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.微妙なバランス返信  
管理人S-1 10/16土23:01 #r95

「改善」は本当は新しくシステムをつくることよりもずっと難しいと思います。

「古くて効率の悪そうなシステム」(病棟を想定してみてもいいかもしれません)、
しかしとりあえず事故もおきていないシステム、があったとします。そんなところに
「改善」意欲満々の新しい管理者がやってきました。新しい管理者は、いままで外
から見ていたそのシステムの欠点を次々指摘し、「改善」が始まります。効率は(企業で
いうと生産性ですか?)確かに見違えてあがりました。しかし、6ヶ月事故が・・・。

 こんな事が起きないかといつも不安に思っています。
産業界では「工場長が変わって6ヶ月後に事故がおきる」という言い方があるそうです。
自分のカラ−を出したい、自分の実力を示したい、と張り切るのでしょうが・・・

 神無月さんの言われる「正しい知識」はもちろん、「仕事の全体像への理解」が十分あれば
よいのだろうなと思っていました。でも「古くても安定したシステム」には人間の動き(人間
関係)なども含めた(うまく表現できませんが)(一見無駄とも思えるような)「微妙なバラ
ンス」があるような気がします。「安定したシステム」をあえて「いじる」(改善)時には
このバランスが崩れることがある、ということを常に頭に置かなければならないと思います。
でも「改善」に張り切っている本人にはそんなことを言っても耳に入らないでしょうから、
他の人ですね。その役目は。

ぼくは「抵抗勢力」ですかね(笑)。

「俺の眼は HFの眼だ!」といっても「いや小姑(こじゅうと)の眼だ」と返されてしまうし、
道は険しい?ですね。

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2004/10/19火22:20