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 あんこう鍋&鉱泉修行の旅 

1day-2



 ■ 五浦温泉観光ホテル 別館

今回の目的の一つである、自遊人の源泉パスポートで五浦温泉ゲット!を早々に実行。
五浦温泉・・・予想より随分おっきなホテルだった(^^;;

本館を通り過ぎてまずは五浦観光ホテル<別館大観荘>へ。
昼過ぎのフロントはシーンと静か。でも奥から出てきた従業員はとっても親切で、バックから無料で入浴できるパスポートを出すのにちょっと気が引けた。 が、それでもばっちりスタンプ押してもらって館外にある露天風呂へと歩いていく。 

駐車場にはバスや車が結構駐車していた。食事処もあるようで、ここで食事をすると入浴が割引になるようです。
途中は工事中で重機があちこちに・・・海の見渡せる施設が新たに出来るらしい。

誰も居ない露天風呂はアブラ臭のするしょっぱい湯。 濃いぃのを肌で感じられる!
湯の色や岩に付いた成分などを見ながら、どっぷり汗が吹き出るまで入浴してました。
露天風呂なのに、海が立ち上がらないと拝めない(ホントに拝む程度しか見えない)のが残念!

あやが出てもゆうの姿が無かった。 露天風呂だったので、のんびりトドっていたらしい(^^; 思いのほかゆっくりと出来て良かった〜 満足まんぞくっ!


露天風呂のしょっぱい湯 成分が岩に付着しガチガチに・・・



露天風呂入り口にあった「船の足湯」
 ここの湯が匂い一番強かった♪


 ■ 五浦温泉観光ホテル 本館
別館を後にして、次は五浦観光ホテル<本館>の露天風呂へ行ってみる。

本館・別館といっても渡り廊下などで繋がった施設ではなく、完全に分離型で場所も車で2分ほどの離れた場所に建っている。 歩いても行けるけれどPもあるので車で移動しました。

純和風の本館、こちらもロビーは静か。 浴場も誰も居なくて貸切状態でのんびりと手足を伸ばして温まる。
同じ温泉名なのに本館と別館では使用されている源泉が違うので、入り心地も満足感も差が出ます。 私は力強い湯の別館の方が好きだったけれど、本館のアプローチも風情あって捨てがたい。

結局、別館→本館とハシゴして2時間弱を過ごし、「茨城にも個性的な湯があるんだなぁ〜」と思いながら車を走らせました。





本館向かいの干物屋さん。
軒先に種類豊富な魚(名前が分からん)が
気持ちよ〜く干されている。


 ■ 地図にも出てない看板もない鉱泉を探せ!

温泉友達から「迷うけど探して行く価値ある、薪で焚いてる鉱泉がある」と教えてもらった。 
実は今まで”鉱泉”にはあんまり興味なかったんだけど、看板が出てない・薪で焚いてる・探しても見つからないかも・・・などそそられるキーワードが沢山! 機会があったらぜひ探してみたいと思っていたのが実現しました(^^)

そんな難解な”岩塙鉱泉”

万が一という微かな希望とともにナビに入力してみたけど、やっぱりNG!
次の手段、岩塙山荘を目指すことにして車を走らせる。

細い脇道をぽつりぽつりと民家がある山の中へと進み、「本当にこっちなの?」とドライバーに言われながらも突き進むと、「あっ、ここ!!」
写真で見覚えのある薪が山積みになってるのが一瞬視界に飛び込んできた。 温泉に対する思いというか執念とはすごいなぁ。まるで警察犬のように怪しげな建物を嗅ぎわける。


 ■ 岩塙鉱泉

気合を入れて到着した岩塙鉱泉

車を中に入れようとしたら、中から車が出てきました。
気にせずに駐車したら、近寄ってくるおばちゃん。 ん?なにかなぁ〜と思ったらこの温泉のご夫婦で、これから用足しにでかけちゃうから・・・っと。 慌てて料金を預けると「今、男性が入ってるからちょっと待ってればいいよ」と教えてくれた。

それからしばらくすると、上半身真っ赤の男性が湯小屋から出てきた! ゆうと二人で「スゴイっ、真っ赤だねぇ〜」と関心しきり。 まさか、そんなになるほど熱い湯だとは想像もしてなかった。

浴場は鄙びとはまた違うような、なんとも渋〜い感じが涙チョチョギレます。 薪で焚かれた湯がこれまた皮膚が溶けそうなほど熱い! 源泉を入れながら、湯と雰囲気をじっくり味わいました。

噂通り、本当にここは異色の鉱泉です。 もちろん気に入りました(^^)


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