「新星堂 Pick Up Presents SPECIAL LIVE」
1994年5月8日 於:半蔵門・TOKYO FMホール
♪「迷夢」
【西】こんばんは~。COMING SOON!でーす。
えー…、私がボーカルの西邑理香です。
【佐】キーボード&リーダーの佐々木孝之です。
【田】ギター&バンマスの田光誠です。
【西】今日は皆、どうもありがとう。えーと…GW…最後の日っていうことで、
色々、明日からの身の回りの事とかやらなきゃいけないのを…
COMING SOON!を選んでくれて、どうもありがとうございます。
♪「miss PARIS ~今はないレストラン~」
♪「100年先もアイ ラヴ ユー」
【西】今が一番良い時と皆は言うけれど…10年先も100年先も…
もっともっと幸せになると…良いなぁという気持ちを込めて…
今…幸せだけど、これからももっと良い時が来る筈と信じて作った、
「100年先もアイ ラヴ ユー」を聴いて頂きました。
えーと、それでもね、今が一番良い時と言われて[えー、そんな…]なんて思っていても、
[あの時に戻ってみたい]と思う時も…毎日、一生懸命生きていればあると思うんですけれども。
きっと皆さんにも感動した瞬間とか、あの時に戻ってみたい瞬間とか沢山あると思うんですけどね。
あのぅ…今日が…その一日になれば…嬉しいなぁって思って次の歌をやりたいと思います。
「Yesterday Once More」。
♪「Yesterday Once More」
【西】「Yesterday Once More」を聴いて頂きました。
私たちは三月に…初めて…COMING SOON!で初めて、東京・大阪・名古屋とツアーを組みました。
来てくれた人~。 少な…新しいお客さんも多いってことじゃない? そうよね?これは。
どうもありがとうございました。その節は、ホントに。
【佐】御礼を言ってどうする訳じゃない…。
【西】でも、色々あったよね。
【佐】名古屋っていえば、手羽先が美味かった。名古屋コーチン。
【西】あー、楽しかった。食べたよねー。大阪とかも結構ね…
【佐】大阪はうどん!
【田】うどんですね。
【西】私たちはLIVEで食べた想い出しかないんでしょうか。本当に。
ね~、いや色々あの…LIVEの中でもハプニングがあったりとか、それから…
人との出会いがね、あったりとか…とても楽しい三ヶ所だったんですけれども。
名古屋の時にね、あの…名古屋…フフッ…思い出し笑いっていうんですか今の…。
名古屋のLIVEが終わってから…あるお客さんが「良かったです。西邑理香さん!」とか言ってきてくれたんですよ。
「あの歌、もう一回聞かせて下さい。また歌って下さいね。えーと、何だっけ…」…思い出せないみたいで…。
「シャンプー…そう!シャンプーの歌!」って言うんですよ。
シャンプーの歌?私たちにシャンプーの歌なんかあったっけ?って…
【田】いや、そんな歌はない。
【佐】あっさり言うねぇ。
【西】そんな歌はないんです。
私がシャンプーしている時に作った覚えもないし。おかしいなって思って。
考えました…多分、これだと思います。
「Shower Me With Your Love」。
……………… 無音 ………………。
【西】ちょっと待って…これはなんの??? こういうこともあります。
今日はコンピューターが入って…最新式の…
【佐】食べ物の話をしてたじゃない…うっかりポッって抜けちゃったみたいで…
【西】機械は時々ね…あのぅ…迷うんです。
それじゃあ、そろそろいけますか?
【佐】大丈夫です。
【西】リーダーがそう言ってますので。
聴いて頂きましょう。「Shower Me With Your Love」。
♪「Shower Me With Your Love」
♪「うちへ帰る」
【西】ありがとうございます。二曲続けて聴いて頂きました。
最初は「Shower Me With Your Love」。それから「うちへ帰る」…まだ帰らないで下さいね。
続き…後半、やっていきますんで。
えーと…GW…七日間?今回…今年は。七日間ぐらいあったんだよね、続けて休めた人は。
何やってたの?皆、実家帰った人とか、あと…ディズニーランド行った人とか、それから…
家でずっと過ごした人とか…お仕事あった人とか、色々いらっしゃると思うんですけれども。
私たちはもう…この日のLIVEのことを考えて…頭がいっぱいで…リハーサルを日々重ね…
寝る時間も削って…睡眠時間…一日八時間でした(笑)。
でもなんか…もう本番じゃん!って感じよね?
