◎ノルマンディー、印象派の画家たちを魅了した港町・オンフルール
 イギリス海峡に注ぐセーヌの河口にある古い漁港の町オンフルールです。この町の名前はよく画家たちが画材に絵を描いていましたので、前から知っていました。そのオンフルールへベンツをぶっとばして案内してくれました。

15世紀のイギリスとの百年戦争には、要塞の拠点として歴史にその名をとどめましたが、今は色とりどりに並んだヨットの眺めが目を楽しませてくれる静かな港町です。
お昼前にオンフルールに着きましたので、カフェレストランに昼食の予約をしてその前に約1時間このオンフルールの街並みを散策しました。


港務長が詰めていた昔の防衛・管制塔です。いまも人が住んでおられる現役の住居でした。


港をぐるっと回って対面に行きますとサント・カトリーヌ教会があります。


サント・カトリーヌ教会の入り口に回って中に入りますと、中は最古の木造の双胴船の形をした礼拝堂があります。ステンドグラスも素晴らしかったです。教会はどこも素晴らしい!


オンフルールの街並みです。印象派の画家たちもこの平和な港の風景を愛し、繰り返しキャンバスに描いています。モネの師にあたるブータンや、天才作曲家エリック・サティの生まれ故郷です。私の家内の大好きなアガサ・クリスチィもこの街のホテルで沢山の作品を書いたと聞き、大喜びしていました。


このオンフルールの後クロード・ルルシュの映画「男と女」で知られる世界的なリゾート地「ドーヴィル」へも行きました。時間の関係で車で回ったので写真を撮っていません。このノルマンディーの地、TVの連続戦争映画「コンバット」の世界にも浸ることが出来ました。


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