出来事、感想、何でも
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2005/5/7

ここ半年あまりでビデオ編集システムでもあるPCを相当変更したのでそのことについて触れてみる。


1.パソコンラックを家にあったテーブルを利用し棚を自作してパソコン専用デスクとした。木材を東急ハンズで購入し切って組み立てた。初めてPCを買ってから本体は変更したりしたもののモニターは初め買ったCRTを使っていたが、ついに壊れ液晶モニターに買え替えたのを機会に奥行きが小さいテーブルで間に合うようになったからである。
2.DVDオーサリング、作成コピー用としてミニタワーPCを増設した。棚の上プリンターの右に載せてあるのがそれである。これはDVD専用なのでOffice系ソフトなどは全く入れていない、メーラーの設定も当然していない。
今までのメインPCはテーブルの下になってしまったがケースなどはそのまま使っている。サウンドボードをあまり調子が良くなかった以前のサウンドブラスターから別のものに交換し、Cドライブを今までデータ用であった40GBのものとした。データ用HDDも160GBと240GBとして高容量化している。
3.我がPCは音楽ビデオの編集が主な用途なので音のモニター品質もかなり高くする必要があるので、スピーカーを新調した。棚の中モニターの両側に吊るしてある小型の箱がそれである。高額なスピーカーではないが、今まではPC用のより小型のパワードスピーカーであったので、これに比べれば各段に高性能である。
4.前述のスピーカーにはアンプが付いていないので当然アンプが必要である。 トランスの断線で長年壊れていた真空管アンプがあったのでこれを修理して使うことにした。上の写真の棚の右に移っているが、その拡大写真が右である。LAXというブランドの真空管アンプキットを組み立てたものであるが、長年の使用でトランスに負荷が掛かり切れたらしい。2つ有る出力トランスの内1つは完全に断線、もう一つは1次巻き線の抵抗が相当大きくなっており切れかかっている。というわけでトランスを2個購入交換したが、それが右の写真、並んでいる真空管の奥に移っている黒い箱である。LUXブランドのトランスは昔から定評と人気があり大切にしていたのであるが、長年の使用で調整が狂い負荷が大きくなった結果切れたらしい。トランスを購入した近くの真空管アンプ屋さんによるとLUXのトランスは切れ易いそうであるが、私の不注意も原因と思う、誠に残念である。本体はLUXのキットであるとは言え音質に最も影響する出力トランスを交換してしまったのであるから、もはやLUXのアンプとは言えない。とは言えPCのスピーカ駆動用に真空管アンプとは少し贅沢かもしれないと思っている。最近オーディオマニアの間では真空管アンプがいちだんと話題になっているようである。
ついでに余っていた真空管プリアンプも繋げてみた。写真の下側に移っている何やらつまみが幾つか付いている白い箱である。もちろん左右の音量を同時に変えられるヴォリュームが付いているので音量を変えるのに都合が良い。PCでもできるのであるがソフトによっては音量調整ユーティリティーを立ち上げると停止してしまうものがあり(最も重要な編集ソフトがその中に入っている)PCでは音を聞きながら音量調節ができない事がある。その不便さが解消するとともに遊んでいたプリアンプも有効活用ができることとなった。

2005/5/5

久しぶりの更新になる。4月中ごろのくにたち市民オーケストラからゴールデンウィーク中の2公演のビデオ撮影について報告する。

4/17 くにたち市民オーケストラ ファミリーコンサート
今回で27回となる相当実績のあるコンサートである。会場は一橋大学構内にある兼松講堂である。昭和初期に建てられた近代建築で下の写真のようにアンティックな雰囲気に満ち溢れている。
演奏曲目はシュトラウスの「こうもり」序曲サウンド・オブ・ミュージックメドレー、ベートーベンの「田園」である。特に田園はベートーベンに扮した指揮者の解説つきで楽しい雰囲気となっておりファミリーコンサートにふさわしい。
観客も家族ずれが多くほとんど満席で席に座れない人が階段に座るほどであった。当然子供の声などで多少にぎやかであるが地域住民の恒例催しとなっていることを27回目という実績と相まってうかがわせる。

5/1 モダンダンス星の輪第2回勉強会
何年か前縁有って第一回のビデオ撮影をさせて頂いた会であるが、昨年9月か10月に主催者である小野田先生から今回の撮影依頼を頂いた。主に音楽会の撮影をしている小生にとってダンスの撮影はマンネリを打破する貴重な経験である。ダンスといってもクラシカルバレーもありクラシックからモダンまでさまざまな演技が登場し飽きない。しかし踊りはやはり女性のものか登場する人は幼稚園児から成人までほとんど女性である。一人だけ男の子を見かけただけである。
会場は京王線東府中駅近くの 府中の森芸術劇場 ふるさとホールであったが、和風公演ができるように可動席を取り外し花道を設営できるようになっていたり(当然この会には使用していない)、桟敷席があるなど面白い機能があり、かつ新しいことと相まってなかなか良いホールと感じた。大勢の出演者がいたが個々の人の写真を掲載するわけには行かないので最後の全員登場のフィナーレの写真のみ掲載する。

