出来事、感想、何でも
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2008/1/26

1/20 第32回 足立区民合唱団 定期演奏会
西新井文化ホール
である。 出し物は吉岡弘行編曲の混声合唱曲「ふるさと春夏秋冬」とベートーヴェンミサ曲ハ長調であった。
ふるさと春夏秋冬は日本人が慣れ親しんでいる早春賦赤とんぼ春が来たなどの愛唱歌を12曲ほどメドレーにしたもので聴いていて楽しめる音楽であった。 ただし、最近良く耳にする同様の合唱曲で「ふるさとの四季」と言う曲があるが、編曲はこちらの方が良いように感じた。どこがどうのということは分からないが、このふるさと春夏秋冬はなんとなく編曲が平凡なように聞こえる。
ベートーヴェンミサ曲ハ長調はほとんど演奏される機会のない曲である。私もカール・リヒター指揮、ミュンヘンバッハ合唱団、管弦楽団の録音を持ってはいるが、20歳台に購入し40年近く所有していたが、2,3回しか聴いていない。今回この曲の撮影をすることになったのを機会に、予習もしなければならないので 10日位前から時間がある限り聴くようにした。合計10回ぐらい聴いたと思うが、この音楽が頭に入り作りが分かってくるに従い聴けば聞くほど面白くないと感じるようになった。この答えが撮影中に頭に浮かんできた。すなわちこの曲は合唱と独唱4人に管弦楽伴奏として作られているが、独唱に合唱を重ねたり、四重唱が出てもすぐ合唱が重なって合唱になってしまうなど、独唱が活躍する所も、さりとて合唱を聞かせることもなく、もちろん管弦楽の出番はほとんどなく、何を聴かせようとしているのかさっぱり分からない音楽となっている。撮影していてもどこを撮影したら良いのかはっきりしない。旋律にもひらめきらしい物がなくこれではほとんど演奏される事がないと納得した。


2008/1/16

例年12月と1月の15,16日は我が家から歩いて10分ぐらいの上町一帯(旧大山道)でぼろ市が開かれる。昨年12月にも行ったが休日と重なったこともあり 人の出が多くよく見ることもできないのでまた1月15日に出かけた。今回は平日で天気もさほど良くなかったので12月ほどは混んでなく 各店をそれなりに見ることはできた。とは言っても下の写真の通り相当な混みようである。12月のように混むとどうなるか想像して頂きたい。12月はあまりにも人ごみが激しいので写真すら撮れるような状況ではなかった。今回は写真が撮れたので次にお見せする。



2008/1/13

先の更新からだいぶ日が経ってしまったが、やはり年末は忙しい上、家財の整理で腰を痛め1週間ほどほとんど用ができない事があったり、暮れが押し詰まった12/18,21に撮影があったりなどしているうちに今年になってしまった。

2007/12/1
カリス音楽研究室 クリスマスコンサート

東横線東白楽駅から急坂を上り詰めた所にある、横浜キリスト福音教会チャペルホール で毎年の撮影である。

吉田先生のチェロ教室の発表会であるが、チェロ独奏のみならず、ヴァイオリンやパーカッションの演奏まであり楽しく撮影できる。
個人の写真をあまり大きく掲載できないのでチェロアンサンブルの写真を掲載する。

2007/12/2
ドビュッシーの音楽とフランスの詩

恵比寿駅最寄の恵比寿ガーデンプレイス隣にある 日仏会館のホールで上記タイトルの催しがあった。1部はソプラノ独唱にフルートの独奏、2部はマラルメの詩の朗読とドビュッシーの音楽による「半獣神の午後」の公演である。最後にフルートとピアノ伴奏でソプラノの独唱があり幕となった。ソプラノ:金原礼子、フルート:金井康子、ピアノ:長崎麻里香

2007/12/18
NECコミュニティーコンサート ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:飯森範親、ヴァイオリン:松本蘭東京交響楽団、出し物はチャイコフスキー:「くるみ割り人形」、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」であった。

