コスタ・リカの動物たち

E ; 英語名  S ; スペイン語名  J ; 日本語名


トルトゥゲーロ国立公園

お昼寝ナマケモノ 抱きつきナマケモノ 移動ナマケモノ
とっても会いたかったナマケモノ。 気持ちよさそうにお昼寝中。かわいすぎる!
E ; Two-toed Sloth
S ; Perezoso de dos dedos
J ; 二つ指のナマケモノ(正式名称は?)
高い木に抱きついて、遠くを眺めている(ボケーっとしてる?)ナマケモノ
E ; Three-toed Sloth
S ; Perezoso de tres dedos
J ; ミツユビナマケモノ
ゆーっくり、ゆーっくり移動中のナマケモノ。 どっちの種のナマケモノかわからない。
ちなみにナマケモノは、英語で「スロー」、スペイン語で「ペレソーソ」。
毒ガエル ロングノーズバットの整列 羽が閉じたときのモルフォ蝶
2cmほどの小さな小さなカエル。
さすがガイド!道端の雑草にいるところを 見つけるなんて・・・。
毒々しい赤色と思ったら、やっぱり毒ガエルの一種。フグ毒より10倍強いと言われているらしい。
正式名称はわからない・・・。
知る人ぞ知るコウモリ。 ロングノーズバットと言われるとおり、鼻が長い。体長4cmほどで、昼間は 大きな川沿いの木の下で列になって休んでいる。
なんと運河クルーズ中の全速で走る船の操縦士(?)が見つけた。これまたスゴイ! 私らには2〜3m傍まで来て、やっとわかったぐらいだもの。木に張り付いた姿がカワイイ!
E ; Long-nosed Bat
S ; Murcielago narizon
J ; ハナナガサシオコウモリ
中米に生息する有名なモルフォ蝶。 蝶コレクターには憧れの蝶らしい。体長6〜8cmある。
美しい光沢のブルーが、ヒラヒラと宙を舞う姿を見ていると、楽園に迷い込んだ気分になる。
飛んでいるところの写真はうまく撮れない・・・というか、見惚れて撮れない。とまっているところを撮ったのだけど・・・。
羽を閉じているときのモルフォ蝶はこんな感じ。

余談ですが、写真右側の枯葉が、ふと人の顔に見えてしまった私です・・・霊感の強い人、何か感じます?



モルフォ蝶
ちなみに、羽が開いたときのモルフォ蝶。 あの美しいブルーがとうとう撮れなかったんで、絵ハガキを買ってしまいました。
E or S ; Morpho peleides limpida
J ; ペレイデスモルフォ

ワニ 毛づくろいホエザル 毛づくろいヒメコンドル
運河から支流の川へ入っていくと、さりげにキラリと光る目。 ブラジルのパンタナールでワニは見すぎるぐらい見たけど、見飽きない?
たぶん・・・でっかいクロコダイルの方じゃなくて、小柄なカイマンの方だと思うけど・・・。
E ; Spectacled Caiman
S ; Caiman o guajipal
運河クルーズ中も木々を渡るクモザルやホエザルなどを見ることができる。 ホエザルが毛づくろいしている様子も、木々が高いゆえ、300mm望遠ではこの程度。
「サル」はスペイン語で「モノ」。よく聞くんで(私が・・・)、覚えておくべし。
E ; Mantled Howler Monkey
S ; Mono congo
J ; ホエザル
運河クルーズ中もヘビウやサギなどの水鳥がたくさん見れる。 木々にとまった鳥も朝などはよく見られる。 ヒメコンドルが、ちょうど羽の下あたりを毛づくろいしているため、クチバシ(顔)が見えない。 黒い体に真っ赤な頭と足が目立つ。小動物の死体をエサにしている。
E ; Turkey Vulture
S ; Zopilote Cabecirrojo
J ; ヒメコンドル



