今日は朝7時から、リンコン・デ・ラ・ビエハ国立公園 へと向かう。 メンバーは昨日と同じShinyaさん、Chihiroさん、ルース、それに研究員のEugenia、Silvia、Julieも加わる。 馴染みの運転手に頼み、バンタクシーに乗り込む。
リンコン・デ・ラ・ビエハ国立公園 (Parque Nacional Rincon de la Vieja)は、活火山のリンコン・デ・ラ・ビエハ火山(1895m)とサンタ・マリア火山(1916m)を囲む国立公園。ステーションからそれぞれの火山へトレッキングできるということで、乾季には多くのトレッカーで賑わうらしい。
ちなみに公園へは、サンタ・ロサからより、リベリア(Liberia;グアナカステ地方主要都市)からの方が近い。
パンアメリカンハイウェイ リンコン・デ・ラ・ビエハへの道 リンコン・デ・ラ・ビエハへの道
パンアメリカンハイウェイからリンコン・デ・ラ・ビエハへの道に入ると、舗装されてない緑に囲まれた道をひた走る。

 ちょうど、リンコン・デ・ラ・ビエハ方面のフィールドへ行こうとしていたJeffが車に乗り込んできて、i-podみたいなものから音楽を選んで車のラジオに飛ばし、車のラジオから音楽が流れるという最先端のことをやっていた。が、Jeffが好きなアメリカンカントリーミュージックばかり。彼一人ノリに乗って、ほかはシーン・・・。
と、彼は私に「好きなカントリーはあるか?」と聞いてきたので、「カントリーロードしか知らない」と答える。そして「サルサとかメレンゲが好き」と言うと、サルサもあると選曲して車のラジオから流れ出した途端、運転手がヒューヒュー言いながら、ノリノリ状態。運転しているのに髪を振り乱しながら踊っている。助手席のルースもノリノリ。笑える。車内の雰囲気が急に明るくなった感じだった。やっぱ、ここではラテンミュージックだよね?
公園駐車場 公園ステーション ACG事務所
公園駐車場。ここからの眺めもいい。 公園ステーション。公園スタッフ集結? ここがリンコン・デ・ラ・ビエハのACG事務所。
ラス・パイラストレイル
ラス・パイラストレイル(Sendero Las Pailas)案内図。約3kmの道のり。 公園ガイドが一人と、もう一人の男の子が同行することになった。
吊橋へ
吊橋
左の階段を上ると吊橋がある。下の川はコロラド川(R io Co lo rado)。

コロラド川 絞め殺しの木 絞め殺し木 滝
上の吊橋からコロラド川の眺め。 中2枚は、有名な絞め殺しの木。もとある大木をアメーバーのように取り巻き、大木の養分を吸い取り成長する木。最後は大木が朽ち果て、絞め殺しの木だけが残るため、中が空洞になる。人と比べるとかなりの巨木。ちなみに2枚とも違う木。  雨季だけに見られるという滝。
川渡り 噴気孔 噴気孔
川渡りもある。 噴気孔。 75度から106度あるらしい。思ったほど高くない。
橋 温泉川 美肌 泥パック
倒木が橋代わり。 温泉成分たっぷりの浅い川? ここの泥は美肌になる? Silviaは顔面塗りまくり。
いい顔? 洗顔中 坊主
逃げるルースは皆に抑えられ、結局この顔。 コロラド川で、仲良く並んで顔の泥を落としている。 ボコン、ボコンと坊主の頭が現れては消える。
カメラマンたち 乳白色川 乳白色小湖
大分別府の地獄巡りをしているみたい。湯温度が高いので近づけないけど、ちょっと冷ませばほどよい乳白色湯の温泉になるのに・・・。
ポチョテ?
ポチョテというセイバの仲間と聞いたけど、違う木のことだったかも?それかJavillo?とにかく木を覆うトゲトゲがすごい。

眺め
ここもラス・パイラストレイルからの眺め。 アントアカシアの木が目に付いた。



 ラス・パイラストレイルをぐるりと巡って、最初の吊橋のところへ戻ってきた。ちょっとした広場に丸太のテーブルとイスが並び、休憩できる。ここで昼食を取ることにした。
朝来る途中、道沿いの小さなお店に寄って、各自パンやハム、クラッカーなどを買っていたので、サンドイッチにしたりして食べる。
すぐそばを、ヒラヒラキラキラと美しいブルーを放つモルフォ蝶(
コスタ・リカの動物たち)が舞っている。蝶コレクターにとって憧れの蝶。幻の蝶とも聞くけど、コスタ・リカの森に入れば必ずと言っていいぐらい見れる蝶なんだけど・・・?

 食後、ワイワイやっていると、すぐ横の木々がザワザワとしだした。ハナグマ大群が移動中だった。カワイイと皆で写真撮りまくる。(コスタ・リカの生物たちに写真あり)
それから、タクシーが迎えに来る時間まで、ステーション付近で各々くつろぐ。私はもっぱら近辺散策。

 再びバンタクシーに乗って、もと来た道を揺られ、なんだか心地いい。Shinyaさんはウトウト。 Chihiroさんはデジカメのビデオモードで車内の様子を撮ってニンマリ。私他メンバーはボーっとしてて、時間がゆっくり流れている感じ。
途中、朝寄った小さなお店で再び買い物してから帰る。タクシー代往復他一人あたりC$5000(約1300円)だった。

サソリ  帰ってからは、Chihiroさんが管理棟の図書室へ行くというのでついて行った。 狭い部屋に天井から床までぐるりと取りまくように難しそうな本が並んでいた。 ここでは、ノート型パソコン持参でインターネットにつなげることができるそうだけど、なかなかうまくいかないみたい。
結局諦めてロビーへ出ると、ACGのボスが部屋にいるとのことで、Chihiroさんが紹介してくれ挨拶。 気さくで感じのいい男性。書類に追われて忙しそうだったので、早々退散。

 夕食は今日もShinyaシェフ。毎回手際よく3人分作ってくれる。
夜、部屋に帰ると、床にサソリが・・・。Shinyaさんが外に出す前に写真を撮る(右写真)。 野生で本物のサソリを見るのは初めて。写真撮って満足したら、Shinyaさんが開けたドアに向かって、蹴り出す。 一応、ベッドをチェックしてから寝た。


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