[前へ] [目次へ] [次へ]
このクラスは他のDRを回転描画するためのDRクラスです。
このクラスはDRの描画を一度キャッシュし、さらに回転演算を加えたDRとして動作します。
DR系クラスは描画に必要な情報を保持するクラスで、
INativeDrawResource での描画に対応したクラスを介して描画されます。
このクラスのインスタンスが消滅した時、
そのインスタンスへのリンクは強制的に解除されます。
描画に使用しているDRインスタンスを消滅させないようにしてください。
一番簡単にDRを画面に表示するには DRWindow クラスを使用します。
●継承
このクラスは継承をしていません。
●インターフェイスとインターフェイスメソッド
implements INativeDrawResource
(C++レベルキャスト)IFGESDrawResource
●クラスメソッド
このクラスはクラスメソッドを持っていません。
●クラスメンバメソッド
●クラス共有変数
このクラスはクラス共有変数を持っていません。
●インスタンス変数
このクラスはインスタンス変数を持っていません。
●C++レベル追加情報
クラスID: FGES_CLASSID_DRROTATEDR
クラス名: FGES_DRRotateDR
DRRotateDR::SetDrawMode
public Bool SetDrawMode( INativeInteger? drawmode=NULL, INativeBool? clearmode=NULL)
このドローリソースを描画する方法を設定します。
このクラスでは使用できる描画方法が制限されていることに注意してください。
戻り値:処理に成功すると真を返します。
INativeInteger? drawmode=NULL :描画方法。以下のいずれか。
識別名 | 内容 |
---|
DRBitmap::COPY | 画像の色と透過度で上書きします(デフォルト) |
DRBitmap::COPYC | 画像の色のみを上書きします |
DRBitmap::ALPHA | 画像を透過描画します |
DRBitmap::BLEND | 画像を半透明描画します |
DRBitmap::LAYER | 画像をレイヤー描画します |
DRBitmap::BACK | 画像を背後に描画します |
DRBitmap::ALPHABLEND | 画像を透過半透明描画します |
DRBitmap::LAYERBLEND | 画像をレイヤー半透明描画します |
DRBitmap::BACKBLEND | 画像を背後に半透明描画します |
DRBitmap::MIXALPHA | 画像を透過合成します |
DRBitmap::MIXBLEND | 画像を半透明合成します |
DRBitmap::MIXLAYER | 画像をレイヤー合成します |
DRBitmap::MIXBACK | 画像を背後に合成します |
DRBitmap::MIXALPHABLEND | 画像を透過半透明合成します |
DRBitmap::MIXLAYERBLEND | 画像をレイヤー半透明合成します |
DRBitmap::MIXBACKBLEND | 画像を背後に半透明合成します |
DRBitmap::COPYTONE | 画像を色変換して上書きします |
DRBitmap::TONE | 画像を色変換して色のみに描画します |
DRBitmap::ALPHATONE | 画像を色変換して透過描画します |
DRBitmap::LAYERTONE | 画像を色変換してレイヤー描画します |
DRBitmap::BACKTONE | 画像を色変換して背後に描画します |
DRBitmap::MIXTONE | 画像を色変換して合成します |
DRBitmap::MIXALPHATONE | 画像を色変換して透過合成します |
DRBitmap::MIXLAYERTONE | 画像を色変換してレイヤー合成します |
DRBitmap::MIXBACKTONE | 画像を色変換して背後に合成します |
DRBitmap::COPYA | 画像をアルファコピーします |
DRBitmap::MULA | 画像をアルファ乗算します |
DRBitmap::REVMULA | 画像をアルファ逆乗算します |
DRBitmap::ADDA | 画像をアルファ加算します |
DRBitmap::SUBA | 画像をアルファ減算します |
INativeBool? clearmode=NULL :真の場合、再描画時にキャッシュを基本色で塗りつぶします。
空参照を指定した場合、偽として扱います。
先頭へ
DRRotateDR::GetDrawMode
public Integer GetDrawMode()const
このドローリソースを描画する方法を取得します。
戻り値:このDRの描画方法。以下のいずれか。
識別名 | 内容 |
---|
DRBitmap::COPY | 画像の色と透過度で上書きします |
DRBitmap::COPYC | 画像の色のみを上書きします |
DRBitmap::ALPHA | 画像を透過描画します |
DRBitmap::BLEND | 画像を半透明描画します |
DRBitmap::LAYER | 画像をレイヤー描画します |
DRBitmap::BACK | 画像を背後に描画します |
DRBitmap::ALPHABLEND | 画像を透過半透明描画します |
