3時ごろにようやくグラナダの街へ到着。ホテルは中央公園からニカラグア湖畔方面寄りに位置する ホテル・グラナダ(Hotel Granada)を予定してたので、ホテル前まで連れて行ってくれた。
そこで、タクシー代US$70を払う。タクシーのおじさんはチップも期待していたらしく、チップは昼食代だからと言う。 だっておじさんの昼食代ってUS$12以上はあったんだもの・・・これでもチップとしてはかなり高い方だよ。 まぁ、タクシーのおじさん、よくしてくれたのでいいんだけど・・・。
だいたい、マナグアからグラナダまでのタクシー代ってこの半分もいらないはずだし、残りは観光料としても、 昨日今日でおじさん、相当稼いでるよね?だって、市内なら1回US$1前後。1日70回も人乗せないでしょ?

 ホテルのフロントで部屋が空いているかどうか聞くと、空いているとのこと。 オフシーズンって、満室で断られるってことがないからいい。しかし、なぜこのホテルを選んだんだっけ?
とにかく私の好きなコロニアルタイプのホテルで、部屋にはツインベッド、エアコン、ケーブルテレビ、ライティングディスク、 温水シャワー付で、1泊C$390(US$26)と安い。 これでもこのホテルは割といい方で、グラナダは安宿が多いみたい。
ホテル・グラナダ 部屋前 中庭
グアダルーペ教会から撮ったホテル・グラナダ。 部屋の前の中庭。ピンクの壁がかわいい。 部屋からロビーへと続く通路。


 部屋で少しゆっくりしてから、ホテル周辺を散策。 ホテル前のカルサダ通り(Calle la Calzada)を挟んだ向こうにある公園をブラブラ。
少し早いけど、暗くなる前に夕食でもと、公園サイドにある レストラン・エル・アンクラ(Restaurante el Ancla)に入ってみる。 ホテル内にも小さなレストランがあったけど、雰囲気的にこっちが良さげ。 店内はそんなに広くはないけど、落ち着いた清潔感のあるキレイなお店で、 裏手側はガラス張りになっていて、外にデッキがあった。外でも食べられるみたい。 揚げチーズ

 裏手の景色が見える窓際に座り、蝶ネクタイした清潔感のある若いスタッフがメニューを持ってきた。 まず、私の好きなセビーチェ(中南米の魚のマリネ風)と、ニカラグアのビールのビクトリア(Victoria)を注文。
他にメニューを見ていると・・・ん?ケソ・フリト?チーズのフライ??え?揚げチーズ??? 若いスタッフに聞くと、ニカラグアのチーズを揚げたものらしい。 どんなものか興味津々でこれも注文。 で、持ってきたものは、縦にスライスしたバナナフライの上に揚げ豆腐みたいなものが乗っかっている。(左写真)
揚げたニカラグアのチーズは、トロッとする感じは全然なくて、噛むとキチキチ音がするぐらい弾力があった。 味は淡白な感じのチーズで、塩味効いてて、ビールのツマミにいい感じ。ワインも飲みたくなったけど・・・。

 裏手の木々の向こうから、子供たちの賑やかな声が聞こえてくると思いきや、すぐそばに学校のグラウンド? 店内にはまだお客もいなかったので、シーンとしている中、子供たちの声がBGMになってた。
全部でC$77(580円弱)を払い、お店を出ると、外はもう薄暗くなってた。 公園を横切りホテルへと帰り、その夜は本を読んだり、テレビを見たりしてゆっくり過ごした。


   
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 朝起きて、ホテル内のレストランで軽く朝食を取る。 コンチネンタルブレックファーストを食べたと思うけど、C$20(約150円)だった。
それからフロントへ行って地図はないか聞いてみると、ニカラグア全土の地図がC$20(約150円)であるとのこと。 朝食と地図がいっしょの値段って、この地図って高いのね? でもニカラグアの詳しい位置情報って少ないので買うことにした。ちなみにこのHP書く上で重宝している。