もう、ここまできちゃったじゃんって感じなんですけれども。
何してた?
【佐】GW? だから日々練習を重ねてたんだって…。
【西】あぁ、そうか…私、トボけておりますねぇホントに。
そうよね。旅とか行った人、どれぐらいいるの?
【田】いっぱいいますねぇ。
【西】結構いるんだ…500人ぐらい?入んないか…
【佐】入んないよ。
【西】旅と言えば…私はね…結構長い間、サンフランシスコに…。
去年とか…行ってたんですけども。五日間ぐらい。
【佐】随分長いねぇ…(笑)。
【西】一人旅っていうのが好きで、二十歳の時にね、ロンドンに一人旅に行ったんです。
それは一ヶ月ぐらい行ったんですけど。
その時以来、なんか[一人で旅することに意義がある]…みたいなことを思ってしまって。
あのねぇ…何にも分からない所で一人だとやるしかないじゃない。
もう何があっても越えるしかないっていう感じ…そういう所が大好きで。
そうするとまた、帰って来たときに一回り大きくなったりとかね。
なんかこう…優しくなっちゃったりとか。自然な体(たい)になっちゃったりとか。
凄く自分にとって良かったなぁと思うんで、一人旅は最近はするようにしてるんですよ。
旅とかの想い出とかある?
【佐】うーん…旅…一人旅っていうより…基本的にでも一人旅かな、ずっと。
去年のGWに[しゅうしん旅行]に出かけた…
【西】えっ?
【田】何?しゅうしん旅行って?
【佐】きずごころ旅行。
【田】あぁ![しょうしん]じゃないのそれ。
【西】どこケガしたの(笑)?
【佐】心を癒しに…。
【西】あぁそう…
【佐】聞かないで…
【西】どこにいったの?
【佐】千葉の海。
【西】(笑)。 田光くんは?ないの?旅。
【田】どうでしょうねぇ…
【西】修学旅行とかさぁ…
【田】修学旅行は行ったねぇ…。
【西】どこに行ったの?
【田】あの…みちのく。
【西】みちのくひとり旅?
【佐】修学旅行だし。
【西】みちのくに行ったんだ。
【佐】みちのく行ったって、でも、どこ行ったかもう…
【田】全然分かんない。覚えてないんだけどね。
【佐】何にもならなかったんだよね。
【田】そうなのよ。
【西】まだ若いんだから、ちゃんと覚えてなきゃ。
【田】どうもスイマセン。
【佐】怒られてどうする。
【西】私、修学旅行はね…沖縄行った。高校のときに。
【田】良いねぇ。凄いね。リッチな高校じゃない。
【西】いや、そうでもないんですけどねぇ。芸能人は多かったよ。芸能人は多かった。
あのねぇ、同期にですねぇ…あっ!…言っちゃうと田光クンが話し出しちゃうかもしれない。
【佐】詳しいんだ、これがまた!
【西】そうなのよ。
【田】どこなの?
【西】日出女子学園っていってね、超有名なんだけど。あのぅ…女子高でね。
菊池桃子さんとか山口百恵さんとかね…卒業したとこなのよ。
【田】今度、行かないの?そこ。
【西】行かないよ~。
【田】文化祭とか見に行かないの?
【西】あぁ、あんまり行かないねぇ。忘れられちゃったみたい。
もう…なんか…文化祭の時とかお知らせとか来ないよ。もう。
【佐】お知らせ来てたの?ずっと?
【西】前は来てた。
【佐】本当?文化祭、見に来ませんか?って?
【西】うん。でもさあ、こういうお仕事してるとね…[理香ちゃん、皆でクラス会集まるから来てよ。]とか…
電話あるんだけど…なかなかほら…忙しくて行けなかったりとかしちゃったりして…。
【田】勿体ない…。
【西】(笑)…勿体ないってねぇ…。結構ねぇ、アイドルヲタクなんですよ。
【田】全然、違いますよ。
【西】だってねぇ…もうこれから私たち色んなアレンジとか…自分たちの曲作ったり、詩を作ったりしてるじゃない?
