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阿里山 阿里山国家森林遊楽区は嘉義県阿里山郷に位置し、面積は1400㌶、主なスポットの海抜高度は2200m、中海抜盛行雲霧温帯気候に属し、年間平均温度は10.6℃、年間平均降水量は4000mmも達する、雨が降るの日は年間で209日、霧がかかる日は年間244日にも達する。重湿型気候で森林と気候景観は台湾一、阿里山雲海、日出、夕焼け、森林、鉄道等の五奇景は中外でも有名である。(台湾林務局HPから)
御来光を見たくて1月1日に合わせたのですが、雲が厚くて見ることができません。残念です。が、十分に森林浴を楽しみました。
阿里山高峰大飯店 嘉儀県阿里山郷中41号 1泊16,290円
ホテルの正面から出入りしたのは初日と帰りだけで、どちらも雨が降っていました。そのほかの時は、裏口が便利なのでホテルの外観写真はありません。(ので、ホテルのHPから戴きました。)部屋は2階の向かって左端です。室内は、広々しています。どうやら4人部屋のようでした。とにかく寒くて窓もからの景色も撮りませんでした。
祝山の日の出 台湾最高峰の玉山山系から顔を出す日の出は息をのむ美しさと言われている。祝山からの鑑賞が一般的。
日の出を見るには、まず阿里山駅から祝山駅までの切符を買います。翌日が元旦ということで、数百人の客が並んでいました。並んでいる間に、売り切れの列車が張り出されます。幸いにも、親切な日本人留学生が手伝ってくれて、無事に5時30分発の列車の切符(片道100元)を購入することができました。
30分前に並んでくださいと言われていたので、6時に阿里山駅に行くと、駅で泊まった若者が大勢いました。寒い中しばし並んで、定刻に出発です。線路の向こうに蒸気機関車が見えました。車内は、定員制のはずなのに立っている客もいました。
6時過ぎに山頂の祝山駅に到着です。本日の日の出は7時3分と表示されていました。
   
 
駅から5分ほど歩くと鑑日台に着きます。すでに大勢の人、人、人です。6時30分ごろには空が明るくなってきました。7時には山際が赤くなって期待したのですが、ご来光は見られませんでした。パノラマ写真では、一条の光がかすかに見えています。
帰りはほとんどの人が歩いていました。1時間ほどで阿里山駅に着きます。ほとんど下りきった7時50分ごろに、向かいの山に朝日が射してきました。
阿里山森林遊楽区散策 阿里山森林遊楽区は、神木を始めとする巨木群を巡る歩道が整備されています。
商店区の駐車場です。中央奥が阿里山駅です。 駅側から見た商店区の駐車場です。奥の2階建てが旅客服務中心です。
阿里山駅。巨大な木造です。出発点です。
象鼻木。象の鼻のように見えますか? 三代木。同じ木の株から三代に亘って成長を繰り返していることから名付けられたそうです。
高山博物館。看板は阿里山博物館でした。休館中のようです。
千歳檜。周囲11m、高さ35m、樹齢2000年の紅檜です。 樹霊塔。1935年、日本統治時代に大量の樹木を伐採したのでで、その霊を慰めた塔で、デザインは年輪を表すそうです。
慈雲寺。1919年、阿里山開発の初期に阿里山寺を建て、タイから送られた釈迦牟尼の仏像を祀ったそうです。1945年、戦後に慈雲寺と改名されたそうです。
慈雲寺の脇に展望台がありました。ガイドマップにも載っていませんが、なかなかの眺めです。左側には、阿里山の旅社区(ホテル街)が見えます。右側は、塔山峠方面の眺めです。
巨木群桟道を神木に向かいました。右に左にと巨木がそびえています。
香林神木。周囲12.3m、高さ45m、樹齢2300年の紅檜で、二代目の神木です。 天を覆うようです。
神木。1906年に発見されたそうで、周囲25m、高さ50m、樹齢3000年以上といわれた紅檜(タイワンサワラ)です。1953年と1956年に落雷によって内部が焼かれ、1996年には豪雨によって3分の1が倒れました。1998年に惜しまれながら伐採されることになりました。ここは、阿里山森林鉄道の神木駅です。
福徳萬古樹。土地神寺の福徳廟の敷地にあります。と言っても、登り道のちょっと平らなところです。
受鎮宮。同郷の神様玄天上帝を祀っています。大変大きな廟で、ちょうどお祭りのようなことをしていました。爆竹を鳴らし、太鼓を敲いて賑やかです。
永結同心。ハート形の古木です。みなさん記念斜視を撮っていました。 金猪報喜。ゴールデンピッグの頭のようで、吉報をもたらすということです。
姉妹潭。左が姉で右が妹です。二人の美人姉妹が一人の男性を愛し、結局二人とも身を投げたという悲しい伝説の残る池です。姉池は、橋を渡って四阿がありますが、妹池は小さな水たまりのようでした。
沼平駅。昔はここで集材して送り出したそうです。 鉄橋をくぐれば阿里山駅です。
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