～サン・ジミニャーノガイドindex～（il chiassoより）

今思えば、僕（土居昇用）とこの街”サン・ジミニャーノ”との出逢いは、４年程前の仕事での移動中に突然、動かなくなってしまったオンボロ車の修理の為でした。一日程度の観光のつもりが、一週間に渡る滞在となり、仕方のない事情に開き直って「愉しむ事に決めた」ことを覚えていますが、そんな中で、多くの人々と知り合い、「芸術家」の皆と飲んでは語った、忘れられない素敵な時を過ごす結果となりました。ツアー・バスでやって来て「２時間」の旅も時には良いかもしれませんが、やはり長期の滞在によりしか発見することの出来ぬ、「真実性」や「ドラマ」もあります。貴方もいかがですか？少しでも、貴方のご滞在を援助出来ることを祈って生まれることとなった「サン・ジミニャーノ・小ガイド」ですので、どうぞ、参考にしてみてください。

　美しき丘陵に佇む、食とワイン、そして芸術の街”サン・ジミニャーノ”を愉しむ。

　数々の教会や礼拝堂、そして美術館が無言にも語る”ストリカルな芸術”に留まらず、多くの精鋭アーティスト達による”クラシック”と”モダン”の見事に調和した”ニュー・ジェネレーション・アート”の栄える、

　　　　　　　　　　　　　　”Citta D`Arte(芸術の都）、San Gimignano(サン・ジミニャーノ）”

　"Associazione Artisti e Artigiani di San Gimignano(サン・ジミニャーノ・アート＆クラフト協会)"による、意欲的な活動はもとより、公園や広場の至るところに見られる、世界各国からの絵描きたちやミュージシャンの語らいも、もはや”街の風物詩”。これらの人達がこだわるものとは何であろう？そう、芸術を愛すものが、その人生の全てを捧げるに値するとは、この”ただただ美しき街”サン・ジミニャーノ。夏期のシーズンには昼夜問わず、野外劇場やコンサート等にも彩られ、フィレンツエやローマ等の大都市にはない魅力のぎっしりと詰まった、そんなこの街にゆっくりと滞在してみてはいかがですか。魅惑的な芸術作品を眺め愉しんでは、その後、中央広場を囲む塔ごしに繰り広げられる”野外オペラ”に饗する。きっと一生、貴方の胸に焼きついては消えない体験になるでしょう。

このページは故・土居昇用さんのサイトil chiassoからご家族の承諾を得て転載しています。
Tomoko@イタろじ　（私のサイトはコチラ）