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5日目 ドロミテ街道ハイライト
(8/2)  (コルティーナ・ダンペッツォ~ファルツァーレゴ峠~ポルドイ峠~カレッツア湖~ボルツァーノ)
6時起床。朝食は、ホテルのビュッフェです。
9時に集合して、専用のマイクロバスで最初にファルツァーレゴ峠に向かいます。
 
ドロミテ街道 西の玄関口「ボルツァーノ」から東の「コルチナ・ダンペッツォ」 までを結ぶドロミテ街道。今回は東から西に移動し、まずファルツァーレゴ峠でロープウエイに乗ってラガツオォイ山へ、次にポルドイ峠からロープウエイに乗ってサッソ・ポルドイへ、さらにカレッツア湖に寄って、ボルツァーノに行きました。
ホテルを出て25分ほどでファルツァーレゴ峠に着きました。国道48号の峠で標高2,105mです。峠にはイタリア軍の75mmカノン砲が展示されていて、第一次世界大戦の際のオーストリア軍と戦闘が偲ばれます。ここからは、ラガツォイ(2,835m)へ登るロープウエイがあります。早速ロープウエイに乗って山上へ向かいました。
ロープウエイ駅からラガツォイの山頂を目指します。振り返ると、山頂駅とラガツォイ小屋が見えます。
途中の橋です。すごい高度差です。 ピッコロ・ラガツォイ(2,778m)の山頂です。
ピッコロ・ラガツォイからのパノラマです。360度の展望です。①のチベッタは3,220m、マルモラーダはドロミテの最高峰で3,343mです。②のトファーナは3,243mです。
当時の山岳兵の格好をしたガイドさんです。 イタリア国旗が翻っていました。 こんなところを下っている人がいました。 ロープウエイから真下を写しました。
ファルツァーレゴ峠から1時間でポルドイ峠に着きました。ポルドイ峠は、セッラ山群の入り口で標高2,239mです。ロープウエイで標高2,950mのサッソ・ポルドイまでわずか4分で到着します。サッソ・ポルドイは平らな台地で、一番高いピッツ・ボエは3,152mあります。レストランで、昼食にしました。パスタとスープを食べましたが、イタリアでは珍しく美味しくありませんでした。
サッソ・ポルドイからのパノラマです。①は東側の展望で、ピッツ・ボエはセラ山群の最高峰で3,152m、マルモラーダはドロミテの最高峰で3,343mです。②は西側の展望で、サッソ・ルンゴは3,181mです。
だんだん天気が悪くなってきて、遠くが霞んできました。食事時間を含めて1時間半ほど滞在しました。
ポルドイ峠から1時間10分でカレッツア湖に着きました。標高1,519m、周囲が2.6㎞あるそうです。ドロミテの宝石と言われ、ラテマール山(2,799m)の岩峰と森の緑をを湖面に映しています。湖面は、エメラルドのように深い神秘的な色をしています。周回する遊歩道をぐるっと歩いてみました。
反対側に来ると別の山が見えてきます。カティナッチョ山(3,004m)です。周回路を歩いて行くと湖は場所によって異なる貌を見せてくれます。50分をかけてこの景色を堪能しました。
Hotel Geif ★★★★ Piazza Walther, Bolzano, Italy, 39100, Italia
外観。ドゥオモのあるワルテール広場に隣接しています。 部屋の窓からは、広場が目の前にありました。広くて洒落た部屋でしたが、入口の段差が困りました。
 
ホテルで日本食を教えてもらった「Ristorante Bamboo」ですが、中華が中心でした。4人で、ヤキトリ、ギョウザ、ヤキウドン、サラダ、スシなどです。 翌日、お店の前を通って、撮りました。
6日目 ①ボルツァーノ市街散策
(8/3)  ②ボルツァーノからインスブルックへ(次頁)

朝食はホテルのビュッフェです。 午前中は自由時間です。8時30分にホテルを出て、歩いて古城を目指しました。ワルテール広場からポルティチ通りを西に進み、エルベ広場に着きました。露天の市場が並んでいます。かってゲーテがその華やかさに感激したところだそうです。
エルベ広場の先は、美術館のあるムゼー通りです。 ムゼー通りの先は、タルヴェーラ川に架かるタルヴェーラ橋です。ホテルから25分ほどのところです。川沿いには遊歩道が整備されています。
ホテルから1時間ほど歩くと川沿いにお城が見えてきます。市内なのにブドウ畑に囲まれた13世紀に築城されたマレッチョ城です。今は会議やイベント会場として使われているそうです。 ロンコル城が見えてきました。街外れの高台にあります。1237年に岩壁の頂上に築城され、幾度にも渡って拡張、修復されてきたそうです。
途中で道を間違えたと思い、一度は帰ろうかと思いましたが、気を取り直して川沿いの道を遡りました。橋を渡ると、市内からの無料バスの標識が確認でき、城への登り口も分かりました。石畳の道をしばらく登ると城門の橋に着きました。1時間半もかかってしまいました。
 
ロンコル城は、ヴァンゲンの領主によって建てられたものを、1385年に裕福な商人が買って内外をフレスコ画で飾ったそうです。「トリスタンとイゾルデ」「アーサー王と円卓の騎士」などの騎士物語を描いたものがたくさん残っているそうです。また、レストランもあって郷土料理を提供しているそうです。内部の見学は時間がなくてできませんでしたが、窓からは市街地が見晴らすことができる気持ちの良いところでした。
カリステギア・セピウム(ヒルガオ科)ハマヒルガオ? ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科) 不詳 ケンタウレア・モンタナ(ヤグルマギクキク科)
川の反対側の遊歩道を戻りました。 タルヴェーラ橋の先の勝利広場には凱旋門のような戦勝記念碑があります。第一次大戦の際に南チロルを勝ち取ったそうです。 市立美術館です。以前はアイスマンがここにあったそうです。
ドゥオーモです。建物は、初期キリスト教建築、そして、中世初期、ロマネスク様式の特徴が残っていますが、それから約100年後、ゴシック様式を用いて1420年頃完成したそうです。 ロンコル城からは50分でワルテール広場のホテルまで戻りました。ホテルでシャワーを使い、チェックアウトを済ませて再び町に出ました。目指すはアイスマンです。
アルト・アディジェ考古学博物館です。いつも行列ができているのは、有名な「エッツィ」と名付けられたアイスマンが展示されているからです。タイミングが良かったのか、あまり待たずに入ることができました。アイスマンの画像は、ネットでゲットしました。 昼はマックです。
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