DRBitmap::LAYERBLEND | 画像をレイヤー半透明描画します |
DRBitmap::BACKBLEND | 画像を背後に半透明描画します |
DRBitmap::MIXALPHA | 画像を透過合成します |
DRBitmap::MIXBLEND | 画像を半透明合成します |
DRBitmap::MIXLAYER | 画像をレイヤー合成します |
DRBitmap::MIXBACK | 画像を背後に合成します |
DRBitmap::MIXALPHABLEND | 画像を透過半透明合成します |
DRBitmap::MIXLAYERBLEND | 画像をレイヤー半透明合成します |
DRBitmap::MIXBACKBLEND | 画像を背後に半透明合成します |
DRBitmap::COPYTONE | 画像を色変換して上書きします |
DRBitmap::TONE | 画像を色変換して色のみに描画します |
DRBitmap::ALPHATONE | 画像を色変換して透過描画します |
DRBitmap::LAYERTONE | 画像を色変換してレイヤー描画します |
DRBitmap::BACKTONE | 画像を色変換して背後に描画します |
DRBitmap::MIXTONE | 画像を色変換して合成します |
DRBitmap::MIXALPHATONE | 画像を色変換して透過合成します |
DRBitmap::MIXLAYERTONE | 画像を色変換してレイヤー合成します |
DRBitmap::MIXBACKTONE | 画像を色変換して背後に合成します |
DRBitmap::COPYA | 画像をアルファコピーします |
DRBitmap::MULA | 画像をアルファ乗算します |
DRBitmap::REVMULA | 画像をアルファ逆乗算します |
DRBitmap::ADDA | 画像をアルファ加算します |
DRBitmap::SUBA | 画像をアルファ減算します |
DRRotateDR::GetClearMode
public Bool GetClearMode()const
このドローリソースの再描画を行う場合に、
キャッシュを一度基本色で塗りつぶすかどうかを取得します。
戻り値:再描画時にキャッシュを基本色で塗りつぶす場合真を返します。
先頭へ
DRRotateDR::SetAlpha
public void SetAlpha( INativeInteger alv)
このドローリソースを半透明描画する場合の透過度を設定します。
現在の描画モードが透過度を必要としない場合、設定はされますが表面上の変化はありません。
INativeInteger alv :設定する透過度(0〜255)
先頭へ
DRRotateDR::GetAlpha
public Integer GetAlpha()const
このドローリソースに設定されている透過度を取得します。
戻り値:現在設定されている透過度。
先頭へ
DRRotateDR::SetTone
public Bool SetTone( INativeInteger color,
INativeInteger r_power, INativeInteger g_power, INativeInteger b_power)
このドローリソースを色変換描画する場合の色を設定します。
現在の描画モードが色を必要としない場合、設定はされますが表面上の変化はありません。
戻り値:設定に成功すると真を返します。
INativeInteger color :色変換に使う色
INativeInteger r_power :色変換する時の赤影響力(0〜256)
INativeInteger g_power :色変換する時の緑影響力(0〜256)
INativeInteger b_power :色変換する時の青影響力(0〜256)
先頭へ
DRRotateDR::GetTone
public Bool GetTone(editable INativeInteger? color,editable INativeInteger? r_power,
editable INativeInteger? g_power,editable INativeInteger? b_power)const
このドローリソースを色変換描画する場合の色を取得します。
戻り値:取得に成功すると真を返します。
editable INativeInteger? color :[出力]色変換に使う色
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? r_power :[出力]色変換する時の赤影響力(0〜256)
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? g_power :[出力]色変換する時の緑影響力(0〜256)
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? b_power :[出力]色変換する時の青影響力(0〜256)
空参照を指定した場合、無視します。
先頭へ
DRRotateDR::SetBaseColor
public void SetBaseColor( INativeInteger color)
DRキャッシュをクリアする場合に塗りつぶす色と透過度を設定します。
ここで設定した値はキャッシュをクリアする設定にした場合のみ使用されます。
