| 下風呂温泉 佐々木旅館 | |
 朝6時半に目覚ましが鳴る、朝風呂に行くためだ。昨日入浴出来なかった佐々木旅館の女将さんに朝だったらＯＫと約束してあったので、眠いからといってその約束を破るわけにはいかない。 お風呂セットを持って、昨日と同じ坂道を登っていく。今日は青空でとてもいい天気！散歩がてら浴衣＆下駄で温泉街を歩くのもいいもんだなぁ〜 声を掛けると、女将さんが迎えてくれた。 旅館業は娘さんの具合が悪くて今は休業中。その娘さんが今日一時帰宅で帰ってくるそうで、とっても嬉しそうに話してくれた。  ＜佐々木旅館＞のお風呂は、以前は男女２つの浴槽があったけれど現在は湯量低下によって１つを貸切で利用するようになっている。浴場は木造りであったかい雰囲気。保温の為の発泡スチロールフタを取ってくれて、さぁ入浴です。 湯は「熱ければうめてね」と言われたが適温。透明の硫黄香る湯が掛け流されています。 床も木造りで排水溝は滝ノ上温泉と同じく木を丸くくり抜いた穴っというのが微笑ましかった。 湯は濁ることもあれば透明の日もあるということで、今日は透明度の高い状態でした。 お客さんが居なかったからか、とても新鮮さを感じる湯が心地よかった。 上がって成分表を見ていると女将さんとまた立ち話。 昭和40年ころはこの辺りは観光化してなくて、宿も湯治客だけで今ある大湯・新湯にみんな入りにいっていた。 それが観光主流にすると宿にも内風呂を作らないと・・・ ということで、共同湯からそれぞれの旅館へと配湯。その権利は村には無いために現在のように湯量が少なくなっても設備などを整えるわけでもなく、困っている。 将来的には、湯を混ぜないとまかなえないらしいがまだ何十年か先のことになるそう。 今回宿泊したさつき荘の女将さんとは姉妹のような仲で、今宿泊が受けられないからさつき荘に紹介しているのだそう。 いろいろと身内話も聞かせていただき、すっかり長居してしまいました。「ありがとうございました！」 |
時間になると呼びにきてくれて、一階の宴会場（広間）で朝食。
青森県むつ市田名部字内田42-606 TEL：0175-28-2888
よせ豆腐（315）、生ゆば（480）、大揚げ（157）、卵焼き（150）、そして昨日食べて美味しかった卯の花ドーナツ（＠42×6）を購入。