朝、目覚めてすぐ外を眺めると、まだ薄暗いけど「えーっ!!」ってびっくりするぐらいの景色が広がっていた。
昨日の窓からの景色は、ずーっと霧がかかった山だったので霧が晴れたときの景色なんて想像だにしてなかった。
なんと、霧が晴れた山向こうに見えるのは、ニコヤ湾とニコヤ半島。朝焼けにどんどんと景色が浮き上がってくる
(左写真;写真では見づらいけど、クリックすればもう少しはっきりニコヤ湾と半島が見えるかな?)。
しばらく見入ってしまったけど、慌てて準備して朝食へ向かう。朝食後部屋へ帰らず直行ロビーに行かないとゆっくりできそうにない。
朝食はビュッフェ。欧米人が多いせいか、欧米風。軽く食べて、食後のコーヒーで迎えに来る7時前までしばし時間をつぶす。
お迎えはタクシーの運転手。ミニバスか何かで迎えに来るかと思ってたけど、よく考えて見れば、このツアー私一人だった・・・。
タクシーに乗り、ガタガタと揺られながらホテルから約4km先のモンテベルデ自然保護区の
入口へ着いた(右写真)。
ツアー後はここへ迎えに来ているからとタクシーは再び去っていった。
インフォメーションセンターへ行き、受付を済ませる。ここで来園者は必ず名前を書かないといけない。
それから入園料(US$12)と、ガイドツアー代(US$15)を払うところだけど、これまた予め
モンテベルデのツアー代に含まれていたため払わなくていい。送迎のタクシー代も。やっぱお得?
8時からスライドショーがあるらしく、それまですぐそばのハミングバードギャラリーで
ブラブラすることにした。
古い小屋の軒先や枝に、ペットボトルを逆さまにしたような容器がぶら下がっていて、そこへ10cm前後の小さな色とりどりの
ハチドリ(写真有)が入れ替わり立ち代わりやってくる。
この甘い水を入れた容器をよく見ると、なんと飲み場がうまい具合に工夫さていた。
赤い円盤状のところに、くちばしが入るように中心部に穴が開いた白い花形のものが4箇所あり、
その花形のところからT字になった枝が出ていて、T字のところにとまって飲めるようになっている。
すばしっこく飛び回る色鮮やかなハチドリに混ざって、飲み場にはコロコロとした小さなまるっこくてかわいい鳥も来ていた。
黄色い体のバナナキト(写真有)だと思うけど・・・。
鳥たちが間近で見れるのでいつまで見ていても飽きない。
スライドショーの時間になり建物の中へ入ると、広い空間の中にイスがずらずらと並んでいて、
バラバラと4〜5人の人が座っていた。適当に前の方へ座ると電気が消え、スライドが前に映った。
そこへまた何人かがワイワイ言いながら後ろの方へ座ったところで、スタッフがスペイン語がいいか英語がいいか聞いてきた。
後ろに座ってた人たちが英語がいいとのことで、英語でのスライドショーとなったけど、
これまた言っている意味がよく理解できない私・・・とりあえずスライドを見るだけって感じだった。
30分ほどのスライドショーが終わって電気が点いて、外へ出ようと振り向くと、
あれぇ?後から来て後ろでワイワイ言っていた人たちって、
昨日も偶然会った陽気なアメリカ人おじさまおばさま4人組じゃない。
向こうもびっくりした顔して「また会ったね」と再会を喜んだ。
それからガイドに連れられ、トレイルを歩く。ガイドはアメリカ人だけどスペイン語ペラペラで、スペイン語メインで話してくれた。 生息する動物は多いらしいが、滅多に人前に現れないようで、ここでは動物観察はあまり期待しないほうがいいそう。 どっちかっていうと、着生植物とかの観察や鳥の観察などを楽しみながら歩くのがいいみたい。 ただ、ガイドがいた方が「どこに○○の巣がある」「どこあたりで○○が見える」と言うことで観察しやすいかな?