2007/12/21
武蔵大学テーネ室内管弦楽団 第23回定期演奏会

練馬文化センター小ホールで指揮:山崎茂。管弦楽団となっているが管楽器はフルートのみで弦楽合奏と言うのが良いかもしれない。しかしそのフルートを有効に使い1曲目はヴィヴァルディのフルート協奏曲「ごしきひわ」、2曲目は私は初めて聞くヘンデルの「アルキーナ組曲」にもアンサンブルとして有効に使っていたのが印象的である。3曲め以降が休憩の後でこれも初めて聞くホルストのブルックグリーン組曲、続いておなじみのグリーグ:過ぎにし春、ホルベアの時代よりとなっていた。
大学のオーケストラであり入学してから楽器を始めた方もいるようでなかなかテクニックの面では十分とはいえないものの、達者な人を核にしてそれなりにまとめていたと感じた。フルートの独奏者は休憩後にヴァイオリンのサブコンサートミストレスとして参加し芸達者な所を見せていたのが印象に残った。


2007/11/29

11月は毎週末ビデオ撮影があり休む暇なく撮影編集に追われた。とは言っても週日テニスなど遊びは少しはしている。

11/4 金井康子フルートリサイタル
王子ホールでフルーティスト金井康子氏のリサイタルである。音楽を少しは聴いている私でも全曲初めて聞く曲ばかりであった。1曲を除きすべて上田晴子氏によるピアノ伴奏であるが、その1曲が面白かった。一人でピアノとフルートを同時に演奏する。フルートだけピアノだけの所もあるが、それはほんの一部でほとんどが下の写真のように左手でフルート右手でピアノというスタイルである。奥にピアノ伴奏の場合の譜めくり役と同じ人が映っているが、この場合は譜めくりではなく、ピアノだけになった時フルートを受け取り、またフルートを使う時フルートを差し出す役である。これがなんとなくユーモラスで面白いと感じた。とは言っても曲事態はちゃんとできた物で音楽として十分楽しめる物になっていたのが結構であった。プログラムに題名とともに「両手利きの為のソナタ」とあった。

11/9 劇団まがりかど公演 「家賃のいらない家
銀座小劇場での公演である。演劇とは直接関係ないが入口にローマ字の表記もあるがこの場合のshowとなっているのが面白い。
劇は北海道から上京した2人組が銀座のバーで金を使いすぎ不思議な家に厄介になってホームレスや色々悩んでいる人との交わりがあるという設定である。出演者11人で80分ほどであるが、全員登場する具合の良い場面がないので最後のカーテンコールの写真とした。

11/18 NECマイタウンコンサートin札幌
今までに何回かこのホームページに掲載しているが、NECが色々な都市で開催している地域とのコミュニケーションを目的とするコンサートである。この前は福岡で九州交響楽団であったが、今回は札幌で札幌交響楽団である。NECマイタウンコンサートは今まで何回か撮影しているが色々な都市に行けることも楽しみとなっている。特に今回は初めての北海道である。今年で60歳になるが実は北海道のみ行ったことが
なかった。その北海道に行けたのもNECマイタウンコンサートのおかげである。
会場は札幌コンサートホールKitaraであるが、響きがとても良く札幌にこのようなホールがあるとは知らなかった。東京の主なホールはもちろん中小のホールへ足を運んだことのある私にとっても、東京にあるホールでもこれに匹敵する響きのホールは無いのではないかと思った。また、ホールの周りは大きな公園(中島公園)であり公園の緑の中に一つだけ立っているホールであり環境も申し分ない上、その規模も半端ではない。ホールの大きさは2千人収容規模であるからこの大きさのホールはいくらでもある。しかしロビーやエントランスの大きさには驚いた。東京や大阪のホールでは入場券引き換えのお客様が外まで並んだり列を変えて通路に並ばせたりするが、ここでは下の写真の通り何百人かの人がホールエントランスの中だけで余裕で並んでしまう。プレトークで指揮者の高関健が「日本一のホール」であるといっていたのもうなずける。
出し物は、ベート−ヴェン「コリオラン」序曲チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番ドヴォルザーク 交響曲第9番、アンコールに同じくチェコ組曲から「ポルカ」となっている。ピアノ 外山啓介