 首都マナグアから南東45kmで、中米最大の湖であるニカラグア湖(Lago de Nicaragua)の 北西端に位置するグラナダ(Granada)は、ニカラグアの古都と言われている。 1524年にスペイン人フランシスコ・フェルナンデス(《レオン・ビエホ編》にも関連有)が、 ”モンバーチョ火山”の近くで”でっかい湖”の湖畔にあるグラナダを発見し、最初に創設した都だそうで、 コロニアル様式の建物や教会が建ち並んでいる。
ちなみにグラナダの南側にそびえる休火山のモンバーチョ火山(El Volcan Mombacho)は、 標高1,400mあり、山腹にはいろいろな種類の植物がたくさん見られるそう。

 今日はニカラグアに来て、初めて一人での街散策となる。 グラナダは外国人観光客も多いせいかニカラグアの中では治安はいい方。
ホテル前のカルサダ通り(Calle la Calzada)を西方面へ真っ直ぐ行くと、 カテドラルのある中央公園に突き当たる。 ちょうどカテドラルの左側の鐘楼が補修中で、足場が組み立てられていたのもあってか? 全景を撮ってなかったようで・・・。
ちなみにカテドラルについては、いつ建てられたとかの情報がどこにも書いてないんだけど?
カテドラル主祭壇 カテドラルの礼拝堂 マリア様 聖人?&ヒツジのぬいぐるみ?
カテドラルの主祭壇。白と淡いグリーンがとても落ち着く。緑が大好きなので特に・・・。 カテドラルの礼拝堂。主祭壇よりこちらの方が豪華に見えたりして・・・。 カテドラルのマリア様。子供たちが見上げるこのマリア様は好きだった。拡大できます。 聖人?と今時のヒツジのぬいぐるみって、質的に違和感あるけど面白い。

 カテドラル前の中央公園では、たくさんの人がいた。横断幕があって、何か集会やってた感じ。 公園を突っ切って西方面へレアル・ハルテバ通り(Calle Real Xalteva)を進むと、 右手にメルセー教会(La Iglesia de La Merced)があった。
カテドラル前の中央公園&馬車 中央公園周辺の建物 メルセー教会?
白亜のカテドラルがちょこっと写ってる中央公園と待機中のカワイイ馬車。 タクシー代わりによく使われるそう。 たぶん中央公園サイドにあった建物。色合いと形と気に入って撮った。 メルセー教会・・・だと思う。建立に1534年〜1753年と200年以上の歳月が費やされた。 それにしても電線邪魔・・・。

サン・フランシスコ修道院 サン・フランシスコ修道院からの眺め
1529年に建てられたサン・フランシスコ修道院。 中はニカラグアの芸術と歴史的遺物を展示している博物館となっている。C$31(US$2)

左のサン・フランシスコ修道院出入口からの景色。カテドラルの鐘楼が見える。 コロニアル風の建物が古都の時代をかもし出している。

 再び中央公園へ戻り、今度は北東方面へと向かう。昔ながらの街並みで、人も少なく、のんびり散策できる感じ。
道路から階段上ったところにサン・フランシスコ修道院(El Convento de San Francisco)が あった。建物前の広場が広いと思ったけど、中へ入ると博物館の展示以外に、中庭にはヤシの木が林立してたり、 破壊された建物の一部が転がっていたりして、かなり広かった。

 修道院を出て、コラーレス通り(Calle Corrales)を歩いていると、 インターネットの看板が目に付いた。まぁ、あちこちで目にしていたんだけど・・・。 なぜかその店とゆーか、小さなオフィスって感じだったんだけど、入ってみることにした。
カウンターでインターネットを使いたいと言うと、奥へ案内された。全部で5台ぐらいだったかな? 地元人が2〜3人座ってた。30分程度で税金付いてC$6.33。50円もしない。 ちなみに店名は、Silvio Bayardo Castillo Gomezと長かった・・・。

 このあと恐ろしいことに全然記憶ないんだけど(すでに3年経過後の記述ゆえ・・・)、 スーパー(Super Lacayo)で買い物して、中央公園沿いのカフェ・ドン・シモン(Cafe Don Simon)で サングリアジュースC$20(約150円)を飲んで、その隣の銀行でUS$100をC$1,580へと両替(レートがよくなっている・・・) してたみたい。その間でお土産も買っているようで・・・。
レシートやメモ記載でだいたい思い出すんだけど・・・こうなると、これからは写真もその都度撮っておくべき? 脳のシワは確実にのびてきているようで・・・大変だぁ!


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