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赤ワイン天国・・・トスカーナ特集
北はバローロ、バルバレスコで有名なピエモンテ州と並び、イタリアはおろか、世界を代表する赤ワインの名産地、ここ"トスカーナ州”。
"キャンティ”、”ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”、”ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ”などの超有名ワインのみならず、急速に成長中の比較的新しいDOCGワイン”カルミニャーノ”や”ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ”、そして類稀な存在を誇るスーパーDOC"ボルゲリ・スーペリオーレ”に、話題壮絶の”マレンマ”などなど・・・。伝統的な品種と製法によるワインにこだわる生産者もいれば、もはやすっかりお馴染みとなった”スーぺル・トスカン”、そしてボルドー品種に始まるIGTワインに力を注ぐ生産者も数多く、それら”革命的”なまでに著しい品質向上が生み出した”イタリア・ワイン・ルネサンス”が更なる躍進を続けていること、そしてそれらを支えてきたエノロゴの存在も重要な位置を占めていることを忘れてしまう訳にもいきません。”ジャコモ・タキス””カルロ・フェッリーニ””ルカ・ダットーマ”などのスター・エノロゴの活躍も全て、この大地”トスカーナ州”から始まり、そしてイタリア各地へと広がっていったのです。
ですが、問題もない訳ではありません。賛否は如何に、時代がスーパーIGTワインへ傾きを促しつつある現代のワイン・シーンがもたらした”価格の高騰”や”伝統的スタイルの消滅”、そして”DOC(G)制度の衰退”などなど、決しておろそかに出来ぬ要因も数多い・・・。
とは言え、世界中の人々に愛されている田園風景の美しさも然り、多くのワイン愛好家たちを何故だが惹きつけて止まない大地トスカーナのワインに溢れる”魅力”のその力強しこと・・・・決して”過去の栄光”ではなく”現在進行形”にて動き続ける”ワイン処トスカーナ”は未だに健在。新たなる神話を数々生み出し、そして我々の喉を心地良く潤してくれ続けているのです。
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