このコンサートは昼のコンサートなのでリハーサルは当然午前からとなる。すなわち前日札幌に行かなければならない。というわけで前日割と早く札幌に行き 始めての札幌を散策することにした。3時間ほどであったが、旧北海道庁舎時計台大通り公園すすきの、と有名な所を見て回った。泊まったホテルの部屋は、10階と高かったのでその夜の夜景もきれいであったし、朝はやや雲がかかっていたものの山々が見えて気分爽快であった。
札幌の街を歩き始め最初に気づいたのはその道の広さである。ともかく裏道でも歩道が付いた2車線はある広い道で銀座通り位ある、メインストリートは片道2車線以上で渉のが大変と思うほどである。ともかくどこもかしこもだだっ広い。



当初の予定では当日11/18に帰郷するつもりであったが、コンサート終了後 撮影機材をまとめ、ゆうパックで送ってから空港へ行かねばならないので時間がどうなるかわからないと言う事で帰りの航空券は買わずにいた。 機材をまとめ札幌交響楽団の事務の人に航空券の状況を調べてもらったら空席無しとなっており図らずしも札幌もう一泊となった。11/17行きの飛行機が満席だったので予感はしていたが、案の定的中である。でもこれが良かった、撮影機材の中でもカメラは高価なのでゆうパックの書留で送るが、機材をまとめたのは日曜日の夜であり郵便局は営業していない。ローソンに持ち込むしかないが、ローソンでは書留の取扱いをしていない事が初めて分かった。もし航空券を買っていたら、カメラも普通便で送らなければならない所であった。という事でもう一泊し朝9時になるや否やホテルをチェックアウトしすぐ近くの郵便局へ行って発送してから千歳空港へ向かった。ゆっくりしたかったがその日やら無ければならない用事が有りこのようなったのが残念である。

11/25 杉並フィルハーモニー管弦楽団 第12回定期演奏会
杉並公会堂である。今年夏ここで日本フィルを撮影した時、2階席後方の映写室から撮影したが、ここからオーケストラが全員見渡せ撮影には好都合である事が分かったので、今回もこの映写室とした。
指揮:山元富雄ウェーバー歌劇「魔弾の射手」序曲ハイドン交響曲第101番「時計」ブラームス交響曲第4番、アンコール同じくハンガリー舞曲第6番


2007/10/23

9/21 NEC古楽レクチャーコンサート
大阪倶楽部で掲題の通り催された。会場は名前の通り大阪であるが、もう少し正確には地下鉄淀屋橋近くの下記建物である。昭和初期に建てられたという建物は趣が有り、歴史を感じさせる風情があるが、4階ホールもなかなか良い感じである。床がむくの木材をタイル上に貼り付けてあるのがうれしい、歩くとちょっと音がするが、今ではなくなってしまった感触である。
講師は日本テレマン協会代表の延原武春、バロックから古典派へ移り変わる時代の話であったのでチェンバロとフォルテピアノが登場した。フォルテピアノは私にとって見るのも聞くのも初めてだったので興味深かった。

9/12にアンプを作ったと書いたが、また作ってしまった。前回作ったアンプは出力2,30ワットで重さ15Kg程ある大型の物であったが、今回の物は出力2,3ワット重さ2,3Kgの小さいアンプである。作ったといっても以前作ったアンプが故障したので故障部品を交換してシャーシを作り直した物で配線は皆やり直しであるが、部品はほとんどそのままである。シャーシはアルミ製のただの板金の物を買ってきて加工している。今までこのようなシャーシは黒く塗るのを恒としていたが、黒ではほこりが目立ちイメージも暗くなるので今回は銀色にした。
このアンプで音楽を聴いているが 出力2,3ワットでも全く問題なく聞ける。ブルックナーやマーラーの交響曲を盛大に聞こうというのでなければ、この程度で十分である。バッハやヴィヴァルディを心地よく聴く事ができる。

昔作ったアンプをついでに撮影した。出力や重さ大きさは上のアンプとほとんど同じである。の写真がそれであるが昔作ったのでシャーシは黒となっている。更についでに以前撮影したこれとは正反対のアンプの写真をに掲載する。重さ20kg近い重量級である。並べてないので大きさの比較ができないが、右のアンプの短辺左のアンプの長辺ぐらいと思えば比較できる。

