日月潭 日月潭は台湾本島中央部に位置する台湾最大の淡水湖であり、台湾で最も秀麗な高山湖である。日月潭は湖内にうかぶラル島を境に東側が日輪、西側が三日月に似ていることからこの名がついた。青い山々と碧い水面が織り成す美しい景色が日月潭の魅力である。海拔748.48メートルにある日月潭に立ちのぼる霧の中、幾重にも重なる山々に囲まれた日月潭の風景はまさに山水画そのものである。景色と風物が一体となって刻々と変化する様は言葉では例えようがない。早暁、黄昏、春夏秋冬の四季の移ろい、また穏やかな陽射しが射すときも、雨に煙るときも、日月潭の美しさは見飽きることがない。明け方、湖面には一面薄霧がおおい、朦朧とした世界が広がる。山際から一閃の暁光が射し込み、湖水はその輪郭をしだいに現してくる。湖面は山々や木々の影に区切られ、鳥たちがかしましく活動を始める。。黄昏には、湖水は金光に輝き、瑠璃色の仙境となる。夜の帳がおりると、灯光が湖面に揺れ、爽やかな風とともに、精霊たちがさわぎだす神秘の世界へと一変する。(台湾観光局HPから)
台湾の人々は、1泊2日でちょうど箱根あたりに行く感じで、芦ノ湖のようでした。3泊したのはとても贅沢で、ゆったりした旅でした。 |
日月潭愛之屋旅店嗎頭館 南投県魚池郷日月潭名勝街35号 1泊6,1865円 |
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外観。名勝街は船着場前の一番賑やかな通りです。 |
エレベーターの扉がとにかく派手です。 |
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室内。部屋はきれいですが、シャワーのみです。 |
最後のレイクビューと言われた部屋で明るく広々しています。 |
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眺望は最高です。微妙に建物の隙間があって乗船場が見えます。 |
窓から見た夜明け前の日月潭です。水墨画のようでした。 |
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朝食は、5分ほど歩いた同じホテルの庭園館という別の建物まで食べに行きます。こんなのは初めてです |
洋風のビュフェ形式で8時からです。各種中華饅頭、食パン、サンドイッチ、飲み物は紅茶、豆乳ながあります。 |
涵碧親水歩道散策 水社から頭社壩(ダム)方面へ行く歩道です。 |
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対岸の二龍山(954m)の頂上に慈恩塔、その右下に玄奘寺が見えます。 |
湖面に陽が映えて輝いています。 |
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天上聖母などを祀った龍鳳宮。 |
水産試験場。 |
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左の建物は水社のホテルです。 |
ダム湖なので石垣もあります。 |
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取水口です。 |
水社壩(ダム)です。結婚記念写真スポットとして有名です。 |
1日周遊パスで散策 1日パスを購入して水社から伊達サオ、ロープウエイ、玄奘寺、玄光寺と周遊しました。1日券は330元ですが、船1回(100元)、ロープウエイ往復(300元)、1日バス券(80元)、100元追加すると船も乗り放題。とてもお得なチケットです。 |
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派手な船で対岸の伊達サオに渡ります。 |
湖面は穏やかです。わずか10分で対岸に着きます。 |
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伊達邵(イタサオ)。船着き場の標柱です。 |
ロープウエイ乗り場までは、伊達サオ親水歩道になっています。水社方面の眺めです。 |
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村内にお酒の博物館がありました。地元の酒屋さんが自前で収集したもので、無料でした。お酒は、小米(アワ)酒です。昔のサオ族の写真や日月潭名物の総統魚の写真などもありました。 |
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日月潭ロープウエイ。2010年に開通したばかりで、全長1,877m、中間には2つの山があり、一番高いところでは140mの高さだそうです。下を見下ろすだけでゾクゾクとしてスリル満点です。 |
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ロープウエイ乗り場の近くに青年活動センターと蝴蝶園があります。シーズンでないらしく、胡蝶は見かけません。合歓木、野生のニチニチソウ、ガザニアでしょうか。 |
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トイレが利用できる公共施設がありました。眺めも良い。 |
昔、阿里山のサオ族の人々をここに導いたという白鹿伝説にちなんだ白鹿の像がありました。。 |
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土亭仔歩道。土亭仔はかつてサオ族の石印社があった場所で、今は木道の道が整備され、途中の解説板でサオ族の文化を紹介しています。岬の先端には展望台があり三方向の眺望が楽しめます。 |
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玄奘寺。戦前に日本に持ち込まれた玄奘法師の遺骨を、1955年に返還して玄光寺に祀られていたのを、1965年に玄奘寺を建立して移したものだそうです。前方には拉魯島、後方には青龍山を望む地で、風水的には「青龍戲珠」と称せられる最良の場所だそうです。玄奘寺からの眺望をパノラマにしてみました。 |
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慈恩塔。蒋介石が母親のために1971年に建てたそうです。海抜954メートルの二龍山山頂に高さは46メートルということで、塔頂の高さはちょうど1000メートルになります。もちろん上からは日月潭が一望です。また鐘があって、塔に登った人は皆撞いていました。 |
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塔頂から玄奘寺と日月潭を眺めます。 |
拉魯(ラル)島。日月潭の中央に浮かぶ小島で、サオの聖地です。 |
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清龍山歩道を下ると玄光寺に着きます。 |
三蔵法師。 |
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サオ族の踊りを見せていました。 |
玄光の船着き場です。 |
水社親水歩道・文武廟年梯歩道散策 水社から文武廟まで散策しました。 |
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水社船着き場。出発! |
夜鷺。日本名は五位鷺。コウノトリ目サギ科ゴイサギ属の鳥です。平家物語に由来する正五位の鳥だそうですが、夜間に大きな声で鳴くことから、夜烏と呼ぶ地方もあるそうです。 |
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文武廟。発電所の工事で日月潭の水位が上昇したため、水社村の龍鳳宮と卜吉村の益化堂が撤去され、1934年、二つの廟を合併して文武廟を建設したといいます。北朝宮殿式の建築で、規模は台湾一と言われています。孔子や関羽を祀っています。あいにくの天気でしたが、廟の裏山からの眺めは美しい。 |
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クロヒヨドリ。スズメ目ヒヨドリ科で24㎝位の鳥です。 |
チャバラオオルリ。台湾固有の亜種でスズメ目ヒタキ科の15㎝位の鳥です。 |
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竹石園。ここも結婚写真スポットのようです。ちょうど霧が出てきて幻想的でした。 |
遊歩道から慈恩塔、玄奘寺方面を望みました。水墨画の世界です。 |
日月潭―阿里山路線バスの旅 日月潭から阿里山への直行バスが運行開始です。まだガイドブックには紹介されていませんが、台中~日月潭(180元)日月潭~阿里山(307元)阿里山入山料(150元)阿里山~嘉儀(221元)合計858元が660元の阿里山ツアーというチケットがあります。台中のバスターミナルで買えますが、我々は日月潭で見つけたので、合計858元を払いました。小型のバスで、あちこち崖崩れがあってとてもスリリングなドライブです。途中、30分休憩が2度ありますが、9時発12時40分着、3時間40分かかります。 |
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日月潭の水社遊客中心です。ここからバスに乗ります。 |
水里郷を経て国道21号線を進ます。 |
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山道に入るといたるところで工事をしています。 |
神木渓に入ってきます。台風の被害は相当に酷かったようです。 |
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11時30分。夫婦樹に着きました。運転手はぜひ写真を撮れと勧めます。 |
夫婦樹から10分ほどで塔塔加遊客中心です。道路からは少し歩きます。玉山登山の入り口のようです。 |
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