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2日目 ① ヴェネツィア市内散策(前頁)
(7/30) ② 
ヴェネツィアからコルティナ・ダンベッツォへ
14時、専用車で出発です。車は、A25号線をコルティーナ・ダンペッツォに向かって走ります。しばらくすると山間部になり、海抜0mから1,211mのコルティーナ・ダンペッツォまで休憩なしで2時間で着いてしまいました。途中、コルチナのオリンピックジャンプ台が見えました。
コルティーナ・ダンペッツォ 周囲がユネスコ遺産に登録された山塊に囲まれています。街からロープウェーで山へ登って景色を楽しんだり、本格的なトレッキング、ハイキングの両方も楽しめます。トレ・チーメもここから。(イタリア政府観光局HPから)
Hotel Bellevue Suites & SPA ★★★★ Corso Italia, 197, 32043 Cortina d'Ampezzo BL,Italia                                                105号室
外観。歩行者天国のコルソ・イタリア通りに隣接するとても便利なところにあります。 2ベッドルーム、1バスルーム、1シャワールーム、リビングルーム、ダイニング、広いバルコニーの部屋です。
2階ですがバルコニーからは周辺の山も眺められます。 コルソ・イタリア通りは町の中心です。
ホテルから一番近いコルソ・イタリア通りの「Pizzeria Ristorante Croda Cafe」で地元料理を中心に頼みました。6人もいるので色々な料理を頼めました。具入りのパスタが人気です。日本語のメニューで「アイスクリームぬるいラズベリー」がうけましたが、暖かくしたラズベリーを添えたアイスクリームはコルティーナ・ダンペッツォの絶品グルメと紹介されていました。たしかに美味しい!
3日目 ① トファーナのハイキング
(7/31) ② ファローリアのハイキング

朝6時過ぎ、クローダダラーゴ(2,715m)方面のモルゲンロートです。 朝食は、ホテルのビュッフェです。
8時30分に集合して、ロープウエイ乗場に向かいます。10分ほどの距離です。
ロープウエイ乗場(1,217m)です。「空飛ぶ矢」と呼ばれる3区間のロープウエイで頂上と結んでいます。 始発は9時です。チケットを購入して、順番に並びます。
2番目のロープウエイに乗ります。山頂は雲の中です。 最初の中間駅コル・ドルシエ(1,778m)です。岸壁の上に次の中間駅が見えます。
2番目の中間駅カパンナ・ラ・ヴァッレス(2,475m)です。頂上駅はまだ雲の中です。険しい岸壁が迫ってきます。
頂上駅のバル・チーマ・トファーナ(3,244m)です。建物の横の階段を上って最高峰のトファーナ・ディ・メッツォ(3,244m)を目指します。
トファーナ・ディ・メッツォ(3,244m) 山頂です。
山頂からの眺めです。左からトファーナ・ディ・ロッツェス(3,225m)、ラガツオイ(2,935m)、ラヴァレッラ(3,034m)、チマ・ノヴェ(2,972m)、右端はトファーナ・ディ・デントロ(3,237m)です。後方の雲の中にマルモラーダ(3,342m)やセラ(3,151m)等も望めました。
山頂の三角点? 攀じ登り、攀じ下ります。 手前の峰からの山頂です。 同じく山頂です。
ロープウエイ駅に戻って眺めると、凄い所を歩いています。 雲が晴れて、ロープウエイ駅から中間駅が見えました。
中間駅カパンナ・ラ・ヴァッレスットでコーヒーブレイク。周りは山だらけです。テーブル状の山はクローダ・ダ・ラーゴ(2,715m)です。眼下にはコルティーナの街とファローリア(2,123m)、ソラピス(3,205m)などが見えます。
素晴らしい眺めです。 行きには見えなかった中間駅と頂上駅が見えました。
ダフネ・クネオルム(ジンチョウゲ科) ケラスティウム(ナデシコ科)セイヨウミミナグサ? パパヴェル・ラエティクムリ(ケシ科)シリヒナゲシ? 不詳
次は、ファローリアに向かいました。途中のバス発着所・駐車場はバザーで賑わっていました。駐車場の先にロープウエイ乗場(1,211m)があります。ここから2区間のロープウエイでファローリア(2,123m)に上がります。
ファローリアからの展望です。正面には先ほど登ってきたトファーナ(3,243m)の山群、左にクローダ・ダ・ラーゴ(2,715m)の山塊、右にはクリスタッロ(3,205m)の山塊が望めます。
ファローリアのレストランで、遅めの昼食を摂りました。美味しかったです。
ファローリアからはジープで上の小屋までの勧誘がありましたが、歩いて登りました。30分ほどでトンディ小屋(2,327m)に着きました。ゲレンデは一面のお花畑です。
更に10分ほどで、リフトの頂上駅に着きました。この辺りでは一番高いところに登って見ました。 後の山は、ソラピッス(3,205m)です。この辺りにはたくさんのトレッキングコースがあります。
リフト頂上駅からの展望です。左がトファーナ(3,243m)山群、右がクリスタッロ(3,221m)山塊です。
少し位置を変えました。左にトンディ小屋、中央下方にファローリア小屋が望めます。
ファローリアのもう一つの名所が、シルベスター・スターローン主演の映画クリフハンガーの撮影場所になった昔のロープウエイ駅をめぐるショートトレイルです。お花がたくさん咲いていて、景色も良く、30分ほどで楽しめます。
カンパヌラ・ロンボイダリス(キキョウ科) シレネ・ブルガリス(ナデシコ科)シラタマソウ? ロトゥス・アルピヌス(マメ科) アスター・ベリディアアストルム(キク科)
ヘラクレウム・スフォンディリウム(セリ科)ハナウド?