10/14 秋のチェロ発表会
チェロ奏者藤沢俊樹先生の門下生の発表会である。代々木近く小田急線踏切脇のビルの地下にあるアトリエ・ムジカというホールである。発表会なので特定の個人の写真となるので、演奏の写真を掲載することはできない。代わりに入口と この会ならではのチェロケースの林をお見せする。


このホールは小さいので吊りマイク装置など無くマイクスタンドまで持ち込み ケーブルを引かなければならない。10mのケーブルとちょっと足りない所を2.5mのケーブルを継ぎ足してカメラまで引いた。マイクは撮影やお客様の邪魔にならないよう、ステージ脇に有る円形の太い柱の陰に隠すように設置した。次ぎの撮影の参考とするため備忘録も兼ねて写真を掲載する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




2007/9/16

9/15 世田谷八幡宮祭礼 奉納相撲
毎年9月15,16日は我が氏神様 世田谷八幡宮のお祭りである。神社の規模は江戸名所図絵にも載っている程で区内ではかなり大きいほうと思うが、普通の神社のように境内には露店が並びにぎわっている。特筆すべきは境内に土俵が作られており この祭りの初日9/15に奉納相撲が行われることである。区内の大学の相撲部が来て説明つきで相撲を見せてくれる。写真のように観客席も作られており年1回たった1日のために常設の土俵と観客席があるというところが誇らしい。
この時期は秋雨の季節であり毎年雨にたたられるが今年は珍しく両日とも夏のような日であった。

 

 

 

 


2007/9/14

8/5 ムジカ・ピアッツァ演奏会
私の撮影初めてとなる「日本大学カザルスホール」である。このオーケストラは少人数であるが選ばれた人が楽団員となっているらしく相当ハイレベルの演奏を生かせてくれれる。指揮は田尻真高(しんすけ)でブラームス:ハイドンの主題による変奏曲モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ベートーベン:交響曲第7番となっていた。田尻のベートーベン:交響曲第7番 6/30 にも書いているが これが私の撮影2回目である。指揮者もあちこちで指揮するわけであるが 同じ曲を振ればそれだけ勉強が省けるかまた更に磨きがかかるか ともかく効率が良くなるので同じ曲を幾つかの楽団でやるのかなと勝手に考えている。
フルートとハープのための協奏曲フルート:小田切知恵ハープ:中村奈央子であるが フルートの小田切はこの楽団の代表として運営にも携わっており 公演とソリストの掛け持ちであるが十分楽しめる演奏を聞かせてくれた。この演奏2楽章途中でハープの弦が切れるアクシデントが有ったが、皆様あわてることも無く田尻の観客への説明と 楽団員への指示で何事も無かったかのように済んだのは立派である。

8/26 第31回 足立区民合唱団 定期演奏会

今回は 「足立区民合唱団」と慶應義塾大学と日本女子大の混声合唱団である「コール・メロディオン」の合同ステージで足立区民合唱団のみのステージとコール・メロディオンのみのステージおよび合同ステージと多彩な演出となっていた。新作合唱曲やポップス的な曲が多い中 コール・メロディオンの「ふるさとの四季」は昔から聞きなれた唱歌(朧月夜、ふるさと、夏は来ぬなど)を季節順にまとめたメドレーとなっており編集時何回聞いても楽しかった。

 

 

 

 




2007/9/12

前回作り始めたと書いたオーディオ用のアンプを完成させた。配線を終えてから当然間違いのチェックをしたが配線の間違いはなかったものの取り付け忘れた部品(抵抗2個)と半田付け忘れ3箇所を発見した。これ以外大きな問題は無く程なく動かす事ができた。早速スピーカーをつないで聴いたが、新自作アンプで音楽を聞くのは久しぶりであり気分爽快。音がどうのと言うつもりはないが、音楽を気分よく聞けたのであるから合格である。

