☆ 6/17
《バス編》
《コルコバードの丘&フィルム編》
《植物園編》
《ポン・ジ・アスーカル編》
《レストラン(シュハスコ)編》
☆ 6/18
☆ 6/19
《ビーチ散策編》
《市電&古い街並編》
《セントロ&危険!編》
ガレオン国際空港は、リオ市内から北へ15kmにあるコベルナドール島にある。
ホテルの名前、なんて名前だったかわからないけど、小さなホテルだった。
Caroは、タクシーでここへ来る途中に見つけたホテルが、気になってたらしく、
Caroはそのホテルの方へチェックしに行く。
やっと、着いたホテルは、Hotel Vermont(ホテル・ベルモント)。
"リオ"と言えば、
"リオのカーニバル"が有名なように、サンバ発祥の地。
近くのスーパーへ行って、飲物とヨーグルトとお菓子等を買って、遅めの夕食がわり。
そう言えば、ブラジルのホテルのエレベーターって、変わってる?
ってゆーか、初めて来た人は、どこにエレベーターあるの?って思っちゃう?
リオ・デ・ジャネイロTOP
ここで、リオのローカルバス(オニブス)事情。
@ バス停−はっきり"バス停"とわかるところもあれば、
わかりにくいところもある。
A 表示−バスの前部には、行き先も書いてあるけど、
3桁のNoで行き先判断したほうが無難。
かと言って、どこ行きが何番か?ってゆーのは、ホテルカウンターで予め聞いておくか、
バス停にいる地元の人に聞くか。
B 乗る前・・・止め方?−これが問題。
2車線にわたって、バスが走ってる。それも、猛スピードで・・・。
C 乗ってすぐ・・・ブラジルのバス運賃支払い方−
乗口入ってすぐに番台みたいな車掌席があり、そこでお金を払う。
基本的にR$1(約54円)。
D 乗ってる間・・・バスの運転−例えるなら、
ジェットコースター!
すんごいスピード!カーブも狭い道もなんのその、
速度を落とすことなく走ってる。ジェットコースターより恐怖を感じた・・・。
E 降りる時・・・合図の仕方?−
両サイドの天井付近に白い紐がつたわせてあるんで、
それを下にひっぱると
降りる知らせとなる。その紐に届かない人は、届く人にお願いするしかない。
F 下車時−バス停に着くと、すごいスピード後の急停止。
手すりにしっかり捕まっておきましょう。
G 感想−こ・こわい。絶対、私ひとりでは、乗れない。
リオ・デ・ジャネイロTOP
Caroと私は、窓際の席に向かい合って座った。満員の状態で出発。
ここで、笑い話・・・。
リオで有名なコルコバードのキリスト像は、海抜710mの絶壁の頂に建っている
。
高さ30m、横一文字に広げた両手の巾は28mで、1931年に造られた。
しかし、朝の9時過ぎだとゆーのに、すごい人!同じ電車で来た人達とその前の電車で来た人達等
でごった返し。コルコバードの丘は朝のラッシュ時?日曜日とゆーのもあるのかな?
景色などを堪能したあと、再び、広場へ戻る。ここの売店で、フィルムを買うことにした。
やっぱり、フジは需要が少ないせいか、コダックより全然高い。
まぁ、観光地ってゆーのもあるけど、
36枚ISO400がR$20(約1.080円)!
うそでしょ?って言いたくなるぐらい高い。
だって、日本では700円前後で売ってるんだよ!(観光地ではもっと高いと思うけど)
ファンタオレンジジュースを買って、広場の片隅に座り込み、休憩。
☆ 6/16
フォス・ド・イグアス空港を発って2時間後、サン・パウロの空港へ着陸。
ここで、殆どの人が降りていく。
私達ら10人弱がそのまま残り、30分後、新たな客を乗せ、リオ・デ・ジャネイロへ。
リオ・デ・ジャネイロの国際空港、ガレオン国際空港へ18:20到着。
片道R$269.20(約14.500円)、タム(TAM)航空。
そこから、タクシーでイパネマ地区のホテルへ向かう。
行き先は、Caroにお任せなんで、私はどこへ行っているのか見当つかない。
リオ市内の夜景を見ながら、途中、生臭い匂い(?)のする地域を通り、
イパネマ地区へ着くが、お目当てのホテルが見つからない。
タクシーのおじさんもあんまり詳しくないみたい。
なんとか、ホテルを見つけ、お金を払う。
所要時間約30〜40分。R$30(約1.600円)。
ロビーに荷物を預け、部屋をチェックしに行く。
セメントの壁に白黒のテレビ。寂しいとゆーか、冷たいとゆーか、そういう雰囲気が漂ってる・・・。
もちろん、CaroはNo。
私は、とりあえず、この小さなホテルのロビーで待ってた。
しばらくして、Caroが戻ってくる。少々値段が高くなるけど、向うのホテルがいいみたい・・・、とゆーことで移動。
2人荷物を持って、暗くなった通りを足早に歩く。結構遠かったな・・・。
ダブルR$110(約6.000円弱)の部屋しか開いてなかったが、ガイドブックによると、
2つ星のホテルらしい。
部屋内部はあまり覚えてないぐらい質素だったと思うけど、さっきのホテルより全然いいとゆー記憶はある。
なんといっても、小さな窓からちょうど、ライトアップされたコルコバードのキリスト像が見えてたのはGood!
