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「現代科学否定厨を否定」への返事2



著者 高田敞

(以下{ }内は、「現代科学否定厨を否定」よりの引用。黒字は「現代科学否定厨を否定」の原文です。青字は、私の返事です)



へいこく雑記帳の科学否定の誤りを指摘する。

宇宙論

光の化石七不思議の1

なぜ、背景放射は光なのに満ちることができるのか
ビッグバンの光は、あっという間に宇宙のかなたへ飛び去ってしまったのじゃないだろうか。
のろまな物質(地球)などを置いてけぼりにして。
飛び去った光をいくら技術が進歩したからといって、どうしてもう一度見ることができるのだろう。
全宇宙の物質と、光が分離したときの宇宙の直径は、最大で、76万光年だったということです。
 私たちの銀河系が直径10万光年だということだそうです。宇宙には銀河が少なくとも1000億個はあるといわれています。
直径76万光年の球の中にどんな風にその全部が詰まっていたのだろう。
よくブラックホールにならなかったこと。
宇宙が直径76万光年だったとき、その外はどうなってたんだろう。
宇宙の端っこにいた光はどうしたんだろうね。0.0001ミリ外は何にもない奈落だから、怖くて引き返したのかね。
もし、1点から宇宙が始まって、球状に膨張して行ったなら、必ずその球の表面が存在するはずです。
奈落と接する部分があると私は思うのですが。

惜しいですね。
相対性理論で空間が曲がるということと球の表面までたどりついていながら
4
次元球を導き出すことができなかったとは。
4
次元球の表面は3次元です。体積は有限だが境界はない。奈落なんてものは存在しないのです。
ブラックホールにならなかったのは「空間の膨張速度」>「重力」だったから。
さらに初期のグルーオンプラズマ時代の宇宙に関してはまだ現代物理学でも知見が揺れているところだ。

 

問題

4次元球を導き出すことができなかったとは。
4
次元球の表面は3次元です。体積は有限だが境界はない。奈落なんてものは存在しないのです。}

返事

4次元球は仮説です。今まで4次元を観測したり、実験で作り出した人はいません。

 

現代科学は観測からなっている。決して妄想の産物ではない。
まず観測ありきで観測に合った理論を組み立てる。}

 と述べていますが、4次元球は観測されていないのでこれにあっていません。

 私は、4次元はないと考えています。われわれの住む宇宙は、3次元です。それ以外の次元の世界が観測されていないのは、3次元以外の世界がないということだと考えます。理由は{まず観測ありきで観測に合った理論を組み立てる。}からです。

 今、100億光年ほど遠くまで、観測されているようです。その宇宙は曲がっていないということです。どこまでも平坦だそうです。そして3次元です。1次元も、2次元も4次元も観測されていません。もちろん125次元も見つかっていません。今は次元の数は、4次元どころか、3ケタまで進んでいるということです。そのうち、1万次元とか、100億次元とか考えだす人も現れてくるのではないでしょうか。そんなことはないって。いえ4次元があれば、何次元だって可能です。現に現代科学になって、数十年で100次元を越えたのだから。限界があるという根拠はないのだし。思想信条の自由はあるのだから、言ったもん勝ちでしょう。100次元のそれぞれに100次元がついたら一万次元になるし、それのそれぞれに一万次元がつけば、一億次元になるのだから簡単ですよ。言うは易し、行うは難しですけど。

私は、今まで観測されていない、そしてわれわれ3次元生物には4次元は観測できないからこれからも観測されることはないと言われて(言い訳して)いる4次元こそ、妄想の産物と考えています。

質問

 不勉強なもので教えてください。

・ 3次元は縦横高さからなっています。では4次元はそれに何がくっつくのですか?

・ 4次元宇宙の物質はどのような形をしているのですか?

4次元球の表面は3次元です。}ということですが、4次元は球だということがどのように分かったのですか?球は3次元ですよね。残りの一次元では球になれない気がしますが。

・この世界が4次元球の表面だとしたら、曲がっているということですか。3次元世界が曲がるとはどこがどのようになっているのですか?その曲がりは観測されましたか?

・4次元球の表面が3次元だということですが、では4次元球の中身は何なのですか?

・{体積は有限だが境界はない}とは実際にどのような空間なのですか?

