normal operationからデータ(危険要因)の把握をする方法としてはDFDR(デ
ジタルフライトデータレコーダー)を解析することによって(異常とはいえない、
しかしデータ上)正常からは逸脱したような運航を把握することは可能となってい
ました。しかしこれだけでは「逸脱したことはわかるが、何故か?はわからない
(かつ事故でもインシデントでもないのでほとんどはそのまま、となる)」という
ことから、LOSAという、(スレットやエラーをみつける?)トレーニングを受けた
専門家が正常運航をジャンプシートからauditする方法、が考えられました。そして
そこでは運航のどんなphaseでどんな事がクルーのスレットになっているのか(発
生しているのか)、それに対してクルーはうまく対処しているのかを観察していく
ようです。
 これはもちろん審査や訓練のフライトとは区別され匿名の記録になります。

 このLOSAで把握したスレットについての対処法のトレーニングがTEMということ
のようです。「エラーマネージメントは過去をmanageし、スレットマネージメント
は未来をmanageする。将来を見通す訓練」とも言われているようです。

詳しくは
日本航空ジャパンのサイト
  こちら
ICAOのサイト(pptファイルですが最初の二つをご覧になるとイメ―ジをつかむこ
とができると思います)
  こちら
テキサス大学のサイト 
 をご覧になると良いと思います。

テキサス大学のHelmreich教授は医療版も提案されていますが、僕自身はまだ
まだわからないことが多く判断できないでいます。ただ、印象としては「手術
室」のような時間的にも空間的にも限定されたような設定だとイメージできそ
うな気がしています。
 相変わらずの「聞きかじり」の「感想」ですみません。
 間違っているかもしれません。英語も弱いですし・・(笑)


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2006/06/14水00:32