下風呂温泉<佐々木旅館> 木造りの浴場は見た目も肌当たりいいね〜 |
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下風呂温泉郷には4本の源泉があります 佐々木旅館は、新湯源泉を引いた温泉旅館です |
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■ 施設 ■ 佐々木旅館は共同浴場「新湯」の手前に建つ小規模旅館です。 (2005.9現在は諸事情により宿泊の営業はされていませんが、再開される見通しです) 以前は立ち寄り入浴はできなかったのですが、下風呂温泉郷活性化の企画として「遊めぐり」に加盟している宿で、手形なら入浴できるようになりましたが・浴場が一つ ・諸事情により立ち寄り入浴も出来ないときが多いようです(要確認) 小さな旅館ながら常連さんが多いようで、「宿泊は他の旅館を紹介してるの」と仰ってました。 私も一度目の訪問時は先客があり、翌日に約束して再度訪問し入浴することができました。 ■ 浴場 ■ 浴場は一つなので、貸切利用になります。以前は男女別に内湯が2つあったのですが、湯量の減少によって今一方は物置になっていました。 脱衣所も浴場もコンパクトで、ゆったりで2人仕様。よくある家族風呂的な感じです。 浴場は木造りで長方形の2人ほどの浴槽には透明な湯が溢れ、青森ヒバの木肌はとてもいい手触り。「熱かったら調節してね」と言われましたが、当日は熱めの適温でOK。蛇口があり自分で加水して調節できるようになっています。 浴場内は湯の匂いよりヒバの匂いが強いです。 ちょっと酸味を感じる湯は、手作りを感じる丸い穴の排水溝へと流れていきました。これ、滝ノ上温泉と似てるなぁ。 温まり良く、上がった後にしばらく女将さんとお話させて頂いてる間も汗を拭き拭き。 芯からポカポカになります。 昔、まだ観光化してなかったころは内湯の無い湯治宿だったそう。 共同湯を利用していたので、大湯・新湯の周辺に宿があるんだそうです。 しかし、下風呂温泉に観光客が訪れるようになり”宿にも内風呂を作るように”と時代の波が・・・ 各共同浴場の源泉から付近の宿へと配湯されるようになったのですが、最近では湯量が減少して困っているそう(その対策として浴場を1つにした) 湯量のことや、源泉の権利のことなど今後のことを懸念していました。 良い湯だけに、このままがんばって欲しいところです。 |
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【おぼえがき】 | |||
温泉名 | 下風呂温泉佐々木旅館 〔0175-36-2525〕 | ||
源泉名 | 下風呂温泉(新湯再) | ||
泉質 | 含硫黄-ナトリウム−塩化物泉(硫化水素型) | ||
泉温 | 74.5℃ pH:7.2 | ||
湧出量 | 24.3L/min | ||
溶存物質 | 3.6962g/kg | ||
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料金 | ※下風呂温泉手形(宿泊者用)800円を利用 | ||
時間 | 手形利用の場合のみ→7〜21時 | ||
備品 | 石鹸、シャンプー、カラン | ||
浴室 | 内湯×1(貸切利用) | 待合所:貸切利用なので待ち合わせしなかったが、ソファーなど無し | |
入浴日:2005.9.11 |