墾丁 屏東県内にある墾丁国家公園は、1984年1月に我が国最初の国家公園として公開されました。三方を海に囲まれたこの公園の範囲は、陸と海域まで及びます。百万年以上に及ぶ地殻運動作用により陸地が海洋による浸食を受け、珊瑚礁、海蝕地形、絶壁など大変めずらしい地形が見られます。また、温帯気候のため多様性豊かな生態に恵まれ、海岸樹林帯に繁殖する植物は大変希少性が高く、そのために多くの渡り鳥が北方から飛来してはそこで越冬します。また海岸の珊瑚はきらめきがほとばしるほどの美しさです。南湾、龍鑾潭、猫鼻頭、関山、白砂湾、後壁湖、萬里桐、鵝鑾鼻公園、社頂自然公園は圏内の主な観光スポットとなっています。(台湾林務局HPから)
とにかく暖かいところに行ったので、少々風は強かったのですが、よく歩きました。感想は、なかなか良い避寒地だと思います。 |
墾丁哲園会館 屏東県恒春鎮懇丁路137号 1泊6,224円 |
|
|
ホテルの入り口は道路からかなり奥にあります。 |
広々としたフロントとロビーです。椅子はありません。 |
|
|
日本で予約した部屋はバスタブがなかったので、急遽1泊400元を足してバスタブ付の部屋に変更してもらいました。どうやら4人用の部屋のようで、ベッドがダブル×ダブルサイズでした。 |
|
|
部屋からの景色です。正面にとても特徴的な大尖山が見えます。 |
海岸から裏道を入るとホテルの全容が見えます。玄関側の造りとは打って変わって、とてもカラフルです。 |
懇丁・青蛙石散策 墾丁海岸の中心地と懇丁青年活動中心にある青蛙石という岬の散策です。 |
|
懇丁海岸のパノラマです。海の色がとてもきれいでした。 |
|
|
|
|
墾丁のメインストリートから海岸に下りて大湾路に沿って散策しました。 |
|
|
大尖山です。標高317mの山ですが登山はできないとのことです。(ウエブサイトに登山に挑戦して失敗した話を見つけて読んだが、とても面白かった。) |
|
|
懇丁のメインストリート、懇丁路です。懇丁哲園の看板が見えます。 |
リゾートホテル街のほうから見た青蛙石です。実は、山の上から見ないと蛙には見えません。 |
|
|
|
|
墾丁青年活動中心は、青蛙石海洋遊憩公園になっていて、入場料が平日で30元、休日で50元がかかります。宿泊施設から遊歩道に入り、海岸沿いに1周します。 |
|
|
墾丁青年活動中心は、日本のユースホステルのようなものです。台湾の伝統的な建築を再現していて、なかなかの雰囲気です。ここには、懇丁唯一のコインランドリがありました。 |
|
|
鵝鑾鼻(がらんび)方面を望む。 |
波しぶきです。 |
|
|
原発のある猫鼻頭方面を望む。 |
情人灘から釣り人を望む。 |
|
|
壺穴 |
|
火山でできた奇観です。一線天といいます。 |
小青蛙石 |
|
|
風化窗(フウカマド) |
山猪岩 |
|
|
タイワンオナガ(スズメ目カラス科) |
同じ鳥かな? |
|
|
ヒタキの仲間でしょうか、地味なので判別がつきません。名前を知っている方はぜひ教えてください。 |
水蓮 |
鵝鑾鼻と台湾最南端散策 懇丁から船帆石、砂島、鵝鑾鼻公園、台湾最南端の碑まで歩きました。 |
|
|
青蛙石 |
船帆石。船の帆を立てたように見えるからこの名が付いたそうですが、アメリカ人はニクソンに似ているから「Nixon's Head」と言うそうです。 |
|
|
鵝鑾鼻の灯台が見えます。 |
砂島の浜です。砂の98%が貝殻や珊瑚の破片で、砂浜は白く水は澄んでとても美しい。貝殻砂展示館があります。 |
|
|
|
|
鵝鑾鼻公園に着きました。公園の入場料は40元です。灯台は高台にあって、広々として気持ちの良いところです。 |
|
|
最初の灯台は1883年に清朝によって造られたそうですが、現在の灯台は戦後に再建されたものです。高さは24.1mあるそうです。 |
バシー海峡に面した裙礁海岸です。溶岩でできたごつごつとした海岸ですが、海浜桟道として木道が整備されているのでゆっくりと観光できます。 |
|
|
海岸の裏手は岩山になっています。この岩穴は古洞といいます。 |
波の浸食でできました。親吻石(Kissing Rock)といいます。 |
|
滄海亭からのパノラマ。左の岬が猫鼻頭、真ん中あたりに大尖山、右端の白い浜が砂島です。 |
|
|
台湾最南点の碑です。 |
一番南の海、バシー海峡です。 |
|
|
帰りは88番のバスに乗りました。 |
懇丁海岸の夕焼けです。 |
懇丁森林遊楽区と社頂公園散策 懇丁から半島の尾根に登る散策でした。素晴らしい景色と森林浴、そしてこの季節独特の強い風を満喫しました。 |
|
|
|
|
|
懇丁国家森林遊楽区のゲートです。ここから1時間ほど山を登ると大きな駐車場と入場料(100元)の窓口があります。 |
