【廃墟マニヤ File022】
S戸炭鉱(長崎県)
(その3)
記念公園の近く残っていた謎の構造物。資料などで調べて、消去法で判断すると「福浦館」という映画館の映写室のような気がします。福浦館は2000人を収容する、かなり大きな映画館だったそうです。
広い芝生の公園の隅に独身寮であった「平和寮」がありました。4階建てのかなり巨大な建造物です。昔の写真を見るとこの芝生の広場は、びっしりと住宅が立ち並んでいたようですが、もうその面影はどこにもありません。
ところで、平和寮の左側が妙に白っぽいような気が……?
その気になってよく見直してみると、新しい道を造るために建物がぶったぎられてしまったようです。オーマイガッ!
気を取り直して建物のまわりを見ていきます。
植物と同化している感じですね。
最初の写真で言うと、右側の方に玄関がありました。
さて、中にお邪魔します。ここが玄関ホールですね。
入って右手が受付のような作りになっていました。
(続く)
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