スーパースター・ヴァーゴ編

≪3日目午前&夜≫

※ 1S$(シンガポールドル)=約80円(2013年8月当時) ※

☆ 早朝のトイレトラブル ☆

 船上で初めての朝を迎えた女王様1号、まだ起床時間には早かったがふと目が覚めたのでトイレに行った…ら、トイレの水が流れない~!!!
 前にも書いたようにトイレは飛行機のようなバキューム式。昨夜寝るまでは大丈夫だったのだが。 日本人向け説明会でも「紙をたくさん流して詰まらせる人がいるので気をつけてください」と言われていたこともあり、用心していたのに…(このときも紙はちょっとしか流していません)。
 詰まっているというよりも、ボタンを押してもスカッ、スカッと手応えがない感じなのだ。

 時間を置いて試してみても状況が変化しないので、やむを得ずキャビンサービスの内線番号にTEL(番号はスターナビゲーターに載っている)。 説明すると部屋番号を聞かれ、「係の者が行きますのでお待ちください」的なことを言われた。
 パジャマでいるところに入ってこられてもイヤなので着替えを済ませ、「なかなか来ないなー」と思いつつウトウトしていると、30分くらい経ったときに…

 突如トイレで「ゴゴゴゴ…」とバキュームが作動する音が! 飛び起きて見に行ってみると、ちゃんと流れていた。 試しに自分でもボタンを押してみると、手応え(?)が復活していて問題なく作動。その後、特に係の人が来なかったところをみると、遠隔操作?で復旧されたらしい。
 そんなわけで、気をつけて使用していてもトイレトラブルは発生することがありますので、ためらわずにキャビンサービスに連絡しましょう!(^^)


☆ 朝食&ガラディナー予約 ☆

 朝8時になり、めでたく熱も下がったしもべ3号も含め全員で、昨夜の夕飯を食べたのと同じベラ・ビスタに行って朝食。夕食時とは店内の雰囲気も違う(右写真)。
 朝食はウェスタン or 中華を選べるのだが、特に何も言わなかったら自動的に?ウェスタンになった。ウェスタンの人々はレストランの通路の右側エリアのテーブルに案内される。 女王様一行が割り当てられたテーブルは窓際(=船の1番後方)だったので、ガラス越しに航跡がよく見えた(左写真)。

 食事はビュッフェスタイルなのだが、それ以外に注文できるものが書かれた紙が配られ(日本人客にはちゃんと日本語バージョン)、その場で選ぶことができる。 卵料理は目玉焼き・スクランブルエッグ・ゆで卵・オムレツのどれにするかとか、オムレツを選んだら中に入れる具は何にするかとか、付け合わせ(ベーコンや焼きトマトがあった)は何にするかとか、2種類くらい用意されているスペシャルメニューを頼むかどうかとか。
 頼みたいものにチェックマークを付けるだけなので、ついつい調子に乗って頼むとテーブルの上がお皿で一杯になります(笑)。味はまあまあ。

朝のベラ・ビスタ
航跡  今日の午後はペナン島に寄港して観光だが、その前に重要な任務があった。それは明日の夜のガラディナーの予約
 この予約もクラス分けされていて、スイートのアドミラル・クラスは乗船後にTELで予約できるのに、女王様たちのバルコニー・クラスはこの日の朝10時から、その下のワールドクルーザー・クラスは10時半から、予約会場となっているデッキ7の劇場に出向かなければならない。
 朝食を終えたら9時15分で、まだ10時からの予約には早いよね~と言いつつ、念のために劇場を覗いてみたら…45分前なのに既に行列が!(まだ数組ではあったが) 女王様たちも慌てて行列に並んだ。

 ガラディナーは6時45分~と9時~の二部制で、ベラ・ビスタ、パビリオン・ルーム、ノーブル・ハウス、サムライの4つのレストランから選択する。 通常は有料レストランのノーブル・ハウス&侍もガラディナーの時は無料になる(ワールドクルーザー・クラスは有料)ので、一行の狙い目は「ノーブル・ハウスの1部」である。
 当日の各レストランのメニュー(を配っているスタッフがいた)を見てあれこれ論評?したり、ガラディナー時に飲むワイン予約の勧誘(まただよ (^^;)をかわしたりしつつ待っていると、女王様たちの後ろはどんどん大行列に。早めに並んで正解だった~。
 時間になると劇場がオープンし、中に入るときに番号札を渡される。そしてその番号順に5組ずつ呼ばれ、レストラン別に並んでいるテーブルのところへ行って予約を取るという仕組み。 一桁台の番号をゲットしていた女王様たちは無事「ノーブル・ハウスの1部」を予約できたのだが、4つのレストランの中ではノーブル・ハウスが1番人気。 6人全員で座れる大テーブルは既に埋まっていて、3人ずつのテーブルに分かれることになってしまったのがちょっと残念。
 でもまあ目的は達したので、各自いったん部屋に戻り、午後のペナン島上陸に備えてしばし英気を養った。