 

5/4 青葉フィルハーモニー管弦楽団 第2回定期演奏会
第2回定期演奏会と言っても 5/1と5/4の二回公演となっている。5/1の収録も頼まれたが上記ダンスの撮影以来が先に入っていたので断念せざるを得なかった。2回公演といってもメインプログラムは双方ともドヴォルザークの「新世界」で、もう一曲メンデルスゾーンの序曲「美しいメルジーネの物語」も双方のプログラムに入っていた。違いは5/1にモーツアルトのピアノ協奏曲があり、5/4はその代わりシベリウスの「フィンランディア」が入っていたことである。
会場は以前当楽団のニューイヤーコンサートをやった青葉公会堂であったが、今回は慣れもありホール設定のマイク位置が高いので少し調整させてもらいオーケストラに近い位置とした。自宅で再生してみると音がよりリアルに成っており臨場感たっぷりである。
終演後の打上げにもご招待いただき団の皆さんと歓談できたのも楽しかった。6時半からの予定であったが時間に余裕があったので始まったのが6時ごろと思う。リハーサルの前準備の時からリハーサル本番と立ちっぱなしで疲れた小生はほとんど座っていたが9時過ぎ宴はまだ続いていたが失礼した。自宅へは10時半ごろの到着である。この楽団は若い方が多くその分皆さん元気である。
今はつつじの季節でどこへ行ってもつつじがきれいに咲いている。 青葉公会堂裏の駐車場の植え込みのつつじを撮影した。

2005/4/10

今日は桜を見に深沢の方へ行った。既に盛りは少し過ぎているようでは有ったが風が強い事も有って桜吹雪の中を自転車で走るという快感を味わえた。ただひとつ驚いたのは駒沢公園内の桜並木である。盛りを過ぎたどころかここだけは花は1輪も無く完全に新緑の葉桜となっていた。行ってみて唖然とした。

2005/4/2

ここ10日あまりの間に2回ホールに足を運んだ。3/22は「東京のオペラの森」のメインイベントであるR・シュトラウス歌劇「エレクトラ」であり、4/1は帝国劇場でのミュージカル「レ・ミゼラブル」である。

それぞれを順番に感想を交え説明するが、最後にこれらの比較でもしてみるのも面白いかと考える。

まず3/22のエレクトラであるが、ホールは東京文化会館で 指揮小澤征爾、管弦楽東京オペラの森管弦楽団となっているがこの楽団はプログラムの名前を見るといわゆる斉藤記念オーケストラのメンバーがメインとなっているようである。
話はギリシャ悲劇を題材にしており、ミケーネの王アガムメノンをその妻クリテムネストラとその愛人エギストが殺してエギストが王になっているところから始まる。アガムメノンと クリテムネストラの子エレクトラがエギストへの復讐に燃えているところへ、放浪していた弟オレストが帰ってきて復讐を成し遂げるというだけの筋立てである。
ただし、復讐に至るまでの過程や復讐時の表現など台本と音楽が相まって息詰るオペラとなっている。特にR・シュトラウスの音楽の表現力が出色であることは言うまでも無い。(念のため申し述べるが、R・シュトラウスはワルツなどでおなじみのJ・シュトラウスとは全く関係ない。R・シュトラウスは19世紀末の生まれで活躍したのは20世紀前半である)
演奏はエレクトラ:デボラ・ポラスキ、クリテムネストラ:アグネス・バルツァ、オレスト:フランツ・グルントヘーパー等世界的な歌手人に、指揮小澤であり緊張感のある響きを聞かせていた。このような緊張感のある演奏はそう聞けるものではないと満足している
ただし演出特に舞台装置は相当簡素化され舞台の3方は天井まで黒い板が張られているだけで、舞台装置らしきものといえば床に開けられた扉で城への入り口になったり、クリテムネストラが乗っていたベッドを片付ける穴になったりするだけで、いたって簡単である。
なお床には本物のが敷き詰められており復讐のためのをエレクトラが掘り出す演出に使われていた。
出演者の衣裳も無彩色系が多用され真っ黒な舞台に色気の少ない人がうごめているという いたって現代的といえるような設定になっている。もちろん舞台は暗く、中心人物をライトで浮き立たせるという演出以外はかろうじて人の動きが分かるという状態である。
全体としての印象は一幕物のオペラで約1時間45分であるが何万円か払った価値はあったという感じである。