 以下6枚はデジカメで撮った写真です。
ガ ゾウカブトムシ ゾウカブトムシ
サンホセからトルトゥゲーロへ向かう途中に朝食休憩した場所で見つけた。 全長10cm近くあったよーな?おもしろいことに羽の一部が透明になっていて、向こうが透けて見える。
なんという名前のガかわからない。
左と同じく、朝食休憩した場所で見つけたゾウカブトムシ。 デカイ!世界最大級(ヘラクレスカブトムシ)ではないけど、世界最重量らしい。
拡大写真が等身大ぐらいかなぁ〜?
E ; Elephant Beetle
J ; ゾウカブトムシ
トルトゥゲーロで泊まったホテルにあるプールにかかった橋の欄干にいたゾウカブトムシ。 朝食へ行くとき見つけて、仰向けになりながら撮った。
これまた拡大写真が等身大ぐらい。10cm以上はあった。
アカメアマガエル バッタ バッタ
コスタ・リカの数多く生息するカエルの中で、 いちばん有名なアカメアマガエル。体長4〜5cmあったような?
泊まったホテルの庭でガイドが見つけてきた。キレイなグリーンに真っ赤な目と黒目、でっかいオレンジ色の吸盤。 樹上性で、産卵時のみ水辺に下りてくるそう。
E ; Gaudy Leaf Frog
S ; Rana arborea calzonuda
J ; アカメアマガエル
トルトゥゲーロ村から、ウミガメ産卵(7〜10月)で有名なカリブ海ビーチを歩いて ホテルへ帰る途中、草むらで見つけたバッタ
黒い体にオレンジの縁取りがしてある。バッタって保護色が多いけど・・・目立ちすぎる! 体長5〜6cmぐらいだったような?
なんて言う名のバッタかわからない。
左と同じ場所で見つけた別のバッタ
こちらは体長7〜8cmほどで、けっこうデカイ。ムラサキに赤い縁取りと、こちらも目立っていた。
もちろん、名前はわからない。

他に、有名なウミガメは見れなかったけど、珍しいカワガメ(?)を見ることができた。 いろいろたくさん見れたのだけど、写真も撮れてないし、もちろん名前も覚えてない。 何よりもすごかったのは、夜、小さなクワガタが 足の踏み場もないほど大量発生していたことかな?