INativeInteger color :設定する基本色および透過度。
先頭へ
DRRotateDR::GetBaseColor
public Integer GetBaseColor()const
DRキャッシュをクリアする場合の基本色と透過度を取得します。
戻り値:現在設定されている基本色と透過度。
先頭へ
DRRotateDR::SetColorMatrix
public Bool SetColorMatrix( PFloatArray matrix, INativeInteger? alv=NULL)
ドローリソースの描画内容に適用する色変換行列を設定します。
色変換行列はRGBAの各要素ごとにRGBAそれぞれに係数を掛けたものと定数を合計したものを計算して書き戻します。
以下の説明で、例えば「R←G」は「 要素値*緑の値 を赤の値とする 」を意味し、RGBAはそれぞれの要素、Cは定数です。
指定する色変換行列は要素数が決まっていて、以下にない要素数の場合は例外になります。
●要素数3(3x1[R,G,B][自色]行列)
[R←R,G←G,B←B]
●要素数4(4x1[R,G,B,A][自色]行列)
[R←R,G←G,B←B,A←A]
●要素数6(3x2[R,G,B][自色,C]行列)
[R←R,R+=C,G←G,G+=C,B←B,B+=C]
●要素数8(4x2[R,G,B,A][自色,C]行列)
[R←R,R+=C,G←G,G+=C,B←B,B+=C,A←A,A+=C]
●要素数9(3x3[R,G,B][R,G,B]行列)
[R←R,R←G,R←B,G←R,G←G,G←B,B←R,B←G,B←B]
●要素数12(3x4[R,G,B][R,G,B,C]行列)
[R←R,R←G,R←B,R+=C,G←R,G←G,G←B,G+=C,B←R,B←G,B←B,B+=C]
●要素数15(3x5[R,G,B][R,G,B,A,C]行列)
[R←R,R←G,R←B,R←A,R+=C,G←R,G←G,G←B,G←A,G+=C,B←R,B←G,B←B,B←A,B+=C]
●要素数16(4x4[R,G,B,A][R,G,B,A]行列)
[R←R,R←G,R←B,R←A,G←R,G←G,G←B,G←A,B←R,B←G,B←B,B←A,A←R,A←G,A←B,A←A]
●要素数20(4x5[R,G,B,A][R,G,B,A,C]行列)
[R←R,R←G,R←B,R←A,R+=C,G←R,G←G,G←B,G←A,G+=C,B←R,B←G,B←B,B←A,B+=C,A←R,A←G,A←B,A←A,A+=C]
戻り値:設定に成功すると真を返します。
PFloatArray matrix :設定する色変換行列。詳細は本文参照。
INativeInteger? alv=NULL :色変換行列の適用強度(0〜255)。
空参照を指定した場合は255が指定されたものとして扱います。
先頭へ
DRRotateDR::SetColorExMatrix
public Bool SetColorExMatrix( PFloatArray matrix, INativeInteger? alv=NULL)
ドローリソースの描画内容に適用する拡張色変換行列を設定します。
拡張色変換行列はRGBAの各要素ごとにRGBAそれぞれに係数を掛けたものと定数を合計したものを計算して書き戻します。
以下の説明で、例えば「R←G」は「 要素値*緑の値 を赤の値とする 」を意味し、RGBAはそれぞれの要素、Cは定数です。
また、Iは反転を表し、例えば「IR」は「255-赤の値」の値として扱います。
指定する拡張色変換行列は要素数が決まっていて、以下にない要素数の場合は例外になります。
●要素数6(3x2[R,G,B][自色,自色反転]行列)
[R←R,R←IR,G←G,G←IG,B←B,B←IB]
●要素数8(4x2[R,G,B,A][自色,自色反転]行列)
[R←R,R←IR,G←G,G←IG,B←B,B←IB,A←A,A←IA]
●要素数9(3x3[R,G,B][自色,自色反転,C]行列)
[R←R,R←IR,R+=C,G←G,G←IG,G+=C,B←B,B←IB,B+=C]
●要素数12(4x3[R,G,B,A][自色,自色反転,C]行列)
[R←R,R←IR,R+=C,G←G,G←IG,G+=C,B←B,B←IB,B+=C,A←A,A←IA,A+=C]
●要素数18(3x6[R,G,B][R,IR,G,IG,B,IB]行列)
[R←R,R←IR,R←G,R←IG,R←B,R←IB,G←R,G←IR,G←G,G←IG,G←B,G←IB,B←R,B←IR,B←G,B←IG,B←B,B←IB]
●要素数21(3x7[R,G,B][R,IR,G,IG,B,IB,C]行列)
[R←R,R←IR,R←G,R←IG,R←B,R←IB,R+=C,G←R,G←IR,G←G,G←IG,G←B,G←IB,G+=C,
B←R,B←IR,B←G,B←IG,B←B,B←IB,B+=C]
●要素数27(3x9[R,G,B][R,IR,G,IG,B,IB,A,IA,C]行列)
[R←R,R←IR,R←G,R←IG,R←B,R←IB,R←A,R←IA,R+=C,G←R,G←IR,G←G,G←IG,G←B,G←IB,G←A,G←IA,G+=C,
B←R,B←IR,B←G,B←IG,B←B,B←IB,B←A,B←IA,B+=C]
●要素数32(4x8[R,G,B,A][R,IR,G,IG,B,IB,A,IA]行列)
