今回、お気に入りだったのは、ブラジル出身の5人組(女性2人、男性3人)の
グループ Axe Bahia の「Beso en la boca」。
あと、バラードでピカイチのこれまた
ブラジル出身 Alexander Pires の「Amame」。
その他にも、見て飽きないビデオが多いんだけど、ラテンならでは(・・・日本ではないはず?)のミュージックビデオの傾向があって、
男性歌手のビデオの大半が、男性歌手と相手役の女性がなぜかキスするというシーンが組み込まれている。
女性歌手でもキスしていたのはあったけど・・・。日本だったら、ファンが怒るんじゃぁ?
朝起きて、1階のレストランへ向かう。
5〜6脚のテーブルが置いてある一角があって、「ここかな?」と思いつつ、中に入ってテーブルにつく。
別のテーブルに男性が一人座っていて、食事をしていたけど、他にスタッフも誰もいない。
あっさり軽くお腹に入れたかったので、フルーツQ15(US$2弱)とコーヒーQ7(US$1弱)を注文。
さあて、今日は何しようかな〜ってな感じで、ホテルの外廊下や屋上をしばし散策。
お昼すぎて、向かいの公園へ行き、ぶらぶら散策。なんか、人が増えてきている。
「テーブルに座って待ってて」と言うことで、テーブルにつくと、女の子がきて「飲み物は?」と聞いてきた。
「何があるの?」と大きなアイスボックスの中を覗くと、いろいろなジュースがあって、何気に取った鶏のラベルのビン。
「ありがとう」と言って、鶏のラベルをよく見ると"Cerveza(セルベッサ)"と書いてあった。ビールじゃん。
うーむ、ストローでビールなんて飲めないよね・・・。
と、おばちゃんが持ってきたのは、トルティージャにチョリソーを焼いて潰したのをのっけたのと、ワカモレをのっけたの。
それに付け合せでセボジータ(玉ねぎのちっこいやつ)を焼いたの。(右写真)
お腹いっぱいになり、出店を散策。
手作りのお菓子が並んでいる中、やっぱ、中南米ではバナナチップス食べなきゃ。
日本にある輪切りのバナナチップスじゃなくて、縦切りの細長いバナナチップス。結構食べ応えがある。
しかし、なんで街はずれの小さな公園に屋台や出店が出て、人が賑わっているのだろうと、ふと思ったとき、原因はわかった。
公園のすぐ脇の建物が教会だった(左写真;公園がある左手の建物が教会。これは翌日に撮った写真なので、もう屋台も出店もない)。
と、音楽が鳴り始めた。慌てて公園が見える外廊下へ行き見下ろすと、公園と教会との間の一通道路は人で溢れかえっていた。
そして、ゆっくりゆっくりと教会から山車が出てくる。
アンティグアで見たよりちょっと小さいけど、やっぱり、どこかしら感動してしまう場面である。
音楽が時たま聞こえてくるたび、山車が帰ってくるんじゃないかと、外廊下へ飛び出していったものの、
街を練り歩いているときに漏れてきたもの。
「オラ!」とあいさつしたあと、ライトに照らされて山車がゆっくりゆっくり道向こうから帰ってきているのをボーっと見ていた。
で、内容は忘れたけど、セマナ・サンタについてちょっとした質問をなにげにしたら、彼は延々とカトリック教について説明しだした。
英語でカトリック教のこと説明されても、サッパリって感じだけど、一生懸命説明してるもんだから、無下にできない。
山車も教会へ入ってしまい、見るものもなくなってきたんだけど、彼の話は止まらない。
昨日、迷いに迷ってアンティグアからホテルに帰り着いたのは、夜8時半過ぎていたよーな?
(アンティグア・グアテマラの4/17アンティグアでの一日編にて)
中南米で、部屋にケーブルTVが付いているとき、いつも見るのはラテン音楽番組。
「SON LATINO(ソン・ラティーノ)」・・・だったっけ?
とにかく、ラテンの国々でヒットしている曲をチェックできるし、なんといってもミュージックビデオを見るのが楽しみ。
曲の内容に合わせてドラマ仕立てにしてあったりして、結構おもしろい。
ダンスが・・・ダンスが・・・ちょーかっこいい!!
ひと昔前に超人気があった日本の某ダンスグループ歌手たちとは、体つきといい、腰の動きといい全然違う
(比較してしまってスミマセン・・・)。もちろん、歌もテクノ風(?)でいい感じ。
このビデオに出てくる相手役の女性が、キレイとカワイイを足して2で割った感じで、見ていて飽きない私好みの顔だった。
名前はわからないけど?