風船の表面が2次元でその表面を蟻はグルグル回るという話は見たことがあります。でもそれは境界がないということではありません。グルグル回るだけです。蟻はやがて、自分がつけた匂いにたどり着くでしょう。蟻は上を見上げます。そこに果てしなく広がる空を見るでしょう。羽蟻になって飛んでいくでしょう。蟻は下を見ます。そして穴を掘って、潜り込むでしょう。

なぜか。2次元も人間の都合で作った観念の世界だからです。実際の世界に2次元は存在しないのです。風船の表面は曲がっているので3次元です。どんなに平らな面も高さがなければ存在できません。2次元はこの世界に存在しないのです。だから、それを使ったたとえ話も、現実には存在できません。出発点が現実ではないのですから。妄想に近いものです。妄想から出たことは妄想から一歩も出ることはできません

 

たとえば、分厚い、空洞になったゴム膜がとりまく風船状のものを考えます。その中を人はグルグル回ります。果てはなさそうです。しかし、ゴム膜の中も、ゴム膜の外も同じ3次元の空間で同じです。ゴム膜で区切られているだけです。檻の中のクマと一緒です。檻の中を果てしなくグルグル回っているにすぎません。蟻のように上と、下を見ればいいのです。3次元住人にはそれがわからない、ということなのでしょう。それは4次元がわれわれには見えないからなのですか、それとも4次元がないからなのですか。私は書いたように、4次元がないからだと考えます。あると信じている人だって上に書いたようなことに答えられないでしょう。4次元世界の姿を想像することさえできないのは、3次元世界の住人の限界ではなく、4次元がないからです。

 あなたも4次元の形は空想すらできないのじゃありませんか?

問題

ブラックホールにならなかったのは「空間の膨張速度」>「重力」だったから。}

返事

地球を直径9ミリくらいにすると、地球も、ブラックホールになるそうです。全宇宙の物質を直径76万光年に詰め込んだら、ブラックホールになってしまわないですかね。「空間の膨張速度」<「重力」となって。ハッブル定数だと、直径76万光年の空間膨張はせいぜい秒速数メートルくらいでしょう。そのうえ、インフレーションビッグバン説では、全物質の6倍ほどのダークマターもあるということですから、とても{「空間の膨張速度」>「重力」}ということにはならないと思います。初期宇宙がなにか特別な仕掛けがあれば別ですが。まあ、インフレーションビッグバン説は何でもありですから、なんかあるのでしょう。なんせ、電子顕微鏡でも見えないくらい小さな宇宙が、どのような時計でも計れないほど短い時間に、この宇宙の何百倍にも膨れた、などと言っているのですから、どんなことでもおこるでしょう。言うは易し、行うは難し、ですよ。

10のマイナス143乗時間の間に、この宇宙の1兆倍の一兆倍の一兆倍に宇宙は膨張した。言うのは簡単です。これくらいのことは私だっていえますから。そんなの何の根拠も証拠もない、って反論するでしょう。でもインフレーションだって、何の根拠もないし何の証拠もないのですよ。今確認されている、すべての物理法則と完全に矛盾しているのが、インフレーションです。その仕組みもそのエネルギーも、何もわかってないのですよ。奇想天外なことを言ってるだけですから。わたしのと同じです。私のがありっこないのと同じで、インフレーションなどありっこないのですよ。承服できないでしょう。違いはなにかわかりますか。私のは名もない私が言って、インフレーションは有名な学者が言ってる、ことだけです。え、科学者は頭が良くて、いっぱい研究してるって。それなら、インフレーションのエネルギーくらい見つけて証明するべきでしょ。謎のエネルギー謎の相転移、それしか分からないんですから、私と同じでしょ。インフレーションを信じているというのは単なる権威主義にすぎないのじゃないですか。

まあ、互いに空想の話をしていてもなんですから、もう少し考えてみます。

全宇宙の物質を直径76万光年に詰め込む話です。

ここに 直径10万光年の銀河を詰め込んでみましょう。直径10万光年というのは普通の大きさの銀河です。これを、1000個詰め込んでみましょう。かなり押し合いへしあいになるでしょう。銀河どうしは重なるでしょう。では100万個詰め込んでみましょう。重なり合っているでしょう。では1億個詰め込むとどうなるでしょう。おなじ箇所におそらく何万と重なるでしょう。では1000億個詰め込んでみましょう。ぎっしりでしょう。おそらく星と星がくっつくくらいでしょう。そのほかに、ガスがあます。これは星に引けを取らないくらいあります。銀河と銀河の間にも、ガスがあります。希薄でも、体積は膨大ですから、ガスの量も膨大です。今観測されている物質だけでもそれくらいです。そのほかに、その5,6倍ものダークマターがあるということです。