[R←R,R←IR,R←G,R←IG,R←B,R←IB,R←A,R←IA,G←R,G←IR,G←G,G←IG,G←B,G←IB,G←A,G←IA,
B←R,B←IR,B←G,B←IG,B←B,B←IB,B←A,B←IA,A←R,A←IR,A←G,A←IG,A←B,A←IB,A←A,A←IA]
●要素数36(4x9[R,G,B,A][R,IR,G,IG,B,IB,A,IA,C]行列)
[R←R,R←IR,R←G,R←IG,R←B,R←IB,R←A,R←IA,R+=C,G←R,G←IR,G←G,G←IG,G←B,G←IB,G←A,G←IA,G+=C,
B←R,B←IR,B←G,B←IG,B←B,B←IB,B←A,B←IA,B+=C,A←R,A←IR,A←G,A←IG,A←B,A←IB,A←A,A←IA,A+=C]
戻り値:設定に成功すると真を返します。
PFloatArray matrix :設定する拡張色変換行列。詳細は本文参照。
INativeInteger? alv=NULL :拡張色変換行列の適用強度(0〜255)。
空参照を指定した場合は255が指定されたものとして扱います。
先頭へ
DRRotateDR::ResetMatrix
public void ResetMatrix()
ドローリソースの描画内容に適用する色変換行列/拡張色変換行列の設定を解除します。
先頭へ
DRRotateDR::Connect
public Bool Connect( INativeDrawResource dr_obj)
描画に使用するドローリソースに接続し、リンクを確立します。
このメソッドを呼び出した時に既にリンクを持っている場合、自動的に切断されます。
リンクしているドローリソースオブジェクトが消滅した場合、リンクは強制切断されます。
戻り値:接続に成功すると真を返します。
INativeDrawResource dr_obj :描画に使用するドローリソースオブジェクト。
先頭へ
DRRotateDR::DisConnect
public void DisConnect()
現在接続している、描画に使用するドローリソースとのリンクを切断します。
現在リンクが確立していない場合何も起こりません。
先頭へ
DRRotateDR::DRNextFrame
public Bool DRNextFrame()
現在接続している、描画に使用するドローリソースの再生位置を1フレーム進めます。
戻り値:処理に成功すると真を返します。
先頭へ
DRRotateDR::GetDRSceneID
public Integer GetDRSceneID()const
現在接続している、描画に使用するドローリソースで再生中のシーンIDを取得します。
シーンIDはドローリソースのアニメーション進捗を示すIDで、
更新間隔や意味はドローリソースによって異なります。
このメソッドは現在リンクが確立していない場合、0を返します。
戻り値:再生中のシーンIDを返します。接続しているDRがない場合、0を返します。
先頭へ
DRRotateDR::GetDRSceneCount
public Integer GetDRSceneCount()const
現在接続している、描画に使用するドローリソースのシーン数を取得します。
シーン数はドローリソースのシーンIDの最大値であり、
シーンIDがシーン数と等しい場合、再生完了を意味します。
このメソッドは現在リンクが確立していない場合、0を返します。
戻り値:接続中のDRのシーン数を返します。接続しているDRがない場合、0を返します。
先頭へ
DRRotateDR::SetDRSize
public Bool SetDRSize( INativeInteger width, INativeInteger height)
このドローリソースのDRキャッシュの大きさを設定します。
DRキャッシュは接続するDRの描画先として使用し、回転処理を行う対象画像です。
戻り値:処理に成功すると真を返します。
INativeInteger width :設定する横幅。
INativeInteger height :設定する縦幅。
先頭へ
DRRotateDR::GetDRSize
public void GetDRSize(editable INativeInteger? width,editable INativeInteger? height)const
このドローリソースのDRキャッシュの大きさを取得します。
DRキャッシュは接続するDRの描画先として使用し、回転処理を行う対象画像です。
editable INativeInteger? width :[出力]DRキャッシュの横幅を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? height :[出力]DRキャッシュの縦幅を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
先頭へ
DRRotateDR::SetRotateInfo
public Bool SetRotateInfo( INativeFloat angle, INativeFloat? frame_angle=NULL,
INativeFloat? h_mag=NULL, INativeFloat? v_mag=NULL,
INativeInteger? offset_x=NULL, INativeInteger? offset_y=NULL,
