五十田安希が演じてきたひとり芝居は、
シェイクスピアの「マクベス夫人」にはじまり「オフィーリア」「ポーシャ(ベニスの商人)」「ハムレット」「シェイクスピア伝説」
オスカー・ワイルドの「サロメ」「オスカリアーナ」
イプセンの「ノラ(人形の家)」
ジェイムズ・ジョイスの「モリーの秘め事(ユリシーズ)」
ドロシー・パーカーの「電話」「ワルツ」
ギリシャ悲劇の「王女メディア」
日本の古典からも「おりう(三十三間堂棟木之由来)」「愛ひらひら…雪女」
そして「女優松井須磨子」など多彩に演じてきました。
海外では1980年に英国BBCテレビのドキュメンタリー番組”Shakespeare in Japan”で紹介され、1981年に英国公演が実現
英国バーミンガムのシェイクスピア図書館に舞台写真が収蔵されました。
以後、シェイクスピア時代の劇場グローブ座をロンドンのテムズ河畔に再建する活動を進めるシェイクスピア・グローブ・トラストを支援し続けました。
1987年2度目の英国公演の際、エジンバラ・フェスティバルを紹介され、
1990年にエジンバラ・フェスティバルで3週間の連続上演を果し、
その模様はBBCスコットランドのニュースで放映されました。
1991年に英国のシェイクスピア・グローブ・トラストから
初のシェイクスピア・イン・ジャパン・アワードを受賞。
1996年にロンドンに復元されたシェイクスピア時代の劇場
「グローブ座」舞台開きの大役を務めました。
2010年7月には長年にわたる国際文化交流の貢献に対して、
女優として初の「外務大臣表彰」を受賞しました。
ひとり芝居の先駆者として、朗読研究所の指導者として、
美しい日本語の言葉と響きを大切にし、活動を続ける
五十田安希を支援するために『安希の会』は結成されました。
どうぞ暖かいご支援を賜りますようお願いいたします。
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