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樹木には着生植物が付いていて日差しに反射してキラキラしていた。拡大OK。 | 大木には下からみっちりといろいろな葉っぱで覆われていてにぎやかな感じ。 | 高い木々が密集している。新鮮な空気と適度な潤いの中をトレイルが続く。 | マイナスイオンたっぷりの小さな滝。小鳥たちの憩いの場でもある。 |
上の滝のすぐ傍のコケの上に巣を作り子育てしているあまり見かけることない珍しい鳥だそう。
ガイドの望遠鏡の覗き窓からデジカメで撮った。 |
大きな木のようなシダ系の葉っぱ。パラソルのようにキレイに広がっている。
奄美の山の中で同じようなシダを見かけたけど。 |
着生植物については、1本の老木に9000種以上付いていたと言われるぐらい種類が豊富。
もちろん蘭も多いんだけど、ガイドが見せてくれた蘭にはびっくりした。
ガイドが樹の幹に双眼鏡を逆さまにして近づけ、「見なさい」と言われて覗いてみると、なんとも美しい花。
目にも留まらないぐらいちっちゃな蘭が、こうやって拡大してちゃんと存在が確認できるなんて・・・感動!
この森には、ささやかなれど感動を与えてくれるものが、きっと無限に広がっているんだろうなぁ。
そういえば、コスタ・リカへ来たら”なまけもの”と”ケツァール”を見るという目的を持っていたんだけど、
とりあえずトルトゥゲーロで”なまけもの”に出会い、まずはクリア。モンテベルデでは”ケツァール”を是非に見たいもの。
トレイルを歩いている間、ガイドがケツァールの鳴き声が聞こえるから近くにいるはずと言ってたので楽しみにしていたのだけど、
結局見ることなく、インフォメーションセンターのある広場へと戻ってきた。
ガイドの彼は、どうしても私たちにケツァールを見せたかったのか?可能性を求めて、違うトレイルへと案内してくれた。
しばらく行くと、ガイドが高い枝を指さした。え?どこどこ?
ガイドが望遠鏡を固定したので覗いてみたら・・・きゃー!なんてきれいな鳥!これがこれが
世界で最も美しい鳥と言われているケツァール?
青緑と赤のコントラストがキレイで胸にかかる羽がレースみたい。
長い尾羽まで入れると全長が1mにもなり、クチバシの黄が特に目立つ。つぶらな瞳は心休まる感じ。
しかし肉眼で見ると、とても遠いところにいて見づらい。300mの望遠レンズで撮ったものの森の中は薄暗いのでイマイチ。
それでも唯一全長が撮れた(写真有)。
ほとんどの写真はガイドの望遠鏡の覗き窓にデジカメをくっつけて撮ってもらったもの(下、ケツァール3枚組)。
こうなれば、飛んでいる姿を是非に見てみたいものだ。と、傍にいたメスも写真におさめておこうとガイドに言われ、
それもそうだとガイドとともにちょっと目を離した隙にいなくなっていた・・・ザンネン。
ちなみにこの美しい姿はオス。メスは長い尾羽はなく、色もシンプルだったような?メスの写真も結局撮れなかったんで証拠なしなんだけど・・・。
ケツァールは中米に生息する鳥で、
グアテマラの国鳥であり、グアテマラの通貨単位(ケツァール)にもなっているぐらいグアテマラでも数多く生息していたのだろう。
が、現在はほとんど見られなくなり、今ではコスタ・リカの一部地域でしか見ることができないとのこと。
そのうえ、12月〜4月頃に主に観察される程度で、それでも見れないこと多々あるという。
そんな私が行ったのは6月・・・時期ではないのに会えたって・・・これって超ラッキー!!目的無事クリア。
このとき私の大好きなトゥカン(オオハシ)も見れたけど、遠くて写真撮れなかった。
インフォメーションセンターへ再び戻り、お土産屋さんを覗く。木彫りのものやTシャツ、手作りアクセサリーなどなど、
結構いいものが売っていた。
オウムが羽ばたきながら巣の中の子供に餌をあげているかなり手の込んだ彫刻のマグネットが気に入り、
自分用といろんな国のマグネットを集めている友達用に買った。それと、ココナッツで作ったペンダント。
形といい、中に月と太陽と星が小さく掘られているデザインといい、一目で気に入り購入。愛用品となった。
それから陽気なアメリカ人おじさまおばさま4人組とも別れ、迎えに来ていたタクシーに乗りホテルへと帰った。