|
五十田安希ひとり芝居 『語りかけるハムレット』 2022年2月東京芸術劇場公演 日 程 : 2022年2月 22日㈫ 午後2時 開演 22日㈫ 午後7時 開演 23日㈬祝 午後1時30分 開演 (各回 30分前に開場) 会 場 :東京芸術劇場 シアターウエスト(小ホール2) 入場料:5500円
★チケットのお申込 デンマーク国王だったハムレットの父が急死した。 父王の弟が新国王となり、 母は亡夫の弟とわずか二ヶ月で再婚してしまった。 父と母との深い情愛を知るハムレットは、 母の変心と女性の弱さを嘆き悩んでいた。 そんな時、真夜中の城壁で、 ハムレットは父王の亡霊から、弟に毒殺されたと告げられた。 亡霊のことばは真実なのか? 懺悔のいとまもなく殺害され亡霊となってさすらう父のために復讐する。 恋人を失い、母を失い、 そして復讐を果たし自らの命を亡くす。 ハムレットの悲劇を五十田安希が語り演じ美しく伝えるひとり芝居です。 英国の古城を訪ねた情景をスクリーンへ映します。 上演予定時間:第1幕40分間 休憩20分間 第2幕40分間 写真:中川文雄 日 程:2020年1月19日㈫ 午後7時開演 1月20日㈬ 午後2時開演 各回とも開演の30分前に開場します。 会 場:東京芸術劇場(池袋駅西口) シアターウエスト(B1) 料 金:¥5,500(税込・全席指定) チケットのお申込みはこちらから * カンフェティ(Confetti) http://confetti-web.com/isodaaki_rosalind * カンフェティチケットセンター 五十田安希は前回2020年1月『マクベス夫人の幻想と現実との交叉』の シェイクスピアの喜劇は数多くあります。そのヒロインの気質は多種多様です。 五十田安希がかつての劇団時代に演じたシェイクスピア喜劇のヒロインは その中から選んだのは、名女優エレン・テリーが「シェイクスピア喜劇で最も魅力的なヒロイン」と語っていたロザリンドです。2021年1月の公演は 『華のロザリンド』〜「お気に召すまま」より〜となりました。 写真:中川文雄 以下は終了した公演です ひとり芝居50年 『マクベス夫人の幻想と現実との交差』 2020年1月 東京芸術劇場公演
ひとり芝居50年 坪内逍遙訳のシェイクスピア
時代に寄り添い、さまざまな作品を生み出し、数多くの海外公演に取り組んで
日 程:2019年1月29日(火) 午後2時開演 1月29日(火) 午後7時開演 1月30日(水) 午後2時開演 (各回とも開演の30分前に開場します) 会 場: 東京芸術劇場(池袋駅前) シアターウエスト(小ホール2) 入場料:¥5,400.(税込) 問合せ:090-4416-0184 2019年は松井須磨子が亡くなった大正8年から100年にあたります。 信州松代出身の小林正子は、坪内逍遙が演劇改良と近代演劇を目指した 松井須磨子の演技者としての成長とそれに連れて深まる島村抱月への愛情が、 (前回公演プログラム寄稿より) 「女優の道、ひとり芝居の道」 須磨子を演じる五十田さんも『ひとり芝居』といういばらの道を切りひらいてきた人です。先日テレビ朝日「徹子の部屋」に出演して「シェイクスピアひとり芝居三十八年」の五十田安希さんと紹介されていました。本来は大勢で演じる芝居を、ゆるぎない信念で一人演じ続けてきた五十田さんを、私は早稲田大学大隈講堂の初舞台から見続けてきました。ロンドンのグローブ座舞台開きにも監修者の立場で同行しました。シェイクスピアの本場英国で堂々とオフェリアやマクベス夫人を演じる姿は、道を切りひらく情熱に溢れていました。決して平坦な道ではなく現在でも広く真っすぐな大通りと言えないかもしれませんが、さらに先へ進み続けて欲しいと思います。 この「女優松井須磨子」は私の父河竹繁俊が著した新劇秘録『逍遙、抱月、須磨子の悲劇』が出典です。五十田さんは松井須磨子として劇中劇を演じ、同時に島村抱月、坪内逍遙そして私の父河竹繁俊を舞台に登場させてくれる。シェイクスピアとは趣が違いますが楽しい作品です。好演を期待しています。
演劇における西洋近代を移植して社会的に成功した島村抱月と そのわずか3日後に東日本大震災が発生しました。
シェイクスピアが暮らす17世紀初めのロンドンで一番の繁華街はセントポール大聖堂の正面。ボウ教会の鐘が鳴り響くチープサイド大通りです。おのぼりさんは誰もがここを目指してきます。ストラットフォードを飛び出したウィル(シェイクスピア)もその一人でした。 アーケードで一番大きな本屋の女主人ロザラインは英国で出版された本なら一つ残らず知っている、いわば本の生き字引きです。ベストセラーの「プルターク英雄伝」を出版した印刷業者リチャードから同郷の後輩と紹介され、万引き防止の店番として雇ったウィルに本を読ませ脚本を書かせて大当たり。幸運なウィルは人気のグローブ座で座付き作者になりました。 目下のウィルの悩みは3年前に亡くなった前王エリザベス女王と比較され人気のない国王ジェームズ一世の好感度を上げる脚本を書くことです。