4/1のミュージカル「レ・ミゼラブル」は大劇場の本格的な公演として本物を小生が見る初めてのミュージカルである。
筋はユーゴーの原作をほぼ忠実に追っているらしく初めの所はと言うよりほぼ前編小説のエピソードを繋げたような作りとなっている印象である。 題名から察するようにこれも舞台が相当暗めである。ただ、こった舞台装置とそれを回転させ劇の進行に合わせた設定にしていく演出は感心した。
小生が関心のある音楽は作クロード=ミッシェル・シェーンベルクとなっているがどんな人か全く分からない。ただしミュージカルなので所々に歌が有り後は台詞だと思っていたがこのミュージカルは違っていた。なんとオペラで言うレチタティーフに相当する台詞が多用されていた。すなわち歌うようにしゃべる台詞である。また、独唱や合唱が次々と出て来るのである。これではミュージカルではなくオペラではないかと思いたくなったが、残念ながら音楽の表現が今一であることにすぐ気がついた。主要な出演者のアリア(独唱)とも言える歌があるが最後に声を張り上げるというスタイルがお決まりで作曲にもひらめきがあまり感じられない。当然PAを使うのでスピーカーから出てくる音を聞くことになるが音量は相当大きいもののあまり盛り上がりが感じられないのはいかなるものであろう。反ってうるさくなるだけで音楽の持っている人の感情を高揚させる力が出てこないのである。特に最後のクライマックス ジャン・バルジャンがコゼットに素性を明かしてから死ぬ場面は台詞になっており、正に芝居であることを小生に悟らせてくれた。オペラであれば作曲家が腕によりをかけて取り組む場面のはずだからである。
というわけでジャン・バルジャンの死の場面で胸が熱くなりそうになったが目が少し潤んだ程度で後はさほどのことも無かった。

なお、余談であるが小生の席は通路のすぐ右脇であったが通路をはさんだすぐ隣の文字通りおばさんという身なりの人が1幕が始まると程なく大いびきをかいて寝始めた。しばらくしてレセプショニスト(会場案内の人)に注意されて起きたがすぐに大いびきに戻ってしまった。結局1時間半程の1幕のほとんどを寝ておりその間小生はいびきに悩まされたことになった。これだけ寝れば眠気も覚めたと見えて2幕は起きていたようであり、いびきは聞こえてこなかった。

自宅に帰ってから家内に「ミュージカルはやはり演劇だった」といったら、「そうよ!オペラは音楽だからレコードがたくさん出ていて音だけで聞けるけれど、ミュージカルは演劇だから音だけのレコードは出せないのよ!」と片付けられてしまった。(小生の記憶では、ウエストサイド・ストーリーのみ作曲者レナード・バーンスタインの指揮によりオペラ歌手が歌っているレコードがクラシックジャルンとして出ている。)

というわけで音楽であるオペラ演劇であるミュージカルをそのまま比較できないことは明らかであると分かった訳であるが、ミュージカルも音楽を使う以上ミュージカルと言うのであるから音楽にもっと力を入れたほうが良いのではないかというのが正直なところ感想である。ミュージカル役者もそれなりに歌の訓練はしているようであるが、初めからPAに頼っているような感じがするし、ちょっと歌のうまいポピュラー歌手を起用するなど安易な企画も気になった。クラシックジャルンに入っているがオペレッタと言うものがある。有名なところではJ・シュトラウスの「こうもりレハールの「メリーウイドウ」等であるが、これはベルカントで歌うミュージカルと自分なりに解釈していた。本当のところ成り立ちは逆でオペレッタからミュージカルが発生したと聞いている。であればオペレッタ並に音楽に重きを置いても良いのではないかという考えも浮かんできた。ともかくこのような経験ができただけでも貴重な観劇であった、チケットを下さった小川さんには感謝感謝である。

2005/4/1

前回の更新は何をやったのか分からない面白くない内容だったので、今回は参加した催しについて書くことにする。

3/13 おたがいさまフェスタ2005
これは「世田谷ボランティア協会」の催しで 昨年も3/14にあった。主な趣旨は昨年の記事を見ていただけば分かるが、今年は世田谷ボランティア協会内に「世田谷災害ボランティアセンター」が開設されその開所式も兼ねた開会式典が行われた。いろいろな団体が参加して店を開いているが下の写真左が私の所属するビデオ撮影ボランティアグループ「世田谷V2」のブースである。座っている変なおじさんが小さく写っているがこれが私である。右の写真はカラフルなので載せてみたが、外のリサイクルマーケットである。あいにく天候悪く店番は寒そうにしていた。

3/20 東急セミナーBE ストリングス・アンサンブル「春のコンサート」
この時期恒例のコンサートで既に12回目となるが、小生は10回近く撮影をしていると思う。指揮の村山先生は今回ひげを蓄えなんとなく「巨匠」に近づいたような風貌であった。曲目はハイドン弦楽四重奏曲と、ドヴォルザーク弦楽セレナーデというかなりしっかりした内容で年々レベルが高くなっていることを窺わせる。
いろいろな楽団に接してきたが、団員の入れ替わりが有っても時がたつにつれてだんだんとうまくなるようである。

3/24 BASSBAR CONCERT(バスバー コンサート)
バスバー
とは2004/11/14や2005/3/7のチェロコンサートの指導者であるチェロ奏者藤沢先生の主催するチェロのみによる12人のアンサンブルグループの名前である。もちろん全員プロフェッショナルであるが、今回の演奏会は世田谷区教育委員会主催で「深沢中学校ブラスバンド部」と1曲ではあるが合奏がある少し変わった演奏会となっている。
3/7にもちょっと触れたがチェロだけでも色々な曲があり楽しめるものとなっている。 このコンサートの中で初心者向け解説があったが、その中で「チェロの音域は5オクターブあり低音から高音まで音域があるので、音楽の奥行きを広げているためチェロだけでも十分な音楽となる」と解説されたがまさにその通りであると更に納得した。

