2003.1.19
アイス・クライミングが出来る日は、
一年で本当に限られた日だけと教わる
登るのにふさわしい滝になるには、
凍てついた日が1週間続いて欲しいそうだ
この日は少し暖かく、心配しながら出かけた
都留インターで降りて、駐車場まで向かう
3台やっと位の駐車スペースにどうにか突っ込む
ここで、アイゼンを付け準備だ
1時間位の雪道歩きで最初の滝に出た
初心者には、確保なしでは登れない大滝が現れる
今回のメンバーは
リーダーにアイスクライミングが初めての3人だ
リーダーが、トップのための準備する
いつものことならがら、
クライミングはトップロープのリーダーの準備が大変だ
身に付けた物の重さがどの位あるのかな、と考える
でも、そんな言葉は口にしない
大変だと思うなら、
俺を楽にするようなってくれ
と言われるから・・
私たちは腰にハーネスを付ける
さて、始まりだ
リーダーが、自己確保しながら慎重に順調に登っていく
初めの小さな滝は確保なしで登る
これが自分の背丈ほどでも最初は怖い・・
片手ずつアイスバイルをしっかりと打ち込み、
外れないこと確かめてアイゼンの足を氷壁に打ち込む
3点確保だ
小さくても登れると嬉しくなる
リーダーが上にたどり着く
これから上でで私たちを確保する準備をする
最初は山の大ベテランのYさんから登る
アイスクライミングは普通の山とも岩とも違うらしい
光沢寺の岩トレでは、、最初からるする登ったというYさんだがなかなか進まない
アイスチューブが、アイゼンが
しっかり支えているか心配しているのが、下から見ていてもよく分かる
上から、「何度も打ち直すな!」と言う声がやっと聞こえる
川の流れに音はかき消され、声が響いて聞き取りにくい
キチンと刺さっているかと心配して、,氷をゴリゴリすると、
穴が大きくなりかえって抜けやすいと最初に注意を受けている
下から声をかけたらいらだち、うるさい!と怒鳴られ私たちは黙って待った
やっとのことでYさんが上に着き、Aさん、私と続いた
Aさんは、片足のアイゼンがないとと思えないリズミカルさで登って行った
私はヘタで時間がかかると遠慮して、最後にしてもらっていた
でも、私の気楽な性格は、確保されているのだから大丈夫という安心感で登れた
怖かった、楽しかった、もっと登りたかった
でも、私たち3人の力と時間の問題でここで終わった
足
この日は、この後に大変なことが起こる
その話は機会があればどこかでお話しましょう
アイス・チューブ
普段は危ないので
水道のホースの先を切ったものをはめておきます
刃こぼれしたら、、丸いヤスリで磨きます
幸い滝はアイスクライミングに耐える程度に凍っていた
でも、気温が上がると氷の表面が剥がれやすくなり危険だ
手早く支度して、早い時間に登ろう、と・・
この後の滝で、Aさんが片足のアイゼンを失くしている事に気づく
Aさんは、私はここで待つから皆で行ってきてと言ったが
アイゼンなしで登れたはずないから
この前の滝との間だから探そう、
とリーダーが言い2人で探しに行く
1時間探しても見つからずそのまま進む
足元では氷の魔術ガラス細工より素晴らしかった