9/7 東京を直撃した台風が去りテレビではしきりに多摩川の増水を映像とともに報道していた。長年勤めていた会社は今年の6月末で定年退職となったが、所属していたテニス部はやめる必要が無く というより全くやめるつもりも無いのでそのままテニス部員は続けている。
その長年通った会社のテニスコートは前述の多摩川の河原にあるのである。テレビで増水の映像を見てコートが流されていたら大変と多摩川の見物も兼ねてコートを見に行った。幸いコートは無事であったが普段目にする光景とは全く異なる多摩川の光景を見て自然のすごさに感心した。
そもそも多摩川の河原といってもざっと3段構成になっていると考えた事がある。一番低い1段目はもちろん水際であり石がごろごろしている文字通り河原という所である。その上に土を入れて1〜2m高くし普段運動場などに使っている所が2段目である。更にその上2mぐらい上が3段目で会社のコートもこの段に有ると考えており この段は堤防の最上部からは2mぐらい低い所になっていて 運動施設も多いが畑になっている所もある。
以上が多摩河原の使い方を私が日ごろ見て感じている所であるが、もちろんこの3段全てが全ての場所でそろっているわけではなく、3段目がほとんど無く2段目の上が堤防最上部になるように無い段部がある場所も多い。
下の写真はコートのすぐ上流の宿河原の堰であるが、堰を越える濁流のすごさが分かるとともに 手前に漂流物がたくさんひっかっかた手すりが映っている(ひっかっかた漂流物のため一番上のバーぐらいしか見えない)。すなわちこの手すりが水量最大時には冠水していたわけであり手すりの前が前述の河原2段目に相当する部分である。というわけで堤防最上部から3mぐらい下まで水が上がってきたと予想した。
ともかくコートの冠水は無かったので一安心である。
右の写真がそのコートであるが手前の白く光っているのは雨がたまった水溜りである。コートの奥が多摩川であり 普段より格段に水量が多くなっているが、普段見慣れていない人はちょっと分かり難いと思う。


2007/9/1

かなり前から小生のサブステレオの音がffでうるさい感じになっていた。そんなに大きな音で聴くことは余りないのでさほど気にしていなかったが、何ヶ月か前 何気なしにサランネットをはずしてスピーカーユニットを見たところ顔色が変る程驚いた。なんとコーンの周りに張ってあるエッジの布がことごとく剥がれて浮いているのである。下左の写真がそれであるが全周ことごとく剥がれていた。このスピーカーは30年程前一世を風靡した10cmのスピーカで下の写真のとおり片チャンネル2個使用している。またこのスピーカーのインピーダンスは今では使われてない16Ωであるが、これを直列にして32Ωとして真空管OTLアンプをつないで駆動している。自作の真空管OTLアンプであるが最的負荷インピーダンスは計算で50Ω程度であるが32Ωでも12W程度は出る。16Ωスピーカーが生産されていない以上 自作の真空管OTLアンプ用のこの16Ωスピーカーは代替が無いのである。
こうなったらいつものとおり自分で直すしかないと考え、接着剤を早々と買ってきた。とは言っても紙布用の工作用ボンドである。かなり前に買っておいたが何かとあわただしくしている内に暑くなってそれどころではなくなっていた。このところ涼しくなってきたので急にやる気が沸いてきたわけである。スピーカユニットを外し、注入口が細いので買ってきたボンドを、剥がれた布の下に注入しコーンを下から抑えながら布を指で押し付けてゆくと さほど弾性が無い布なのでそれだけで張り付いてくれる。左右4個で1時間ほどで完成した。下右の写真が完成後である。かなり手ぶれも有るがちゃんと張り付いているのが分かると思う。

夜 早速 音楽を聴いてみたが、市販のDVDでもフォルテでうるさくなく、更に私が撮影録音したDVDもきれいに聞こえる。もっと早くやっておけばよかったと後悔したが、ともかく直ったので一安心である。

修理後の自作スピーカ。サランネットは外してある。

涼しくなったのを機会に相当以前に分解したアンプの改造も始めた。かなり前に作ったが音質が気に入らず分解しておいたのであるが、回路を全面的に変更し再組み立てとした。下の写真は組み立て中の現在の状態である。完成したらまた発表する。