チェロアンサンブルはプロであるから問題なく十分楽しめたが、 深沢中学校ブラスバンド部はこのために練習したと思うサラサーテの「チゴイネルワイゼン」の吹奏楽用編曲をチェロと合奏したが、ヴァイオリンの難曲であるこの曲をやさしく編曲してあるとはいえやはり中学生には難しかったようであった。それに引き換えアンコールに演奏したブラスバンドの曲は日ごろから練習しているらしく手馴れた演奏で区立中学校でこれだけできれば文句無しと言いたくなるほどの出来栄えで安心した。
なお、この演奏会の特にチェロの写真は、プロであるため肖像権などの問題がある方もいらっしゃるとの事なので、掲載できない。
世田谷区立深沢中学校ブラスバンド部

 


2005/3/18

「先日新しいマイクロフォンを注文し、これにあわせてマイクケーブルを新調した。」と書いたが、このマイクロフォンが届いた。
早速テストしてみたが初めやけに右側だけノイズが大きい。ケーブルを入れ替えてみると左右逆になるのでコネクタに原因があるらしいことが分かった。今日渋谷に出たついでに東急ハンズでコネクタを買ってきて交換したところノイズの問題は解決した。ひとまず安心である。
3/20東急セミナーのストリングスアンサンブルの録画から使うことができる。
このマイクは値段相応というか1本ずつ黒いそれなりの作りの箱に収められている。さほど大きいわけではないが撮影機材をプラスチックコンテナに入れてカートで運ぶ小生にとってはそれでも大きい。 プラスティックコンテナに入れるためにはなるべく梱包を小さくする必要がある。何か良い方法が無いものかと考えていたところ、職場から帰る電車の中でひらめいたのが100円ショップである。適当なものがあるかもしれないと一駅前の経堂の「ダイソー」に寄ってみた。このダイソーは経堂駅そばのピーコックの2階に有りかなり広いフロアー全てを使っている相当大規模な店舗で探し甲斐も有ると考え途中下車したわけである。中をぐるぐる廻りならがらそれらしいものを手にとり試行錯誤した結果思いついたのが次の方法であった。
まずマイクを入れる物は出し入れ口がファスナーのソフトペンケースである。長さ20cm弱直径19mmのマイクにマイクホルダーを付けてちょうど良く収まる。このペンケースを2つ
買いマイクを1本づつ入れることにした。これをまとめて入れる箱を探したところ、冷蔵庫に野菜を入れるための蓋付プラケースがちょうど良いと分かったのでこれも購入した。これで厚さ約3cm、幅20cmちょっと、奥行き15cm弱になったわけであるが、我ながらうまくいったと悦に入った。
トータル40万円もするマイクロフォンの入れ物が300円とはアンバランスではあるがそれが面白いとますます気に入っている。


2005/3/7

2月にやったビデオ撮影を紹介します。

2/12 チェロ合奏の午後
以前紹介したことがある(2004/11/14)チェロの発表会と同じくチェロ奏者藤沢先生の門下生の合奏による演奏会である。

小田急線海老名駅近くの海老名市文化会館小ホールであった。新しいホールは木を多用したモダンなわりには落ち着いた雰囲気の小コンサートにはうってつけと思われる。
二重奏から9人の合奏まで8通りの演奏があったが当然どれもチェロばかりである。しかしバロックからバルトークまでさまざまな曲が演奏され、特にチェロ2本が独奏する?協奏曲など変化があり飽きることが無かった。
終わってからの打ち上げ会に小生も招待され皆様と歓談できたことも楽しかった。

2/15 FMC(深沢ミュージカルクラブ)公演 「姥神誕生!物語」歌いたいし踊りたいのよ私達!
毎年恒例の下北沢演劇祭に参加しているFMCの公演である。公演は14:00からと19:00からの2回であったが、前日にゲネプロができなかったため午前にこれをやった。出演者は1日に3回同じ公演をしたことになる。小生も全て撮影したので相当疲れた。出演の皆様はもっと大変だったと思う。打上げまで参加して途中で退席したが帰宅したのは12時を回っていたと思う。翌日仕事がある小生にとってはこれが限界である。まだ残って騒いでいた奥様方がいるわけであるが、いつもの事ながら皆様元気である。



2005/3/6

この週末はさしたる用事も無く深沢ミュージカルクラブの編集を残すのみとなっているビデオの仕事のみでやや余裕ができている。
昨日3/5は午前中の雛人形を片付ける肉体労働のあと、午後自転車でちょっと散歩に出かけ、今まで気になっていたパソコンの静音対策工事に取り掛かった。以前少し使った事のあるCPUとケースのファンの回転数を調節できる回路を組み込みこんだ。CPUやケース温度とファンの回転数を見比べながらファンの回転数を落としてしまうだけであるが、騒音の高い音が減り音量自体もやや小さくなったようであり少しは効果があったものと思う。
以前ビデオの音から音のみを取り出しCDにするという注文を受けたが、音楽の最後を切る所でほんの少しであるが残響を切ってしまう失敗をしたことが有った。この原因はPCに接続しているスピーカーでモニターしているときパソコンの騒音が大きく残響が良く聞こえなかったからである。この件を含めパソコンの騒音には以前から悩んでおり色々と手を打ってきたがその一環が前述の対策ということである。一応手を打つたびにパソコンで聞くCDの音が良くなっているのが分かる。