そうすると色んな所から…COMING SOON!にアレンジお願いします!なんて、きちゃったりするのよ。凄いでしょ。
そうするとね…アイドルさんとか来る訳さ!色んなグループの…ね…某レコード会社の…フフッ…
分かんなくなっちゃったけど…いっぱいあり過ぎて…今…。
えっと…モモコクラブじゃないのは確かだね。うん。だけどこう…あったりとかして。
これから二人はね、アレンジャーとしても結構ね、活躍していくと思いますけどね…
なんかどんどん話が逸れてしまいましたけど…ここから!です。
ここからが…最後の…後半の盛り上げをしてみたいなと思うので…。
ちょっとさぁ…ちなみにあの…ちなみにじゃないなぁ…試しに…
試しにとちなみにじゃ全然違う…。
試しにちょっと、リラックス~って立ってみちゃったりとかしてみて。
こう…伸びをしたりとかね。どう?元気になった?
結構さぁ、静かな歌続いちゃうと、皆、腰痛くなっちゃってるでしょう。
じゃ、ちょっとあのぅ…こっちの列の人、年配の方もいらっしゃる…ちょっと立ってみたりとかしちゃって。
やっぱり私ね、一番に立った人に握手したかったの。
(男性が握手後に着席。)
【西】座っちゃうの?
まぁ、でもさぁ、あのぅ…自分で踊りたいなぁと思う人や、
一緒に歌いたいなぁって…GW、最後、燃え尽きようっていう人は…一緒に。
GWに燃え尽きてって想い出になるじゃない!COMING SOON!と一緒に俺は踊ったんだ!って言えるよ。
絶対にちょっと…この辺で皆で一体になりたいなと私は思います。
それでは…いきます! 「心の奥の奥」!
♪「心の奥の奥」
♪「好きだから 愛してるから」
♪「海より 空より」
【西】どうもありがとう! 熱い?
私たちの今日の目標[汗をかく]こと。 どうもありがとう。
えーと…最後の曲です。
今、私は、テレビ東京の「Music in CLUB おんなのこ探偵団」という番組をやっているんですけれども。
知ってる人~? ホント? 見てくれてる人? ホント?
あぁそうなんですか…ありがとうございます。ホントに。
私もね…ちゃんとあの時間に起きて…ビデオとかではなくて…見てるんだよ。あの時間にちゃんと。
【田】ホント?
【西】ホント。本当です。見てますんで。是非、見ていただきたいなと思う…
あの番組でね、今、手話のコーナーっていうのをやってるんですよ。
見たことある?色々ね…その手話を少しでもね…たくさんの人に使いやすく…
皆が使いやすい手話からねどんどん教えていきたいなぁなんて思って。
で、やってるんですけれども。そのコーナーにハガキがね…結構ハガキを頂いて。
[手話って凄いですね]とか[面白い]とか、それから…
[そんなのにも使えるんだ]とか、そういうのが…ハガキで頂いてるんですね。
凄い、私も、やって良かったなぁって思ったんだけれども。
そんな手話のコーナー…だんだんだんだんなんか…コントみたいになってきちゃって。
エスカレートしちゃって。で、私も出てるんですよ。勿論。そのコントに。
一応、プロデューサーなんかの…私たち…スタッフなんかの間では[手話コント]と呼んでるんですけれども。
その手話の中で…結構ね…[ちょびヒゲ]つけちゃったりとかして。
それ…結構クセになるのね。男装しちゃったりとか、それから…イケイケのお姉ちゃんとか。
あと今度はね、外人みたいにカツラ被っちゃったりとかして。
なんか[理香ちゃんどうしちゃったの?]って。結構言われるんですけど…。クセになった。
どんどんエスカレートしてますので、見て頂きたいなぁと思うんですけども。
手話と言えば…五月の一日から。都内のね…三十か所の交番で手話交番っていってね、
手話が使えるようになったんだって。
だから[手話交番]とか書いてあるかもしれないんで、見てみて下さい。
私も三十か所も出来て嬉しいなぁと思うんですけども。
あのね…「501号室への目覚し時計」という私が…「Populisme」の最後の曲なんですれども。
思い入れがある曲で。で、「501号室」を私は手話を使って歌っています。
なんかそういう[手話交番が出来た]とか、色んなハガキを頂いたりすると…
[あぁ、やってて良かったなぁ][少しでも多くの人に知って貰えたんだ]と思うとホント嬉しいんですね。
今日も歌います。聴いて下さい。「501号室への目覚し時計」。
♪「501号室への目覚し時計」
~ アンコール ~
♪「異国のフォトグラフ」
【西】どうもありがとうございます。
「異国のフォトグラフ」を聴いて頂きました。
えー、私たちは去年の六月から出発しまして…LIVEで出発しました。
それで…COMING SOON!…今まで、色んなとこでLIVE活動…
拠点は渋谷のEgg-manで続けているんですけれども。
本当に、これからも…ずっとね…三人で…ずっとね…
【田】ずっとね。
【西】これからもずっと…三人で…好きな歌を続けて…ホントに…いきたいと思います。
LIVEはまた今度、五月の二十日に渋谷のEgg-manであるんですけれども。
今日は…なんか…ちょっと…ね…ホールだし…また違う雰囲気で良かったと思います。
でも、それぞれの場所で…COMING SOON!のそれぞれのパワーをこれからも発揮していけるので、
是非また皆さん、絶対に見に来て下さい。
今日、ここに初めて来てくれた皆さん。これまでも、沢山来てくれた皆さん。
出逢いがあれば、また、別れも付いてくるもんだと思います。
でもそれが、前向きな別れだと…例えば…凄く悲しい別れでも、
その人に[やっぱり逢えて良かったなぁ]って思えるような別れだと…
また自分の…これからも変わってくると思うのね…。光ってくると思います。
私はそういう生き方をしたいと思っています。
今日も本当に皆さんに逢えて良かったと思っています。
♪「さよならの予感」
【西】どうもありがとうございました。
~ LIVE後・トーク (抜粋) ~
【司】GW…ホントは何してた?
