2005年8月 セキュリティシステムに格上げ!
2004年7月の加筆はコチラ。
21世紀のクルマたちと張り合うために何としても欲しかったキーレスエントリーシステム。
お得意のネットオークションにて購入しました。
※セキュリティに関連する部品ですので,設置場所等が判るような写真は割愛しています。
ご了承ください。
機能・価格・リモコンのデザイン←超重要!を考慮した結果,クライムストッパーという米メーカーのこちらのモデルを選びました。量販店で国産モデル買うと,高いし,ね・・・ 主な機能は,ハンズフリー付きキーレス機能とイモビライザー機能。 ←←← で,主な部品構成はこういった感じ。 左側:本体。 下側:運転席用のドアロックアクチュエーター。(別売) 右側:アクチュエーター制御用のリレー2個。(別売) 「本体からのケーブルはすべて黒色なので泥棒もお手上げです」ってのがセールスポイントだけど,泥棒でなくて俺がてこずるんだなぁ,お約束どおり・・・ |
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配線準備の風景。 ギボシ端子を死ぬほど大量に使用します。 何で半田ごてかというと・・・? | |
光っちゃって判りづらいっすね 手順どおりにカシメた後に,導電性の向上とカシメ抜け防止のの保険として半田を流し込むわけです。 |
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本体・各リレー等からそれぞれGND線が出るので,こんなタコ足アースを自作します。アクセルペダル横に純正のアースポイントがあるのでコレに共締め。 いっぽう逆側のプラス線はというと・・・ | |
これまた自作。既製品もあるんだけどね ヒューズボックスの空きスペースから電源を取るためのもの。MT車だとAT制御用のところが当然空いてるわけで,その点はラクです。 ※テスターでヒューズ端子のプラス側を調べ,プラス側から分岐するのがよいそうです。 ここからまたタコ足・・・ |
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アクチュエーター制御用のリレーは,こういう汎用の5極タイプを用います。 ロック信号・アンロック信号用の,計2個。 | |
ドアロック・アクチュエーターまわりの回路イメージ図。 (Cefi郎さんのHPにどんぴしゃの画像があったので,許可をいただいて転載しております。) |
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運転席ドア用のドアロック・アクチュエーター(モーター)。 この時期の日産車には運転席ドアにモーターが内蔵されておらず,集中ドアロックのシステムは『鍵またはノブでのロック(アンロック)時のロッドの動きを検出し,他の各ドア内にあるモーターへ信号を送る』というものになっています。 ・・・ということで,キーレス化のためには運転席ドアにもモーターが追加で必要。 | |
こんな感じで取り付けました。 金色っぽいのはアクチュエーター付属のステー。そして,銀色の短冊状のはホームセンターで売っている汎用ステー。 なんと!この固定の際にドアパネルへの穴開けはなし!! 「えっマジで!?」ってくらいジャスト位置にもともと穴が開いていたのでね。まぁそれなりに頭ひねりましたが。 オプション品装着用の穴か,はたまたサービス(メインテナンス)用の穴か。 |
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拡大写真。 パネルが3次元的な構成になってる部分なので,必死に頭を3次元的に回転させました(汗) 右写真のように,モーター付属のパーツを使って純正ロッドとネジ止め固定。 |
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赤/黒ケーブルを写真のように引き回し,スピーカーやパワーウィンドなどのハーネスと併行させて車体側へ配線を引き込みます。 ドア内に設置されるのはアクチュエーターのみ。 | |
機能設定用のボタンと作動確認用LEDランプ。 空きスイッチの隠しブタを加工して設置。 |
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最後になりましたが,これがリモコン。 「後付の汎用キーレスだぜ」的ないかにも感を避けたくて,シンプルなリモコンにこだわりました。 とはいえ,ロック/アンロックが別の2ボタン式だとなお良かったかも。リモコンと本体側の合計2ボタンのみで設定するのがややこしい・・・ ちなみに,一式じゃらじゃらとなってるのは,@セフィーロ,A大学の研究室,B研究室の机(お金管理してるのでね),C実家,Dヨット部の昔の合宿所,の鍵です,それぞれ。 |
感知範囲は,純正キーレスよりもけっこう狭いかも。。。(悲)
上で述べたような集中ロックのシステムなので,
『ごっ(運転席ドア)シャッ(他のドア3枚)』
という感じに2回作動音がします。
2003年末には購入を済ませていたにもかかわらず,
配線でハマッたりほかのいろいろなDIYメニューを(結果的に)割り込ませたりしてたため,
設置完了まで半年近くかかってしまいました。
とはいえ,キーレスの恩恵をもっとも受けられる梅雨の時期にはなんとか間に合いました(間に合わせました)。
これで『雨に打たれながら鍵を回す2秒間』から解放されます!
Special Thanks to: Cefi郎さん
(こちらのサイトは閉鎖されました。)