先日新しいマイクロフォンを注文した。マイクロフォン会社のホームページによればどうも「デンマーク」製らしい。会社名:DPA、マイク型番:4011。会社や注文したマイクの名前は以前から知っていたが注文してからどこの会社だと調べて分かった。プロの録音業界では有名な会社で定評のある製品であるがそれにしても結構高価である。例によって、インターネット通販で安い輸入業者を探して買うことにしたが、ちょっと太目のフェルトペンぐらいの棒(直径19mm)が20万円もする。もちろんステレオで録音するわけなので2本要る。正規輸入代理店と言っている業者が有るがここの値付けは1本35万円である。いったいどうなっているのだろう!
これにあわせてマイクケーブルを新調した。とは言っても手持ちのケーブルに新しいコネクターを組み合わせて新マイクに有った色合い(黒)のケーブルを作っただけである。ついでにコネクターのオスメス変換ケーブルも作ることにした。何本ものケーブルにコネクターを外して付けて1日仕事になってしまった。

それではだいぶ以前の出来事になるが、ビデオ撮影などの報告をする。

2005/1/5 歴史的な建造物に興味を持ち、ご本人もこの給水等の近くにお住まいになっている方から給水等の撮影を頼まれ、次のように撮影した。

この給水塔の正式名称は 「大谷口配水塔」で、通称「水道タンク」と言い中野区にある。以前「駒沢給水塔」を撮影しこのホームページでも紹介したが、この給水等は解体が決まっているとのことで、その映像保存のため小生にビデオ撮影の依頼があったものである。1月中旬から解体するとの事なので残念ながらもう既になくなっていると思われる。この給水塔に似たモニュメントを作り記念として残し写真のように広い敷地は都立の公園になると伺った。

2005/1/9 青葉フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤーコンサート

管弦楽の写真しかないが実際のコンサートは 金管合奏弦楽合奏木管合奏と各楽器の種類に分かれて演奏したあと第2部でモーツアルトの交響曲第39番およびアンコールをやるという盛りだくさんのプログラムになっている。
アンコールの1曲ラデツキー行進曲は、先のウィーンフィルのコンサートでインド洋津波の犠牲者を痛み割愛した曲であるが、このコンサートでは「せっかく練習したのであるから演奏する」ことにしたと場内放送がありただし手拍子はしないようにということにしていた。



2005/1/22 日立フィルハーモニー管弦楽団
まず驚いたのは1曲目の「ルスランとリュドミラ」序曲でアマチュアオーケストラとは思えないプロ並みのテンポで演奏していることである。楽団員のレベルが相当高いことがうかがえる。2曲目はストラビンスキーの「火の鳥」とかなり難しそうな曲を演奏している。休憩後は定番ドヴォルジャークの「交響曲第9番」であった。


ホールは写真でおわかりの人も多いと思うが「東京文化会館」大ホールである。このホールに小生は学生時代から音楽会に通い始め、昔はホールといえばここぐらいしかなかったので毎月何回も通算何百回も行っていることになるが、ビデオ撮影は始めてであった。

2005/1/23 NECチャリティコンサート
NECは定期的に社会貢献活動の一環としてコンサートを催しているが、そのひとつがこのチャリティコンサートである。(もうひとつはNECコミュニティコンサート) このコンサートは NECコミュニティコンサートがプロの管弦楽によるコンサートに対して、NEC玉川事業場の吹奏楽団が演奏することが大きな違いである。もちろん楽団員はNECまたはNEC関連企業の社員でありアマチュアである。とは言っても、この楽団は全国ブラスバンド大会などでいつも入賞あるいは金賞を受賞するようなハイレベルの楽団でありアマチュアといえども侮れない。演奏はプロトランペット奏者「エリック・ミヤシロ」も含み楽しむには十分の内容である。

ホールはいつもの横浜みなとみらい大ホールである。


2005/2/22

ここにきて更新が長期間滞ってしまった。
暮れからの撮影や編集に追われなかなか手につかなかったことと、更新しようと思った矢先(1月末から2月はじめにかけて)PCの調子が悪くなったことに加え、あるいは前から気になっていたたいした事ではないトラブルが積み重なって我慢できなくなった事から、OSのクリーンインストールをすることにしたからである。ついでにCドライブも手持ちのHDDを利用して大きくした。とはいっても従来の13GBから40GBにしただけであるが。
OSのクリーンインストールはあまりにもやることが多く大変なのでできることなら避けたいものであるがついに観念してやることにしたのである。