ジェームズ一世は即位のわずか十日後にウィルのグローブ座を国王直属の一座に引き上げて、宮廷での御前公演もたびたび行ってくれるパトロンなのです。 そこでロザラインの頭に浮かんだのは「ホリンシェッドの年代記」と呼ばれる歴史書です。この本に書かれた11世紀スコットランドの国王マクベスはジェームズ一世の先祖と関わっていたからです。エリザベス一世は何故血の繋がりのないスコットランドのジェームズに王位を譲ったのか。そこに人知の及ばぬ超自然の力が働いたのではないか。魔女の予言に導かれたマクベスの夢と大いなる野心が、シェイクスピアの時代に国王ジェームズ一世を誕生させた。そんなミステリアスな「マクベス」の脚本が誕生します。 ◆電話受付:0570-010-296 (10:00~19:00休館日を除く) ◆ネット購入: ◆窓口販売:東京芸術劇場1階アトリウム内
◆店頭購入:ローソン・ミニストップの店内Loppiで直接販売 FAXまたはE‐mailでお名前、ご住所、電話番号、ご希望日時・ FAX:03-3710-6808 E-mail:masahamada220@gmail.com 以下は過去の上演です(自主公演:東京)) 2017年1月東京芸術劇場公演
日程: 2017年1月19日(木) 午後7時開演 |
Lコード |
32900 |
公演名 |
五十田安希ひとり芝居「グローブ座のオフィーリア幻想」 |
0570-084-003(自動音声:24時間対応)
◆店頭購入:ローソン・ミニストップのLoppi端末にLコードを入力
FAXまたはE‐mailでお名前、ご住所、電話番号、ご希望日時・枚数をお知らせください。
シェイクスピア没後400年にあたる2016年は1月から12月まで記念の年間プログラムが組まれました。英国中のシェイクスピア俳優、研究家、愛好家、観衆が注目するプログラムに唯一つ選ばれた日本人によるシェイクスピア上演が7月7日の五十田安希による「オフィーリア幻想」でした。
五十田安希は1996年にグローブ座大劇場の舞台開きを務め、今回20年ぶり2度目のグローブ座出演を果たしました。「世界中が一つの舞台・・・」と書いたシェイクスピア。その言葉と精神を掲げるグローブ座での五十田安希の上演は特別のものでした。400年前の古式にのっとり、照明は150本の蝋燭の灯りだけを使い劇中の音楽も録音されたものは使わず生の三味線演奏で通しました。2016年はシェイクスピアの没後400年にあたります。
今、欧州ではシェイクスピアをテーマに動きがあります。その一つがESFNの誕生です。英国はもとよりフランス、ドイツ、デンマーク、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、スペインなど英語圏でない国にも長年シェイクスピアフェスティバルが続いています。3年ほど前にこれらが結集するEFSN(欧州シェイクスピアフェスティバルネットワーク)が発足し、中核劇場としてグダンスク・シェイクスピアシアター(ポーランド)が建設され、2014年秋に劇場がオープンしました。
五十田安希は今年5月にグダンスクを含むESFN3カ国に招かれてロンドンのグローブ座と共同で巡回公演を行いました。英語、ポーランド語、チェコ語の字幕を駆使して、日本語のシェイクスピアを上演する。そこには400年の時を超え数千キロの距離を隔ててなお活力をみなぎらせるシェイクスピア劇がありました。この成果を受けて、2016年7月にグローブ座室内劇場でも上演することが決定しました。
五十田安希が過去20年にわたる海外上演を振り返り、生誕地ストラットフォード・アポン・エイボンからシェイクスピアとともに旅立ち、映像と語りと名セリフでシェイクスピアの世界へ皆様をお連れします。
★お問合せ:五十田安希事務所 03-3710-6607
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」は二つの世界にまたがる物語です。
ひとつは大金持ちの遺産相続人で大勢の求婚者たちを迎えるポーシャが住むベルモント。もうひとつはポーシャに求婚するバッサーニオ、商人アントーニオ、金貸しのユダヤ人シャイロックたちのうごめくヴェニス。どちらの世界にも悩み、苦しみ、楽しみがあります。
人はだれしも幸せを求めて生きるのは当然のことですが、そこには異なる人生の目的、異なる価値観のぶつかり合いが起こります。争いがおきます。憎しみが生まれます。でも相手にも命があり親子兄弟があります・・・・・。
言葉の魔術師であるシェイクスピアは巧みに、痛快に、味わい深くこの問題を解決します。異なる二つの世界を行き来し、どちらの世界でも絶体絶命の危機を克服するために知恵を絞り、みずから積極的に動きハッピーエンドに導くのがヒロインのポーシャです。
みなさまをシェイクスピアの世界へお連れします。
©Aki ISODA Office all right reserved. 不許複製 |