モンテベルデ自然保護区

ケツァール全身 ケツァールアップ ハチクイモドキ
コスタ・リカへ行ったら是非見てみたいと思っていた中米に生息するケツァール。 世界で最も美しい鳥と言われ、手塚治虫の「火の鳥」のモデルとも言われている。
現在、中米でもほとんど見られなくなり、コスタ・リカの一部地域でしか見ることができないらしい。 主に12月〜4月頃に観察されるが、見れないことも多々あると言うことで、見れたらラッキーだそう。 私が行ったのは6月・・・時期ではないのに会えた!超ラッキー!! 何かいいこと起こりそう・・・幸せになれそう・・・などと勝手に解釈してしまった私ですが?
しかし300mm望遠で撮ってこの距離。おまけに森の中で暗い。でも、長い尾羽までちゃんと写っていた。 全長(尾羽まで)1mあるらしい。首をかしげる姿が愛らしい。
E ; Resplendent Quetzal
ガイドが持っていた望遠鏡から覗くと、はっきり見えるケツァール。 ガイドが望遠鏡の覗き窓にデジカメをくっつけて撮ってくれた。 デジカメだと、こういうときにも活躍するってはじめて知った。
それにしても、青緑と赤のコントラストがキレイ。 胸にかかる羽がレースみたい。尾羽の内側が白く、クチバシの黄が特に目立つ。つぶらな瞳は心休まる感じ。
飛んでいる姿を見たかったけど、傍にいたメスも写真におさめておこうとガイドに言われ、 ちょっと目を離した隙にいなくなっていた・・・ザンネン。
ちなみにこの美しい姿はオス。メスは長い尾羽はなく、色も?メスの写真は結局撮れなかったんで証拠なしです。
S ; Quetzal
尾先のラケット状の飾り羽が特徴的なハチクイモドキ。 現地の人はMomoto(モモト)と呼んでいた。
フィンカ・エコロヒカからの帰り道、前方を見ると、きれいな色をした鳥が地面にいて、 木を見上げていた。その姿があまりにもかわいくて、写真に撮ったのだけど・・・。
それからおもむろに飛び上がり、枝にとまった。けっこう近くまで近寄っていったけど、全然気にする様子なし。 おかげで、何枚も写真が撮れた。
飾り羽の使用目的は不明だそうだけど、枝にとまっている間、振り子のように右に左に動かしていた。
E ; Blue-crowned Motmot
S ; Momoto Comun
J ; 青い冠のハチクイモドキ(正式名称は?)
ハチドリ ムラサキケンバネハチドリ バナナキト
インフォメーションセンターの傍にハミングバードギャラリーがあり、 甘い水を飲みにいろいろな種類のハチドリが飛んでくる。
ブーンと羽音をたてながら、いろいろな色をした10cm前後のハチドリが入れ替わり立ち代わりやってくる。 このハチドリの正式名称はわからないけど、オレンジ、グリーン、ムラサキとグラデーションがキレイ。
ちなみにこのハチドリ用に作られた飲み場は、白い部分が工夫されている。花形をしたところの中心部に穴が開いていて、 そこからT字になった枝がでている。T字のところにとまって、クチバシがちょうど穴に入るようにうまい具合に作られていた。
同じハミングバードギャラリーで、飲み場にハチドリがちょうど飛んできたところ。
ブーンと音がするぐらいだから、羽の動かし方は目にも留まらないぐらい速い。 だから、ちょうど羽を開いたところを狙ってシャッターを押すなんて神業はできない。連写でもすればいいんだろうけど。 が、飛んできたところを偶然に撮った写真がちょうどいい感じ。ラッキーな1枚。
E ; Violet Sabrewing
S ; Ala de Sable Violaceo
J ; ムラサキケンバネハチドリ
同じハミングバードギャラリーで、ハチドリ用の甘い水を飲みにきていたバナナキト・・・だと思う。 黄色い体と目の上の白い眉が特徴。頭と羽は黒かこげ茶っぽい色。
それにしても10cmもない小さなまるっこいかわいい鳥だった。
E ; Bananaquit
S ; Reinita Mielera
ベニイタダキアメリカムシクイ ハナグマ親子 ハナグマ子供
モンテベルデ自然保護区内のトレイルを歩いているときに見つけたベニイタダキアメリカムシクイ・・・だと思う。 頭のてっぺんがちょっとだけベニ色らしいけど、この写真ではわからない。
ちょうど子育て中で、土手の草むらに作られた巣には、やっと目が開いたぐらいのヒナが4〜5羽ほどうごめいていた。 親鳥が10cm前後とこれまた小さいんで、ヒナはほんとちっこい。
E ; Slate-throated Redstart
S ; Candelita Pechinegra
J ; ベニイタダキアメリカムシクイ
フィンカ・エコロヒカ内のトレイルを一人の〜んびり歩いていると、雲霧林と言われるだけあって、みるみる霧に包まれる。 そんな神秘的な森にたたずんでいると、小さな鳴き声とともにガサガサという音が一気に近づいてきた。
「な・なに?」一瞬心臓が止まった・・・と、すぐ脇の草むらからハナグマの親子が どやどやと私の足元にやってきた。それも15匹前後の大群。
「なんだハナグマだぁー」とホッとすると同時にカワイイ〜〜〜!
ほとんどが子供たちで、まだあどけない。私の存在が気にならないのか、親も子も私のまわりでしばらくじゃれ合っていた。
写真を撮っていると、背後で気配が・・・と「うぁ!びっくり!」反対側から来た観光客2人とガイドが立っていた。 人の存在を忘れていただけあってマジびっくり。 ガイドは「ラッキーだね!」と言って、ハナグマが去ると同時に去っていった。
E ; White-nosed Coati
S ; Pizote
J ; ハナグマ
ハキリアリ ちっこいトカゲ 珍しい蝶
トレイルを歩いていると、よく見かけるハキリアリ。 こまめに下を見て歩かないと、ハキリアリの行列を踏みつけそうになる。
木の葉などを切り取り、巣穴に持ち帰り、キノコを栽培してエサにするというおもしろいアリ。 それにしても、自分の体の何十倍もある切り取った葉をえっちらほっちら担いで歩くのを見ているのは飽きない。 もうちょっと小さく切り取れば、楽に運ばれるのに・・・一気に運ぼうと悪戦苦闘している姿はエールを送りたくなる。
E ; Leaf-cutting Ant
S ; Zompopas
J ; ハキリアリ
モンテベルデ自然保護区内のトレイルで見つけた小さな葉っぱの上にとまっている小さな黒いトカゲ。 影絵みたい。指が異様に長いけど、まだ子供?
コスタ・リカでは、でかいトカゲやイグアナはよく見かける。 イグアナ、トカゲ好きな私としては、写真を撮りたいのだけど、なかなか逃げ足が速い・・・私がシャッターチャンスを 逃しているのかもしれないけど・・・。
モンテベルデ自然保護区内のトレイルでガイドが「キレイ」と興奮していた。 モルフォ蝶よりひとまわり大きい。 羽を開いた姿はわからないけど、少しブルーが入っているのだと思う。
ガイドが興奮するぐらいだから、そんなに見られる蝶ではないのだろう。 とりあえず写真を撮った。
正式名称はたぶんこれではないかと?正式な読み方はわからない・・・
E or S ; Caligo eurilochus sulanus

他に、大きなネズミみたいな、しっぽのない大きなリスみたいなアゴーティや、 私の大好きな鳥トゥカン(オオハシ)なども見れた。


 
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