Windowsのインストールからセキュリティパッチ、データの復元、各種アプリケーションのインストール と進み、ホームページアップロードのためのFTPソフトFFFTPの設定段階になってなかなかサーバに接続できないというトラブルに見舞われた。ここで4,5日考え込んでしまったが分かってしまえば単なる勘違いであり、一人でやっているときがつきにくいという現実をまあもや経験してしまった。
ともかくこのようにやっと更新できるようになりやれやれである。

近いうちにまた写真入で紹介するのでご期待願いたい。


2005/1/4

2004/12/24 FMC(深沢ミュージカルクラブ)のリハーサル見学
今年2月に開催される下北沢演劇祭に参加するFMCのリハーサルにビデオ撮影のため見学に行った。リハーサルの撮影は公演の記録ビデオの一部として毎年断片を少し入れているがそのための撮影である。また撮影と同時にミュージカルのストーリーや出演者の動きを事前に把握して的確なカメラワークに近づけるための小生の予習にもなっている。
今回は初めての人が何人かいらしゃるもののここ数年の常連(初めからずっとの方もいるが)がやはりいらっしゃて久しぶりにお目にかかると懐かしい気がする。
実は12/3にも行ってはいるがミュージカルの一部のみの練習のみであった。今回12/24は通し練習を見ることが初めて出来て大いに参考になった。
相変わらずお母様方は元気である。
新聞記者の取材も有ったが、これに限らず雑誌などの取材を良く受ける団体でありその活動が広く知られてきた結果であろう。
今後の活動に期待するところである。下右の写真が取材時の写真である。
詳しくはFMCのホームページをご覧頂きたい。


2005/1/3

暮れから今日1/3にかけてあまり用事をこなした気がしない。12月に3日休みがあったが大掃除らしい掃除は殆どやらなかった、特に佳境になるはずの大晦日は雪まで振り出し寒くて体を動かす気力が出なかった。ただ溜まっているビデオの編集だけはやらなければならないので、掃除はほどほどにしたと言う事にしておこう。実際ビデオ編集の遅れが気になって手に着かなかったと言う方が適切かもしれない。一番遅れているのは2004/11/23に撮影した「たちかわ市民オーケストラ」である。日にちからして1ヶ月以上になっていることは明白である。1ヶ月以内を目標にしていた小生としては甚だ遺憾である。12月は何かとあわただしくビデオ編集に時間が割けなかったのが原因と思っているが言い訳しても始まらない。「たちかわ市民オーケストラ」の皆様特にご注文を頂いた方々には申し訳なく思っている。本日1/3にはもちろん編集は終わりコピーを始めたところである、今週中には発送できるようにしたい。

2004/12/12 「目黒区民交響楽団」 第60回定期演奏会
目黒パーシモンホール
で2004年3回目の撮影となた。メインプログラムはブラームス交響曲第4番であるが、その前にスッペ喜歌劇「ウイーンの朝昼晩」序曲ランナーシュタイヤー舞曲ヘルメスベルガー悪魔の踊りとまったくマイナーな曲を演奏した。楽団の戸塚氏からこれらの曲のCDをお借りし聞くことが出来たのが幸いであった。割と簡単な構成の短い曲なので撮影もさほど難しいという印象は持たなかった。(うまく出来ているかどうかは分からないが) これに反して ブラームス交響曲第4番は何回も聞いている曲ではあるが主旋律があちこちの楽器に飛ぶので非常に撮影が難しい。音楽を完全に熟知していれば問題ないのであろうが単なる音楽愛好家ではそうはいかない。

2004/12/13 NECコミュニティーコンサート 東京交響楽団

ミューザ川崎シンフォニーホールで恒例のNEC主催のコンサートである。お客様は全員ご招待であるが、応募による申し込みに、いつも多数の方のご希望をいただき抽選となっている。出し物はウエーバー「オベロン」序曲ベートーベンピアノ協奏曲第5番ドヴォルザーク交響曲第9番であった。
ミューザ川崎シンフォニーホールは撮影はもちろん行くこと自体初めてであるが、ホールの方の対応宜しく首尾良く撮影をすることが出来た。ホールの構造はいわゆる「ワインヤード」といわれている形式で何段にも別れている客席が特徴となっているが、全体に渦を巻くように客席が配されており渦を巻きながら1階から上層階へだんだんと高くなるように作られている。このため床に平らなところは殆ど無く1列に並んでいる客席でも左右は高さが違うという面白いつくりである。もちろん椅子が傾いているというわけではないので念のため。
カメラ位置は2階席の最後列の後ろのやや広いスペースが良いとホールの方に勧められそこにした。感覚ではちょっと前過ぎるかと思ったが実際に撮影してみると最も引いたところでステージが画面一杯にちょうど収まり具合が良いことが分かった。