太陽系と比べてみます。太陽系の方が希薄でしょう。おそらく、太陽そのものより、密度が高いでしょう。

太陽系は膨張していません。太陽も膨張していません。それどころか、銀河系とアンドロメダ銀河は近づいています。間は230万光年ということです。76万光年の宇宙に宇宙の全物質が詰まっていると、アンドロメダと銀河系の間の距離には、何百何千の銀河に匹敵する物質が詰まっていたことでしょう。たった二つの銀河が230万光年に離れていてさえ、その万有引力で接近するのです。76万光年にその何十億倍もの物質が詰まっていたら膨張できるわけはないとは考えませんか。それどころか、それこそ、引力で、つぶれてしまうと私は考えます。1点から始まったものは元の1点に戻る。少なくとも{「空間の膨張速度」>「重力」}になるわけはないと思います。

 

光の化石七不思議の2,3  

なぜ、ビッグバンの光だけマイクロ波になってしまったのか
ビッグバンの光が、138億年たってマイクロ波になるのなら、
銀河の光だって、130億年たったら、マイクロ波に近いものになっても不思議じゃない。

なぜ、マイクロ波の温度は3kなのか
どうして、7Kと予測した「背景放射はビッグバン起源」説のほうが、背景放射を独り占めしたんだろう。
独り占めするならば、エレンスト・レゲナーが一番近いから優勝という風にはいかないのかしら。
クイズなら近いほうが勝ちなんだけれどね。

130億年前と138億年前には大きな違いがあります。
それは130億年前が宇宙誕生から8億年たっているのに対して
138
億年前は宇宙誕生からわずかだということです。
問題

{なぜ、ビッグバンの光だけマイクロ波になってしまったのか
ビッグバンの光が、138億年たってマイクロ波になるのなら、
銀河の光だって、130億年たったら、マイクロ波に近いものになっても不思議じゃない。}

返事
遠い銀河の光はどれくらい赤方偏移しているのでしょうか。勉強不足でよく分からなので教えてください。ハッブル望遠鏡で映るということのようですから。赤外線領域なのでしょうか。

問題

{赤方偏移は現在の宇宙の体積比に依るので130億年前と138億年前では大きな差がある。
それがビッグバン時のγ線がマイクロ波になって遠方の銀河がマイクロ波にならない理由である。}
返事

130億年前と138億年前では大きな差がある。}ということですが、違いは138分の8じゃないのですか。

宇宙が後8億年たつと、銀河誕生後138億年になるので、遠い銀河も3Kのマイクロ波になるでしょうか。今も宇宙は膨張しているというし、第二の、インフレーションが起こっているという人もいますから。それに、もともと、銀河の光はγ線以外の、周波数の低い光が多いから、あと八億年たたなくてもそれはあっさりマイクロ波にまで赤方偏移していてもおかしくないような気がしますが。

どうなんでしょう。

私は、宇宙背景放射は、ビッグバンの光ではなく、ビッグバン説以前からある、宇宙のガスや塵が出す光説が正しいと考えています。宇宙の平均温度が2,7Kで、その温度の物質が出す、黒体放射の光ということです。この説は、科学的に否定されたのでなく、ビッグバン論者は無視を決め込んでいます。否定できないからだと考えます。宇宙には、さまざまな物資が浮かんでいます。物質はその温度に応じた黒体放射をします。だから宇宙空間に浮かぶ分子も、黒体放射をしているはずです。それが宇宙背景放射だと考えます。

