1年前にダブル球仕様に変更して見た目のアクセント効果を狙ったコーナリングランプ。
当時『Crystal』で話題になった常時点灯化(→雪道での効果があるとのこと)がきっかけでした。
ようやく構想がまとまったので,
今回はひとひねり加えて任意点灯可能な仕様にチャレンジ。
便宜上,『サイド・フォグ』とでも名づけることにします。
セフィーロのコーナリングランプは,Fバンパー横のこの位置についてます。この写真の使いまわしに気づいたあなたはスルドイ(汗) 前回はこれを21/5Wのダブル球として5W側をスモール連動にしました。今回は21W側の回路に細工をして
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とりあえずは手持ちの配線図集とにらめっこ。 どうやら【B-29】というスイッチの近所で細工が出来ればよさそう。しかし。ぎ装図のページをみるとダッシュボード近くにありそうなんだけど,現物を見てもどれがどれだかさっぱり。。。運転席周りだけでスイッチやコネクタって数十個ありますからね 諦めて左右各ランプ手前へ個別に細工しようと思い,部品の調達まで済んでたんですが・・・↓ | ||||
瓢箪から駒っつーかコロンブスの卵っつーか・・・(謎) 【B-29】のSWそのものはウィンカーレバー(ライトSW)ASSYに 組み込まれてるのでした。土壇場での大方針転換_| ̄|○ まずは画像中央にある【B-29】のコネクタを・・・ → | こんなふうに加工。 今回は純正配線をぶった切らざるを得ない(たぶん)のですが,純正仕様へ戻せるように配慮。 |
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順番は前後しますが, ステアリングコラムのカバーは前後・上下の4点で構成されており,前後各4本のネジで留まっています。両端のネジを緩めるとと上側のカバーが外れ,中央を緩めると下側も外れます。 |
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↑ 回路図のイメージ。↑ 気が向いたらそのうち回路図エディタでちゃんと作ります(汗) |
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【B-29】のコネクタ部加工の様子。 スペースの制約もあるので今回は丸ギボシ端子よりも平型スピーカー用(小)を多く使ってます。 | ||||
リレーおよびリレーソケット。 キーレス化などで多用した汎用の5極リレーを今回も使用。 |
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OUTPUT側の線にリレー87端子からの線が割り込む部分の中継ハーネス。 シンプル化のため,赤/黒のケーブルを使ってます。 コーナリングランプ点灯時約2Aの通電(テスターにて実測)があるので,『200V 3A』対応のダイオードを回路保護と逆流防止のため使用。銀色のストライプが入っているほうが(−)側です。 でも,放熱のモンダイ含めいまいち不安(^^ゞ | ||||
中継ハーネスはステアリングコラム・カバー内に配置。 画像で縦に写ってるダイオードはコーナリングランプとしての作動時に片方ずつ通電。左下にかろうじて横向きに写ってるダイオードは,サイドフォグとして作動時に両方通電。 リレーは,ステアリングコラム脇でターボタイマー等の追加ハーネス群に沿わせるようしてタイラップで固定。 |
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メインスイッチはC33ローレルのフォグランプSWを流用。 お隣さん・リヤワイパーSWのイルミ用配線から,夜間イルミ (ロゴの透過照明)用(+/−)とスイッチング(リレー駆動)用の線を分岐。平型スピーカー用端子(小)を使っているのでリヤワイパーの配線は傷ついてません。 | ||||
スイッチ実装の様子。 晴れて(?)SWスペースがすべて埋まりました。左から @リヤワイパー AHICAS警告灯 Bサイド・フォグSW Cキーレス作動確認LED&ボタン。(@Aは純正位置と逆転。) ちなみにC33ローレル純正フォグSWの位置はAとのこと。 |
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コーナリングランプ本体。 ここは今回特に変更なし。てことで写真は使いまわし(汗) 5W側用のスモール電源は,これまで同様に真上のクリアランスランプから分岐して確保します。 | ||||
↑ 照射範囲の比較。↑ 左側がサイド・フォグOFF時,右側がサイド・フォグON時。 |
・・・うーん,
よくよく考えると,じぶんの場合HID化によって既に相当明るいんですよね。
たしかに照射範囲は広がってるわけですが実感としてON⇔OFF時の差は小さい。。。_| ̄|○
まぁでも,『被視認性』という要素以外は
フォグランプよりも恩恵にあずかれる部分が多いのではないかと思います。
とゆーことで,被視認性以外にフォグランプのメリットがいまいち解らないじぶんにとっては
恩恵大の予感。冬が楽しみです。
@リレー駆動用の線をイルミ線から分岐 |
Aサイド・フォグ用の電源はバッ直でなく純正コーナリングランプ配線から確保 |
今回は,ただ単に分岐してどーのこーのというのではなかったため
テスト時は緊張しました。
『ボンッ』ていってメインヒューズとんだらどぅしよう,とか・・・
で,テスト成功でホッとひと安心。
※ 未確認のまま製作を進めましたが,点灯状態では保安基準に抵触してしまいます。
(消灯していればまぁバレることはないのですが)
とはいえ,製作完了してしまったDIYですので
さしあたっては車両から外さずこのレポートも掲載してみようと思います。