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.お役所には・・返信  
当直中の管理人 10/19火19:40 #r96
「事故」の際の第三者機関の話題は別に書こうと思いますが、何でも結局現場に
押し付ける「お役所」に対する意見は神無月さんと全く同感です。

厚労省も「間違えやすい薬の名前」なんてことを「親切めかして」注意喚起など
していないで認可の時にチェックする必要があります。「商標登録されているの
で難しい」なんて事をきっと言うでしょうが、お役所の許認可権はこういう時に
こそ役にたたせてほしいものですね。

 また最近「ジェネリック品」の名称をどうにかする、様なことを言ってますが、
ジェネリック品を普及させようというのならこんなに氾濫する前に少なくとも
「名称」は整理すべきでしたね。程度の低い受験問題の「ひっかけ」の様な名前
が多く、他院からの紹介状を読んでも全く判らない?薬が沢山あります。ごく普
通の薬のはずが「調べなければわからない」名称になっています。(一般の方か
ら見ると冗談のような名前まであります)

またどうして(特許の切れた)先発品の薬価を殆ど下げないのかも不思議です。
先発品の薬価を適切な価格にまで下げると(いろんな名前の、多分効き目も違う)
ジェネリック品の必要がなくなり(医療費も下がるでしょうし)、HF的には私た
ちの「認知負担」も減りますね。

薬じゃないですがチューブ(点滴と胃管を間違えるという問題)についても
「米国では20年以上前に認可されなかったのでそんなことは以後起きていませ
ん。たったそれだけで済んだはずのことなのです」と何年か前に李啓充先生が
お話していました。

 まさに「事故は会議室で用意され、現場で現れる」のよい例ですね。



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