 これなら、宇宙がある限り、地球に光は降り注ぎます。しかし、ビッグバン光りだとしたら、消えなくてはなりません。超新星の光が、見え始めてから、数カ月後には消えてしまうようにです。超新星の光がなぜ消えるかというと、超新星の爆発が終わってしまうからです。爆発が始まって、6カ月爆発が続いたら、見えるのは、6ヶ月間だけです。超新星の爆発が50万年続いたらどうでしょう。見える期間は50万年です。では、ビッグバンの爆発が50万年続いたらどうでしょう。見えるのは、50万年間だけです。ビッグバンが100万円続いたら、見えるのは100万年間です。ビッグバンの名残のh仮と言っても、いつまでも見え続けるというわけにはいかないと思うのですが。宇宙の塵なら、いつまでも、光をだし続けているのでいつまでも見え続けます。光はなくならないかって。無くならないのです。出された光を他の分子が受け取って、温度を上げ、また光を放出するのです。受け取る光と、出す光が釣り合っているところが、2,7kなのです。エネルギー不変則から、この温度は永久に一定になります。いつまでも背景放射が見える理由です。

問題

{科学では多数決とか一番近い人が優勝とはならない。
観測結果と矛盾する理論は棄却されるというだけのこと。}

返事

そのとおりだと思います。宇宙の塵が出す光だという化学者は、2,7Kといっていました。ビッグバン論者のガモフは7kといっていました。観測結果と一致したのは、宇宙の塵派です。ガモフの7kは、観測結果と矛盾していますから、棄却されるのではないでしょうか。相対論者は、観測結果が出てから大急ぎで理論を修正して、2,7kにしています。だから、私は、塵派が正しいのじゃないかと考えています。
{宇宙に塵は存在しない。塵が充満している(数十万光年クラスの)空間というのはガスより密度が圧倒的な桁数で高い。}

返事

宇宙に塵は観測されています。塵といってもガスと変わりありません。さまざまな分子です。掃除機で掃除する塵ではありません。
{そんなもんが満ちてたらブラックホール化するわ。}

返事

ブラックホール化する理論はありますか?

物質は重力があるから、時間があると必ずくっつくというのは短絡です。

宇宙空間に二つの物質が離れて存在するとします。引力で引き合って速度を上げながら衝突します。すると跳ね返ります。エネルギーが他に変化しなければ、もとのところに戻ります。エネルギー不変則です。作用反作用の理論です。

 これはご存じのように、まず、離れてある物質が、万有引力によって接近します。そのとき物質が持っていた位置エネルギーが、運動エネルギーに変化します。位置エネルギーは減少し、運動エネルギーが増加します。そして衝突します。このとき、物質が持っていた位置エネルギーのすべてが運動エネルギーに変化しています。だからその運動エネルギーで跳ね返ります。すると、離れていく物質の運動エネルギーが位置エネルギーに変化していきます。そして、運動エネルギーが、すべて位置エネルギーに変化したとき止まります。エネルギーロスがないときは、もとの位置に戻ります。

二つの物質が離れて存在すると、位置エネルギーを持ちます。その位置エネルギーは二つの物質の持つ万有引力より生じます。したがって、引き合う、万有引力と、位置エネルギーは一致します。したがって、必ずもとの位置に戻ります。

星ができるとき、この位置エネルギーが邪魔になり星になれません。でも実際には星があります。それは、星間ガスの持つ位置エネルギーが互いに近づくことで変化した運動エネルギーがガス分子の衝突により一部が熱エネルギーに変化し、それを電磁波として放出するから、位置エネルギーが減少しもとの位置まで跳ね返れなくなるからです。最後は電磁波放出では足りなくなって、ジェットとして、プラズマを放出したりします。

これでも、やはり、時間が十分あれば全宇宙の物質がくっつくじゃないかということです。しかし、放出された、エネルギーは他の物質を散らばらせます。斥力になるのです。引力から同じエネルギーの大きさを持つ位置エネルギーという斥力が生まれているのですから、宇宙全体では、引力と斥力が同じ大きさなので、必ず、宇宙はもとの位置にバラバラになります。

宇宙の物質はくっついたり離れたりを繰り返し、なかなかブラックホールにはなれないのです。ブラックホールだって、巨大なエネルギーの固まりだとしたら、いずれ、バラバラになるはずです。エントロピーです。ブラックホールだって、宇宙全体のエネルギー循環から逃れられないと私は考えます。
{しかもそんなブラックホールが存在したら暗黒物質もびっくりな重力異常が観測されるがそんな事実はない。

返事

上に書いたように、全宇宙がブラックホールになることはないと私は考えています。