【田】レンタルビデオ見てました。
ジミヘンとか…ちょっとヤラシイやつとか。
【佐】曲を作ってました。
田光くんは曲作るときってどうやってるの?
渋い、良い曲作るけど…どうやって作るの?
【田】自然に湧き出てくるんですよ。
【西】みんな曲作り、作詩で忙しいんですよ。
【司】お休みがないみたいですね。
【西】そうですねー!そうですねー!訴えちゃったりして♪
充実してるっていうのは素晴らしいことと思います。
【司】今日は…母の日ですが…。
【田】歌でもプレゼントしようかな。
【西】母親…今46才?…なんですけど…。
今からずっと綺麗になってもらおうと思って[韓国の垢すり券]。
お花と一緒に。姉妹弟(きょうだい)で。お姉ちゃんが代表してといわれて。
【佐】忘れてました。ちょっと遠いんで、帰って電話でも。
【西】今日は友達が来てるの。
THE WORLD XXIっいうBandの…
【田】Dave & Jeanだ。カモン、カモン。
【西】今度六月にデビューするんですよ。彼らは。
彼がベーシストのDave Crigger。
で、ボーカルのJean Violet。
何故いるのかというと…友達なんです。
私はDaveから英語を習ってるんですよ。
で、私が日本語の…Japanese teacher。教えてるんですよ。
クラブチッタで今月の17日と19日にLIVEやります。
私も19日のほう行きます。ハードロックが好きな人は…。
Jeanの凄い高い声、Daveの凄い速弾き…
【田】Daveはアルバムで弾いてくれてるんだよね。
【西】「Populisme」の中で…「海より 空より」でしょ…
「心の奥の奥」でしょ…「miss PARIS」?
【田】「心の奥の奥」は弾いてないと思うんだ…
【西】あっ!間違えた。「忘れられたバースデイ」だ。
【田】今日も(「海より 空より」を)「弾きたい、弾きたい」ってうるさかったんですよね。
~ スペシャルゲスト・くま井ゆう子さん登場 (抜粋)~
【西】[今度LIVEやるんですよ…][じゃあ…]って、
ホントにきてくれるなんて…。珍しいんですよ。ちゃんと約束を守ってくれるっていうのは。
【くま】ですね~。
【西】あれから…車、乗ってます?
【くま】乗らなかった。混んでますからね。
【西】パジェロに乗ってる…凄いパワフルなところがあって…
【くま】今度、是非…私が助手席…
【西】え?私が乗せるの? それはやめたほうがいいと思います。
ペーパードライバーだから。一応、(免許)持ってます。
【司】ちなみに何回ぐらい運転を…
【西】ざっと…三回ぐらいかな?…。
【司&くま】やめたほうがいいですね!
~ トーク後・抽選会 (抜粋) ~
30名の方に「100年先もアイ ラヴ ユー」バンダナ。
田光誠賞[腕時計]。
佐々木孝之賞[双眼鏡]。
西邑理香賞[世界時計]。「私、同じの持ってる。」
【西】Egg-man LIVEのゲストに来て頂いた内藤やす子さんのステージを見に行ったら、「理香ちゃん、ちょっと」って。
一緒にステージで歌ったんですよ~。「お政治オバチャン」♪。