2004/12/18 西東京フィルハーモニーオーケストラ クリスマスコンサート
先に 西東京フィルハーモニーオーケストラは定期演奏会の撮影をさせてもらったが、今回はクリスマスコンサートという題名で、一部弦楽合奏、二部吹奏楽、三部管弦楽と小品を楽しくやったコンサートになっている。
いつもの事ながら吹奏楽は楽器の音が皆良く似ており演奏していても動きが小さいのでどこで音を出しているのか見極めるのが難しく撮影に苦労する。
管弦楽の第三部には管弦楽だけではなくソプラノアリアもあり変化が有って良かった。アリアはプッチーニの「トスカ」と「ジャンニスキッキ」からの有名なものでオペラに詳しい人ならこれだけ聞けば旋律が浮かんでくるほど有名な曲なので説明は省略する。

とにかく家族連れで楽しむにはもってこいのコンサート請け合いである。 と言う事でご家族でいらっしゃた方がかなり目に付いた。

いつもステージの写真ばかりでは面白くないのでご招待された打ち上げの写真をお見せする。ステージ上で見せるのとはまた違う表情で私もまた楽しくなる。


2004/12/26

前回が11/12の更新であるから1ヵ月半ぶりの更新ということになる。相次いだ撮影とその編集などでホームページどころではなかったのである。相次いだといっても月3回程度であるが、昼間会社で仕事をしている小生には時間を作るのが大変である。週末は撮影があれば撮影に無ければ編集作業に忙殺される。これ以外にボランティアの地域活動が何種類か入るのでなおさらである。
また、DVDの注文が増えるにつけ今まで使っているPCは1台なのでDVDを作っている時は他の仕事が全く出来なくなる時間が増えた。PCとは名ばかりで単なるDVD製造機となってしまう。今までのDVDドライブは書き込み速度が遅いので、1枚作るのに約30分かかる。10枚作るのに5時間である。この効率を考えPCを1台増設したもちろんDVD製作(コピー)がメインである。

11/14 秋のチェロ発表会
チェロ演奏家藤沢俊樹氏の門下生の発表会であるが、 全部で19人の方々が登場してかなりの曲を引くのでトータル3時間半ほどのコンサートとなってしまった。
伴奏ピアニストを頼んでおり大部分の方はそのピアノで演奏しているが、ご家族や知人の方に伴奏をしてもらっている人もいた。特にご自身のお子様の伴奏で演奏した方が2人いらっしゃったが微笑ましい。
骨折して松葉杖で来た人や、地方からこのために来た方など、皆様相当な根性である。
会場は代々木駅近く小田急線のすぐそばにあるアトリエ・ムジカというスタジオであった。

11/23 くにたち市民オーケストラ
指揮の稲村征夫氏はNEC玉川吹奏楽団の指揮もしている方で
NEC玉川吹奏楽団のチャリティコンサートで何回か撮影しており特に親しいというわけではないが知っている方である。曲は、スメタナの「モルダウ」ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」ドヴォルザークの「交響曲第9番」というポピュラーな名曲であった。
ちょうどこれから編集に入るところであり演奏の特徴はこれから楽しみにしながら編集ができるところである。

会場は アミューたちかわ大ホールであるが、西国立駅から歩いてさほどでもない所に有る。ちょっと古いホールであるが特に痛んでいるというほどではないが、吊りマイクの音を客席後方に送る設備(配線)が無いことに驚くと同時に困った。舞台袖から線を引くとカメラまで50m必要とするのでこの分のケーブルすなわちステレオであるからトータル100mを持っていった。但し幸運なことに、知っている録音業者の渡辺氏が途中までケーブルを出してくれたので25m(ステレオで50m)だけ使うことでうまく出来た。
大きなホールで吊りマイクの音を客席後方に送る設備(配線)が無い所は初めてである。


2004/11/12

11/6 コール・ダトレ第6回公演
めぐろパーシモンホールでヘンデルの「メサイア」である。アマチュアの合唱団としてこの曲をやるのにかなりの少人数で30人弱である。この人数で問題なく演奏してしまうのであるから団員のレベルが相当高いことが分かる。合唱団も小編成であるが当然オーケストラも小編成であり、いわゆる大合唱団で演奏されるメサイアとはやや趣の異なった、むしろバロック的な演奏で興味深かった。

11/7 杉並フィルハーモニー管弦楽団
セシオン杉並においてヴェルディ「運命の力」序曲、チャイコフスキー「ロメオとジュリエット」、ベートーベン「交響曲第3番」それにアンコールとしてチャイコフスキーの「眠れる森の美女」序曲という選曲である。 セシオン杉並は環7のすぐ脇に有るが特にうるさいということも無く比較的新しいホールであるが、収容人員5、600程度、ロビーなどもホールに合った広さでこじんまりとしていた。ホールが小さい分来客も詰まった感じとなり、にぎわっている雰囲気でこの演奏会には適切であろう。
演奏のレベルはアマチュアとしてはたいしたもので十分楽しめた。