INativeFloat? axis_x=NULL, INativeFloat? axis_y=NULL)
このドローリソースの回転処理を設定します。
戻り値:処理に成功すると真を返します。
INativeFloat angle :回転角度(度単位)。
INativeFloat? frame_angle=NULL :毎フレーム加算する回転角度(度単位)。
空参照を指定した場合、0.0を指定したものとして扱います。
INativeFloat? h_mag=NULL :水平拡大率(1が等倍、最大10倍)。
空参照を指定した場合、1.0を指定したものとして扱います。
INativeFloat? v_mag=NULL :垂直拡大率(1が等倍、最大10倍)。
空参照を指定した場合、1.0を指定したものとして扱います。
INativeInteger? offset_x=NULL :描画位置の水平補正値。0が領域の中心。
空参照を指定した場合、0を指定したものとして扱います。
INativeInteger? offset_y=NULL :描画位置の垂直補正値。0が領域の中心。
空参照を指定した場合、0を指定したものとして扱います。
INativeFloat? axis_x=NULL :水平回転原点。0を領域の左端、1を領域の右端として指定します。
空参照を指定した場合は0.5(中央)を指定したものとして扱います。
INativeFloat? axis_y=NULL :垂直回転原点。0を領域の上端、1を領域の下端として指定します。
空参照を指定した場合は0.5(中央)を指定したものとして扱います。
先頭へ
DRRotateDR::UpdateRotateBasicInfo
public Bool UpdateRotateBasicInfo( INativeFloat? angle, INativeFloat? frame_angle=NULL,
INativeFloat? h_mag=NULL, INativeFloat? v_mag=NULL)
このドローリソースの回転処理の基本値を更新します。
このメソッドは実行中の回転処理のパラメータを変更することを主目的としています。
パラメータを全設定する場合は SetRotateInfo を使用してください。
戻り値:処理に成功すると真を返します。
INativeFloat? frame :回転角度(度単位)。
空参照を指定した場合は現在値を維持します。
INativeFloat? frame_angle=NULL :毎フレーム加算する回転角度(度単位)。
空参照を指定した場合は現在値を維持します。
INativeFloat? h_mag=NULL :水平拡大率(1が等倍、最大10倍)。
空参照を指定した場合は現在値を維持します。
INativeFloat? v_mag=NULL :垂直拡大率(1が等倍、最大10倍)。
空参照を指定した場合は現在値を維持します。
先頭へ
DRRotateDR::GetRotateInfo
public void GetRotateInfo(editable INativeFloat? angle,editable INativeFloat? frame_angle=NULL,
editable INativeFloat? h_mag=NULL,editable INativeFloat? v_mag=NULL,
editable INativeInteger? offset_x=NULL,editable INativeInteger? offset_y=NULL,
editable INativeFloat? axis_x=NULL,editable INativeFloat? axis_y=NULL)const
このドローリソースの回転処理を取得します。
このメソッドは興味のない項目を空参照にすることができます。
editable INativeFloat? angle :[出力]初期回転角度(度単位)を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeFloat? frame_angle=NULL :[出力]毎フレーム加算する回転角度(度単位)を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeFloat? h_mag=NULL :[出力]水平拡大率を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeFloat? v_mag=NULL :[出力]垂直拡大率を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? offset_x=NULL :[出力]描画位置の水平補正値を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? offset_y=NULL :[出力]描画位置の垂直補正値を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeFloat? axis_x=NULL :[出力]水平回転原点を出力するオブジェクト。
この値は0を領域の左端、1を領域の右端とします。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeFloat? axis_y=NULL :[出力]垂直回転原点を出力するオブジェクト。
この値は0を領域の上端、1を領域の下端とします。