途中、ブーゲンビリアやオジギソウが咲いていました。 |
|
|
カノコバト。ハト目ハト科キジバト属の鳥です。 |
クロガシラ? |
|
|
入り口付近から見た青蛙石です。なるほど蛙に見えます。 |
園路の向こうに台湾猿がいました。 |
|
|
園内のラン園です。 |
園内唯一の池です。コウホネが咲いていました。 |
|
|
ダイサギ。コウノトリ目サギ科アオサギ属の鳥です。 |
クロガシラ? |
|
|
石筍宝穴という鍾乳洞です。8mほどの地下にあります。 |
銀葉板根です。 |
|
|
仙洞という鍾乳洞です。137mの長さがあります。 |
宝蓮灯という名の付いた鍾乳石です。 |
|
観海楼の屋上からの眺望です。左側の海は太平洋、鵝鑾鼻公園の先はバシー海峡、右は台湾海峡、そして青蛙石、一番右が大尖山です。 |
|
|
観海楼の屋上。風がすさまじくて長くはいられませんでしたが、とにかく素晴らしい眺望です。 |
観海楼の屋上から北のほうの山岳を望みます。 |
|
|
|
帰り道から見た観海楼です。自分が行くまでは何の建物かわかりませんでした。 |
奇岩で、岩の間を通ります。左は一線天、右は第一峡といいます。 |
|
|
園路はよく整備されていました。 |
恒春半島民俗植物展示区と書かれています。 |
|
|
名称不詳です。顔立ちからはヒタキの仲間のようですが? |
シマアカモズ。スズメ目モズ科の鳥です。 |
|
|
社頂公園です。公園は、赤い標示の現在位置が示すように恒春半島の真ん中にあります。 |
|
|
小渓谷です。細い割れ目を抜けて行きます。 |
迎風門です。標識の解説に「The strong northeast monsoon occurring in autumn and winter
would flutter toward the narrow opening formed by the two coral reef that
stand opposite each other.」とあります。いかにも。 |
|
大草原からの眺望です。見えているのは太平洋、右端が鵝鑾鼻です。 |
|
涵碧亭からの眺望です。鵝鑾鼻が遠く霞んでいます。 |
|
|
|
|
木の実 |
バッタ |
カマキリ |
スズメ |
恒春古城散策 台湾最南端の鎮が恒春です。恒春は、四季温暖なことから名付けられたそうです。清朝末期に建てられた四つの門と城壁で囲まれた実践的な城郭都市です。郊外には地下から天然ガスが噴き出している出火奇観もあります。 |
|
|
市内の観光案内板です。赤い線が城壁です。 |
東門。出火奇観へはこの門から行きます。 |
|
|
北門 |
北門から西門への城壁です。最近整備されたのか、きれいでした。 |
|
|
西門。映画「海角七号」のロケ地として名所になっています。緑色のポストが印象的です。 |
市内の猴洞山公園から西門広場方面の眺望です。 |
|
|
恒春老街。中山路の昔からの街並みを老街と言っています。 |
南門。ここはロータリーになっていてとても賑やかなところです。 |
|
|
クロガシラ。スズメ目ヒヨドリ科の鳥です。花蓮、台東、恒春半島のみに生息するそうです。 |
タイワンオナガドリ。スズメ目カラス科の鳥です。図鑑通りの写真が撮れました。 |
|
|
出火特別景観区。ガイドブックには常に炎が噴き出していると書いてあるので本当に吹き上げていると思っていました。それとも、そろそろガス欠になって、チョロチョロの火になったのでしょうか。謎です! |
国立海洋生物博物館 台湾一の水族館です。水族館好きの私としては見逃せません。ちょっと遠いのですが行ってきました。バス代片道54元、入場料390元でした。とても広くて、1991年にオープンした「世界水域館」「珊瑚王国館」そして、2000年に完成した「台湾水域館」とテーマに分けられた3施設があります。バーチャル展示などが多く、科学する博物館でした。 |
|
|
全体の配置は写真のとおりです。 |
入場ゲートから、右の黒い丸いものは屋外アートで「Love and New Life」で、奥の水色の屋根が本館です。 |
|
|
オブジェが素晴らしい。等身大のクジラの躍動感は素晴らしい。本物のようでしょう。 |
「世界水域館」前のイカのオブジェ。まるで空中を泳いでいるようです。 |
|
|
|
|
|
ちょうど餌付けをしていました。中国語の解説は不明??ツノメドリ、ペンギン、マグロなどです。 |
|
|
|
|
「台湾水域館」は、川魚や蟹、ムツゴロウなどです。 |
|
|
|
|
|
「珊瑚王国館」は、水槽のトンネルもあります。クマノミ、ジンベエザメ、チョウチョウウオ、タツノオトシゴ、ミノカサゴ、スナメリなどです。 |
|