オキザリス・アセトセッラ(カタバミ科) キルシウム・スピノシシムヌ(キク科)アルプスアザミというそうです。 セイヨウオニアザミ(キク科)
クレピス・ビエンニス(キク科) エリシムム・ブルナティイ(アブラナ科) ティムス・プレギオイデス (シソ科) ゲンチアナ・ヴェルナ(リンドウ科)
梅の花のようですが、不詳です。 トリフォリウム・プラテンセ(マメ科)アカツメクサ? スカビオサ・ルキダ(スイカズラ科)セイヨウマツムシソウ? ロードデンドロン・フェルギネウム(ツツジ科)アルペンローゼです。
カンパヌラ・ラプンクロイデス(キキョウ科)
スクテラリア・アルピナ(シソ科) クレピス・アウレア(キク科) ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
下りのロープウエイも混んでいました。スーパーマーケットで買い物をし、歩いて喉が渇いたので、バーでドラフトビールで乾杯!夕食は部屋で自炊になりました。
4日目 トレ・チーメハイキング
(8/1)
朝食は、ホテルのビュッフェです。
8時に集合して、専用車2台でトレ・チーメに向かいます。
25分ほど走って、途中のミズリーナ湖で下車し、湖畔を歩きました。
ミズリーナ湖に到着。標高1,756mにある周囲約2㎞の湖です。正面の尖った山は、これから向かうトレ・チーメです。
ここはイタリアの中でも空気が大変綺麗な場所で、正面奥の建物は呼吸器疾患の子供たちの療養施設だそうです。湖畔にはホテルが連なっています。奥の山はソラピス(3,205m)です。
20分の休憩でミズーリ湖を楽しみました。トイレを済ませて出発です。
20分ほどのドライブです。グングンと高度を上げてゆきます。
ドライバーのコネでアウロンツォ小屋脇の駐車場まで上ることができました。眼下には、水色のミズリーナ湖が見えます。右の山はクリスタッロ(3,221m)、左手奥の山はソラピス(3,205m)です。 アウロンツォ小屋は標高2,320mです。トイレを済ませ、足回りを整えて、トレ・チーメの一周ハイキングに出発です。
アウロンツォ小屋(2,320m)からデラヴァレード小屋(2,344m)までは、平らで広い道で、左手にトレ・チーメの岩峰を眺めながら、30分で着きました。
デラヴァレード小屋(2,344m)から展望台へ右手のゆったりとした道を登りました。トレ・チーメは、正式にはトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードというそうで、展望台側から順にシーマ・ピッコラ(2,857m)、シーマ・グランデ(2,999m)、シーマ・オーヴェスト(2,973m)といいます。約30分で展望台(ラヴァレード峠)に着きました。やはり絶景です。大勢の人で賑わっていました。
峠の展望台を少し下ると、もう山の姿が大いに違って見えました。シーマ・グランデの平らな絶壁だけで500mもあるそうです。 峠の展望台からは、一度かなり急な坂道を下ります。
ロカテッリ小屋に向かいます。右手には奇岩がそびえていて、その上の方の道を歩いている人もいます。小屋の手前の急坂を登ると間もなくロカテッリ小屋(2,450m)です。峠から30分ほどでした。
小屋から見るトレ・チーメはまたその姿を変えています。
ロカテッリ小屋は、イタリア山岳クラブのもので、初めはドイツ-オーストリア山岳クラブが1882年に建てたトレ・チーメ周辺で一番古いものだとメニューのあいさつ文に書いてありました。チロル料理のソーセージ入り野菜スープ(11.70€)をつまみにドラフトビールで昼食としました。
ロカテッリ小屋の裏側には、二つの池があります。ピアニー湖というようです。変化にとんでいて楽しくなるような眺めです。
ロカテッリ小屋(2,450m)からラングアルム小屋(2,232m)に向かいました。最初はゆっくりと下り、次は急斜面をジグザグに下り、しばらく平らなところを歩くと、今度は急な斜面を登り返します。振り返ると、今登った斜面の向こうにロカテッリ小屋からの長い下り道が見えます。橋を架ければ楽なのにと、つい愚痴が出ます。85分かっかてラングアルム小屋に着きました。帰りの車の予約時間が決まっているので、小休止だけで急いで出発します。
ラングアルム小屋から5分ほど歩いたところから見たトレ・チーメです。また、雰囲気が変わって見えます。 ラングアルム小屋から15分ほど登って振り返ってみました。谷の向こうにロカテッリ小屋が見えました。赤丸の所です。
斜面を登り切り、ガレの傾斜地をトラバースして、ラングアルム小屋から30分ほどすると丸太のゲートがありました。牧場の囲いのようです。このあたりから景色が変わって緑の豊かな斜面になりました。
ケルネラ・サクサティリス (アブラナ科)に似ています。純白です。 アンテンナリア・ディオイカ(キク科)。日本のエゾノチチコグサでしょうか。 アンティリス・ウルネラリア(マメ科) ミオソティス・アルペストリス(ムラサキ科)。ワスレナグサです。
フィテウマ・オルビクラレ(キキョウ科)。別名悪魔の爪です。 サキシフラガ・ステルラリス(ユキノシタ科)?いずれにしてもユキノシタ科です。 ラングアルム小屋から1時間ほどでアウロンツォ小屋に戻ってきました。 急いだ分だけ、ビールがうまい!
観光案内所で内緒で教えてもらった「Ristorante Pontejel」に行きました。地元のビール、リングイネ、サラダ、デザートをシェアしました。なるほど、美味しい!
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