2007/8/27

7/16 青葉フィルハーモニー管弦楽団 第4回定期演奏会
パルテノン多摩 大ホール 指揮:角岳史メンデルスゾーン:序曲「ルイ・ブラス」グリーグ:ピアノ協奏曲ブラームス:交響曲第3番である。

特にグリーグのピアノ協奏曲の独奏者は楽団員であり当然アマチュアであるがよく弾いていたと思う。
パルテノン多摩は下の写真のように広い道を数百メートル上っていった突き当りに有る。見たところ爽快であるが暑いさなか上るのは大変である。

7/19 NECコミュニティーコンサート
管弦楽新日本フィルハーモニー交響楽団でNECが主催する申し込みによる招待演奏会である。会場はすみだトリフォニーホールであるがほぼ満席といえる状態になる。
指揮:梅田俊明、チェロ:辻本怜ベートーヴェン:序曲「コリオラン」ハイドン:チェロ協奏曲第2番ブラームス:交響曲第1番である。このチェロ協奏曲は良く聞く曲であるが辻本は若いが堂々とした演奏でとても好感が持てた。
私にとってこの演奏会の目玉はなんと言ってもブラームス交響曲第1番である。今までブラームスの交響曲は何回も撮影してきたが全て1番以外であり、1番は今回初めてそれも新日本フィルハーモニー交響楽団とプロのオケとはうれしさもひとしおである。
また、アンコールにドヴォルザークチェコ組曲から「ポルカ」を演奏したが、全く初めて聞いたと思う、当然曲目も分からない。新日本フィルに聞いて分かったが、ひところ流行った「のだめカンタービレ」に使われていたとのことでこれをテレビで見た人は分かったのかもしれない。アンコールで私の知らない曲を聞くのは久しぶりであった。

7/21 めっちゃ愉快なコンサート
またもパルテノン多摩である。全てクラリネットによるアンサンブルで全く初めての経験である。曲はこのために作曲された物でほとんどといっても良いくらい他の曲のパロディーである。とは言っても最初に演奏された「クラリネットサンド」なる曲はクラリネットで演奏される曲またはパッセージを色々パロッタものであるが、有名な曲の部分は分かるがクラリネットの練習曲となると全く私にはわからない。すべからくこのようなものであり、音楽を結構聴いている私でも分からないものが有るほどであるから、この演奏の前に演奏されたモーツアルトのクラリネット五重奏曲の時楽章間でかなり盛大な拍手をするような聴衆ではこの面白さをどこまで感じてくれたか疑問である。
演奏は全員プロの演奏家なので当然レベルも高く自宅で聞いても十分楽しめた。

8/1 日本フィルハーモニー交響楽団 夏休みコンサート、楽器体験ツアー
杉並公会堂日本フィルハーモニー交響楽団の主催により午前からの楽器体験ツアーと午後の夏休みコンサートである。
楽器体験ツアーは事前申し込みの家族(子供がメインなので当然その親も来る)の参加でトロンボーン、ヴァイオリン、トランペット、チェロ、フルートが体験できる。楽器により人気が異なるのは当然としてこの様な催しを何回か経験しているがやはりフルートが人気No1であり、体験できない人もいたようである。
夏休みコンサートは当然子供向けのコンサートで1部の幾つかの小品の演奏と、2部の白鳥の湖の抜粋をバレーつきでやるなど子供を飽きさせないように良く考えられているとの印象を持った。3部では童謡を皆で歌うなど子供も楽しめたと思う。
杉並公会堂では今までに何回か撮影しているが、これまでは1階席最後列中央から撮影していた。この位置はステージに対してあまり高くなく弦の奏者が重なってよく撮れないのであるが、今回は事情があり2階席後方の映写室からガラス越しの撮影となった。 映写室といっても実はスポットライトが2台置いてありまさにスポットライト室となっている。この2台のスポットライトの間にカメラを置いての撮影であるが、下の写真のようにオーケストラメンバーを良く捕らえられる絶好のアングルとなっている。ちょっと距離は遠くなるものの今後この撮影場所も検討することにした。
←楽器体験ツアーの女の子 可愛かったので載せてみた