で、内容はというと・・・
彼女はマフィア(?)のボスの女で、Alexanderはボスと彼女のボディガードのひとり。
二人のボディガードをしているうちに彼女に惹かれていき、ボスにしいたげられていた彼女も彼に惹かれていき・・・そして、
密かに愛し合う。最後はボスに二人のことがバレてしまうけど、ボスから逃げのがれて幸せになるっていう1曲(約4分間)ドラマ。
それにしても、ビデオに出てくる女性陣は肌をあらわにしたピチピチのナイスバディのお姉さま方ばかり。
男性陣も鍛え上げられたボディって感じで、双方共に見ごたえある?
"えーっと、どうすればいいのかしらん?"
と、きょろきょろしていると、その食事中の男性が「奥の扉に行って声かけたほうがいいよ」みたいなことを言ってる。
"そーか・・・"と、立ち上がったとき、奥の扉からおばちゃんが出てきて、私に気づき、メニューを持ってきた。
出てきたのは、これって一人で食べるフルーツの量?というぐらいお皿いっぱいに盛られたパイナップルとパパイヤ。
他に頼まなくてよかった・・・。
コーヒーを頼むとだいたい「カフェ・コン・レーチェ?」と聞いてくる。
こっちでよく飲まれているカフェ・オ・レのこと。混ぜて出てくるところと、ミルクが別にでてきて自分で混ぜるところとある。
私はもっぱらブラック派なので、「カフェ・ソロ」または
「カフェ・ネグロ」で、ブラックコーヒーが出てくる。
ホテルの前を通る大きな道路を走る車を眺めたり、道路を挟んだ真向かいの小さな公園で子供が遊んでいるのを眺めたり・・・
と、よく見ると、公園には出店や屋台が出ててなんだか賑やかそう。お昼はそこへ行ってみよう。
日陰を見つけ、しばし本を読んだりしての〜んびり。気持ちいい。
チョリソー(腸詰ウィンナー)がぶら下がっていて、肉や野菜を焼いている屋台があった(右写真)。なんておいしそう〜。
メニューはわからないけど、おばちゃんに「チョリソー食べたい」と指をさす。
おばちゃんが「ワカモレはいる?」と聞いてきたんで、「うんうん」。
ワカモレ(アボガドのサラダとゆーかペーストみたいなもの)は大好きなので、即座に返事。
その女の子は「○○がいる?」と聞いてきた。「○○??」・・・わかんないけど、彼女は気を利かして持ってきてくれたのは
ストロー。ストローのことだったのね。
それにしても、とてもよく気が利くし、よく働く(左写真)。なんとおばちゃんの子供・・・と言うことは、おばちゃんというには、
失礼なお年なのかも・・・。
このビールはグアテマラで一番ポピュラーなビール。
"Gallo(ガヨまたはガジョ)"スペイン語では、この絵(右写真)のとおり、
"ニワトリ"の意味。地元人はこのビールをコップに注いだとき、塩とレモンを入れて飲んだりしている。
このセボジータ、一口食べて感動!ウ・ウマイ!!
焼いているだけなのに、甘くてとろっとしてて・・・なんで、こんなにうまいものが日本にないのぉー?
ワカモレはおいしかった。チョリソーは豚を選んだのだけど、ちと臭みがあって、なんとなくお腹こわしそうな雰囲気・・・
と思いつつも、全部たいらげた。ビール代込みでQ18(US$2強)!安い!
ちなみに、お腹をこわすということはなかった(海外の屋台で食べて、なぜかまだお腹をこわしたことがない私です)。
バナナチップスはQ4(約US$0.5)。ちなみにアグア(水)750mlはQ2.5(約US$0.3)。
教会と言われないとわからない建物だったけど、そこでは今からセマナ・サンタのハイライト、
プロセッションと呼ばれる行進が始まるようだった。
4時から始まるらしい。もうちょっと時間があったので、ホテルへ帰って部屋でゆっくりしていた。
そして、その行進はゆっくりゆっくり、道向こうへと消えていった。
帰ってくるのをまだかまだかと待っていて、夜の12時前になってやっと音楽が近づいてきた。
8時間も練り歩いてたなんて・・・。外廊下へ行くと、暗闇に男の人が2人立っていた。
と、男の人の一人が英語で話しかけてきた。彼はお隣の国エル・サルバドルからグアテマラ・シティへ仕事で来ているらしく、
サマナ・サンタの間、両親と弟(もう一人の男の人)を呼び寄せいっしょに過ごしていたらしい。
明日午前中に、エル・サルバドルへいっしょにバスで帰るらしい。
ちょうど、ホテルの真横の道にエル・サルバドル行きのバスが止まっていた。って、そこってバス駐車所?
バス会社らしき建物はないけど始発場所?なんであの場所にバスが止まっていたのか・・・???
「これで帰るの?」と聞いたら、「違う」とは言ってたけど。
で、ようやっと彼の話が終わり、エル・サルバドルへ来たときは連絡してと言われ、連絡先は明日渡すからとお互い部屋番号を
言って別れる。
ふぅー。でも、すごく感じがいい人だった。