A:当院で鍼を初めて受けられた方の多くは「もう鍼を刺したのですか?」と驚かれます。
あってもせいぜい「蚊が『チック』と刺す程度」です。当院にいらっしゃるお客様も慣れてくると皆さんウトウト眠ったり、中には気持ち良さそうにイビキをかいてグッスリ眠る方もいます
なぜこのように思ったほど痛くなかったのか?いくつかの理由があります。
ひとつは鍼灸の鍼は髪の毛のように細いからです。注射針とは太さが全く違います。鍼灸治療に使用する鍼の太さは0.12mm〜0.22mm。一方、注射針の太さは0.65mm〜1.2mm。注射針は鍼灸治療に使う鍼の5〜10倍の太さです。
また中国から伝わって来た鍼はその後、日本人の繊細な体質に合うように豪鍼(髪の毛のような細い鍼の意味)に改良されています。日本で開発された鍼はあまりにも細いため、素人が肌に刺入しようと思っても軟らかく、しなってしまい肌に刺すことは難しいです。
この細い鍼を刺すために江戸時代、鍼医の杉山和一は「鍼管」というものを開発しました。鍼管は「無痛刺入のための道具」です。中が空洞になっている細い管で、これに鍼を入れ刺します。
なお初めて鍼を経験される方については、試しに腕に鍼を1本だけ打ちます。鍼が痛くないことを体験していただいた上で治療に入ります。 |
A: 「熱いのはチョッと・・・」とお灸は敬遠されがちですが、当院には、絶えられない熱さをじっと我慢して耐えるお灸はありませんのでご安心ください。
お灸には色々な種類があり、使用目的により使い分けます。お灸の熱さも種類によって異なり、「ポカポカ温かく気持ちの良いお灸」から「一瞬だけチクリと熱さを感じるお灸」まであります。
施術の際には、お灸をお見せし説明した後に、試しに1個だけやってみます。 |
A: 個々の症状によって治療サイクルは異なります。
目安として急性疾患の場合、週2〜3回位通院いただければ効果が現れてきます。急性症状は比較的速く治ることが多いです。
慢性疾患の場合は、週1〜月2.3回位の目安で通院いただければ症状の改善が現れます。
一般的に慢性疾患は治るのに時間がかかります。
体質改善・健康管理・病気予防で治療を受ける場合は月1〜2回くらいが良いでしょう。
いずれも疾病の状態により個人差がありますので、治療経過を観察しながら一人一人にあった治療サイクルをお伝えしております。 |
A: 鍼の副作用は全くありませんのでご安心ください。
鍼治療は経穴(いわゆるツボ)に鍼を行うおこなうことで自然治癒力を高める治療です。
薬物をを使用した治療とは異なりますので副作用の心配は無いです。 |
A: 鍼灸の鍼は注射針のように針を通し薬液を注入するものではありません。したがって傷口が残ったり、バイ菌が入ることはありませんのでお風呂に入っても心配ないです。
ただ治療を受けた後は血液循環が良くなります。よって治療当日のお風呂については治療後2〜3時間くらい立ってからお入りいただき、長時間の入浴はお避けください。
また血液循環が良くなったために起こる一時的な身体のだるさは、徐々に取れます。 |
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