☆ 幻の飲茶ランチ ☆

 ペナン島上陸前の昼食は、デッキ6の無料中華料理レストラン「パビリオン・ルーム」で食べようということに決めていた。 このレストランは飲茶ランチがイチオシだそうで、船内ガイドブックにも「蒸篭で出されるアツアツのメニューはすべておかわりOK」と書いてあったし、日本人向け説明会でも「オススメですよ」と言われていたのだ。
 午後からの上陸観光に備え、開店時間の11時半に意気揚々と店内(右写真)へ。案内されたテーブルに着き、シュウマイや小籠包が入った蒸篭が運ばれてくるのをワクワクと待つ…が!

 テーブルに次々に並べられたのは、野菜炒め、蒸した魚、酢豚、チャーハン、魚肉団子入り辛そうなスープなど、中華料理屋で飲み会をやるときのコース料理(それも安め)のような品々(左写真)。
 「これ、飲茶…じゃないよね…?」

パビリオン・ルーム
謎のランチセット  女王様たちはキョロキョロと周囲のテーブルを観察してみるが、他のテーブルも同じメニューで飲茶らしきものを食べている人は見当たらない。 飲茶ランチはどこへ~?! 必ずしも毎日飲茶ランチではないということなのか???
 納得がいかないまま出てきた料理を食べてみるが、ガッカリしていたせいもあるのか全体的に残念なお味だった。 辛モノ苦手な女王様11号は試しに一口だけスープを飲んでみたが、その後数分間悶絶していた。(^^;

 とりあえずおなかが空かない程度に食べて、ガッカリランチは終了。パビリオン・ルームの飲茶ランチとはどのようなモノなのか、本当に美味しいのかは、永遠の謎として残ったのでした。


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☆ BBQパーティ&夜のプール ☆

BBQパーティ  暑くて忙しいペナン観光から戻ってひと休みした後は早くも夕飯タイム。本日の夕飯はプールサイドで開催されるBBQパーティへGO!

 6時半の開始に間に合うように行ってみたら、プールの長辺に沿って設置されたテーブルには早くも空きなし(あまり数も多くない)。 マリーナ・ベイ・サンズでのラサプラ・マスターズの悲劇再び?!と思ったが、外階段を上がったところにあるデッキ13のテラスカフェ「ザ・タベルナ」の一角になんとかテーブルを確保することができた。

 プールの短辺のところ(ウォータースライダーがある側)にはちょっとプールに突き出すようにステージがあり、BBQパーティの最中ずっとノリノリなバンド演奏が行われていたが、みんな食事に夢中でちゃんと聞いている人はいない。…まあBGMってことで (^^;。

 ステージの向かいにあたる短辺にはシェフたちが並び、ステーキやソーセージ、付け合わせのジャガイモやトウモロコシなどを次から次へと焼いている(左写真)。 チャーハンや焼きそばが用意されてるコーナーもあった。
 飲み物はザ・タベルナで注文し、タイガービール S$7.5など。右写真はデザートコーナーの主役となっていた本型ケーキ。後で取ってきて味見しようと思って忘れた…。orz
 全体的に味はフツー(そんなのばっかりだ)ですが、こういうものは大勢でワイワイ楽しく食べれればOK!

本型ケーキ
ジャグジー  バーベキューを食べ終わると、王子1号(としもべ2号)は夜のプールへ直行。病み上がりのしもべ3号と女王様11号は部屋に撤収したが、女王様1号&6号は後から初プールに行ってみることにした。
 部屋からプールまでは水着の上にバスローブ+部屋に備え付けのビーチサンダルっぽいスリッパで出て行くことができる。 プール用のタオルはプールサイドで貸してくれるが、営業終了時間(10時)間近になったら係の人もいなくなっていて、かなりテキトー。

 この時間はもうウォータースライダーはクローズしていたが、お子様たちとその保護者でプールはまだ結構賑わっている。 ジャグジーに浸かっているしもべ2号&王子1号を発見(左写真)したので女王様たちも合流してのんびり。
 腹ごなしのため、プールにも一応入ってみたが、とにかく深いので気を抜けない。ので、すぐにジャグジーに逆戻りしてしまう女王様たちだった。

 スーパースター・ヴァーゴは女王様たちがプールに入っている間にペナンを出港。そしてこの日もナイトライフを楽しむ余力はなく、プール営業終了とともに部屋に戻ってまたもやバッタリ(笑)。


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