空参照を指定した場合、無視します。
先頭へ
DRRotateDR::GetRotateRange
public Integer GetRotateRange( INativeInteger? width=NULL, INativeInteger? height=NULL)const
現在の回転設定で描画するのに必要な一辺の長さを計算して返します。
ただし、このメソッドは水平/垂直描画位置補正は考慮しません。
戻り値:現在の回転設定で描画するのに必要な一辺の長さ(ピクセル単位)。
INativeInteger? width=NULL :描画する画像の横幅を指定します。
空参照を指定した場合はDRキャッシュの横幅を指定したものとして扱います。
INativeInteger? height=NULL :描画する画像の縦幅を指定します。
空参照を指定した場合はDRキャッシュの縦幅を指定したものとして扱います。
先頭へ
DRRotateDR::GetRotateArea
public void GetRotateArea(editable INativeInteger? x,editable INativeInteger? y,
editable INativeInteger? width,editable INativeInteger? height)const
現在の設定で回転描画した時に出力される範囲に外接する領域を取得します。
このメソッドは計算した値を原点からの相対値で返します。
editable INativeInteger? x :[出力]出力領域の左上X座標を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? y :[出力]出力領域の左上Y座標を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? width :[出力]出力領域の横幅を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? height :[出力]出力領域の縦幅を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
先頭へ
DRRotateDR::GetDrawRect
public void GetDrawRect( INativeFloat? angle,
INativeInteger? area_width, INativeInteger? area_height,
editable INativeInteger? x,editable INativeInteger? y,
editable INativeInteger? width,editable INativeInteger? height)const
現在の設定で指定した角度の時、出力される範囲に外接する領域を取得します。
このメソッドは計算領域の中央を原点として計算した値を返します。
INativeFloat? angle :計算する回転角度(度単位)。
空参照を指定した場合、初期回転角度を指定したものとして扱います。
INativeInteger? area_width :計算領域の横幅。
空参照を指定した場合、0を指定したものとして扱います。
INativeInteger? area_height :計算領域の縦幅。
空参照を指定した場合、0を指定したものとして扱います。
editable INativeInteger? x :[出力]出力領域の左上X座標を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? y :[出力]出力領域の左上Y座標を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? width :[出力]出力領域の横幅を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
editable INativeInteger? height :[出力]出力領域の縦幅を出力するオブジェクト。
空参照を指定した場合、無視します。
先頭へ
DRRotateDR::SetDrawOffsetProcess
public void SetDrawOffsetProcess( INativeBool new_mode)
描画時に回転軸と描画位置の補正を反映するか設定します。
この値を偽に設定すると、座標計算系メソッドでは回転軸と描画位置補正が計算されますが、
DRの描画時には回転軸と描画位置補正が計算されなくなります。
この値はデフォルトでは真に設定されています。
INativeBool new_mode :真を指定すると描画時に回転軸と描画位置補正を計算します。
偽を指定すると描画時に回転軸と描画位置補正を計算しません。
先頭へ
DRRotateDR::GetDrawOffsetProcess
public Bool GetDrawOffsetProcess()const
描画時に回転軸と描画位置の補正を反映するか取得します。
この値が偽の場合、座標計算系メソッドでは回転軸と描画位置補正が計算されますが、
DRの描画時には回転軸と描画位置補正が計算されなくなります。
この値はデフォルトでは真に設定されています。
戻り値:描画時に回転軸と描画位置補正を計算する場合は真を返します。
先頭へ
[前へ] [目次へ] [次へ]
最終更新 2023/02/04