2004/10/11

またまた久しぶりになってしまた。2日連続して撮影があったのでこれについてお知らせしたい。

10/10 マーキュリーバッハアカデミー演奏会。
演奏曲目は楽団の名の通りバッハだけである。ブランデンブルグ協奏曲第3番、カンタータ第82番、ヴァイオリン協奏曲第2番、管弦楽組曲第3番の計4曲であった。
これらの曲は小生にとってレコードなどで良く聴いており耳になじんでいるので撮影しやすいかと思ったが、やってみると曲の流れを追いながら出演者皆様を画に入れるのはたやすくないと言うことが分かった。まず主旋律が1st.ヴァイオリンに出てくることが多く主旋律を追っているだけであると、例えば管弦楽組曲第3番のアリア等は1st.ヴァイオリンだけと言うありさまになってしまうからである。またロマン派の音楽のようなパートソロが少なくみんなで音を出すことが多いのでこれも大変である主旋律が各楽器を飛ぶのでとても追いきれない状態である。
しかし、写真を見て頂くと分かるが、一番出演者が多い下の写真の管弦楽組曲でもこの人数である。他の曲はもっと少なくなっているが、少ない人数でもちゃんとアンサンブルが出来ておりアマチュアでこれだけの演奏ができるのであるから大したものと感心せざるを得ない。
今後の演奏会が楽しみである。

10/11 ウィハン弦楽四重奏団演奏会。
チェコの楽団であるが、みな相当腕あが立つと感じた、弦楽合奏団を組むぐらいであるから当然であるが。 とは言っても演奏曲目で弦楽四重奏はスメタナ弦楽四重奏曲第1番だけである。後はピアノ五重奏曲で日本の演奏家をピアニストにアンサンブルを組んでいる。
小生がこの撮影をするようになった経緯は、ピアノ五重奏のピアニストである高安かおりさんからの依頼が有ったからである。インターネットで小生のこのホームページを探されて連絡して頂いたのであるが、今更ながらインターネットのありがたさを実感させてもらった。

プログラムは 1曲目が前述の弦楽四重奏曲であるが、2曲目はピアニストが金沢さんと言う男性でシューマンピアノ五重奏曲であり、3曲目が休憩をはさんで撮影依頼を頂いた高安かおりさんのピアノでドヴォルザークピアノ五重奏曲であた。
高安さんはまだ勉強中と経歴に記されているが、プロの演奏家とアンサンブルを組み問題なく演奏している実力である。
室内楽はあまり聴かない小生であるが、今回はこの若いお嬢様ピアニストに接して楽しく撮影することができた。


2004/10/24

10/16 北区民オーケストラ北区民混声合唱団のジョイントコンサートである「北区民コンサートin北とぴあ」があった。
第1ステージ合唱団、第2ステージオーケストラ、第3ステージ合同演奏という組み合わせである。小生はオーケストラからの依頼であり合唱団のステージは撮影の必要はないと言われていたが、ついでなので撮影だけはしておいた。
合唱団からの依頼で撮影していた人が居り他のビデオ屋さんとかち合ったのは初めてである。小生は1階客席最後列から撮影したが、もう一人の方は2階客席の最前列中央から民生用カメラで撮影していた。2階客席最前列の中央はいわば特等席である。ここを撮影用に占領するのはお客様無視ということになる、小生が 通常1階客席最後列で撮影するのは お客様になるべく邪魔にならないようにという配慮からであり、ここからでもかなりの画が取れるように高価な業務用カメラを購入したわけである。
今までにさまざまな方の撮影や録音をやってきたが、プロになればなるほど、一流のプロは更にお客様のことを第一に気にかけるということを学ばして頂いた。 主催者、演奏家はアマチュアといえどもこの様な考えが必要ではないかと考える。
北区民オーケストラは言わば北区のオフィシャルオーケストラといえる団体であると考えるが、流石なかなかレベルが高いという印象であった。これから編集に取り掛かるがもっとよく聴くことになるのでこの印象がどうなるか楽しみでもある。
指揮の家田厚志氏はアンコールの「北区民の歌」あたりから指揮を合唱指揮者の名島啓太氏に指揮を任せ本人は舞台袖で指揮というより半分踊って愛嬌を振りまいていた。かなりひょうきんな人であると印象を持った。
ということも有りかなり楽しい音楽会であった。


左:オーケストラ指揮者
家田厚志氏、 右:合唱指揮者 名島啓太

10/19 クララ・ノヴァコヴァ&金井康子 デュオフルートリサイタル
デュオリサイタルとなっているが前期お二人と その先生恩師と書いてあるがミシェル・デボスト氏の3人のフルートのみによるコンサートであった。
会場は東京庭園美術館に隣接する新館ホールであったが、旧有栖川宮邸であった美術館の庭園を見る事を期待して行ったがあいにくの雨で窓から見ることしか出来ず残念であった。
演奏曲目はバッハ、ベートーベンも有るがあとは皆近代から現代の曲であり、武満の作品も含まれている。
フルートのみであるがソロ、デュエット、トリオと多彩であり、フルートを吹きながら声を出したり息を吹き込むだけというような奏法も有ったりして面白いと同時に飽きることがなく楽しめる演奏会であった。
下の写真を見れば分かるがカーテンを開けライティングされた庭が後ろに見える なかなか雰囲気の良いセッティングであることも幸いしている。アップの写真の方が依頼者であるフルーティスト金井康子氏である。