しかし、ボサノバ発祥の地でもある。
ボサノバと言えば、"イパネマの娘"が超有名。
その名曲"イパネマの娘"が生まれたカフェレストランが、このホテルの傍にある。行かなかったけど・・・。
マテ茶が飲んでみたかったので、マテ茶のドリンク(オレンジ色の容器)を買ったけど、後悔。
日本で言う緑茶ってイメージがあったけど、砂糖タップリって感じで、ちょーちょー甘かった。
廊下をいくと、部屋に入るような普通のドアがあり、そこを開けると、また扉がある。
その扉を開けてエレベーターに乗り込む。要は2重扉なんだろうけど、ひっじょーにわかりにくい。
私一人だったら、ウロウロしてたはず・・・?
この日の朝、朝食はどうしたか覚えてない・・・。ホテルに朝食付いてたっけ?
それすら覚えてない・・・。どーしたもんだ?
とにかく、まず、コルコバードの丘へ行こうと、バス停へ向かう。
ホテル前の通り(Av.Visconde de Piraja)ではなく、1つ海側の通り(Rua Prudente de Moraes)へ
行く。
で、お目当てのバスは、早々と見つけ(目が悪い人は不利かも?!)、
バスに向かって高々と手とあげる。道路に身を乗り出す感じで。
じゃないと、あれよあれよで、通り過ぎて行く。
特に、向う側(2車線目)を走っているバスを止めるのは、至難の業。
そして、なんとかバスが止まって、後ろから乗り込むと同時にブーンと発車。
と、車掌席の前にある回転パイプ(?)を通ってはじめて座席に着ける。
んー、口で説明するの難しいなぁ・・・。
んで、この回転パイプ、膝上ぐらいからあるため、パイプ下をくぐれる子供はタダらしい。
そーいえば、小学生の男の子が、むりやりくぐっていた。
だいたい席に座れてたので、立たずにすんだのは、まだよかったのかな?
タラップから降りるやいなや、ドアを閉めながら走り去って行くんで、うだうだしてる暇はない。
即座にバスから離れるべし。
今回は、慣れっこのCaroが全部してくれたんでよかった。いい経験になった・・・。
が、Caro曰く、リオのバスの運転はやっぱ、荒いらしい。
コルコバードの丘(Morro do Corcovado)へ行く電車乗場、
コズメ・ベーリョ(Cosme Velho)駅の
傍のバス停で降りる。ジェットコースターとは、しばしお別れ。
駅のチケット売り場で往復R$20(約1.080円)を払う。
通常R$18だけど、日曜日だけはR$20
と高くなるみたい。
赤の車体に白いラインの入った電車がやってきた(左写真)。ケーブル式登山電車で、2両編成。
だいたい、30分間隔で出ているが、
ある程度満員となったら、出発!って感じだった。
ガタゴト、ガタゴトと、急斜面を登って行く。最初は、木々の中や、民家の傍を通り、
途中2〜3箇所、ちっちゃな駅に停まる。
上に登るにつれて、木々もなくなり、リオの街が一望できる。
ガタゴトと電車に揺られ、窓からの風を頬に受け、気持ちいい・・・と思っていると、
Caroがニコッと笑って
「あっ、へが出た。」
「・・・。」
へ?・・・まぁ、周りに日本語わかる人がいないけど、
大衆の前でCaroなんてことを・・・と思って、ふっと気付く。
今まで、薄曇だったのに、ぱっとCaroの顔に日が射した直後だった。
もしかして、「ひ(お日様)が出た。」って
Caroは言いたかったのかな?
私は、思わずプッと吹きだして「Caro、へじゃなくて
ひじゃない?」。
Caroも「あっ!」
「オナラが出たのかとビックリしたよ!」と、
2人で大笑い。しばし、ハマってしまった・・・。
言うまでもなく、これ以降、日が射すと「へが出たよ!」と、
2人で言いあってました!
ちなみに、日本語ボランティアをやってて、感じたこと・・・
外国の人と日本語で話す場合、頭の中はいつも柔軟にしとくべし。
じゃないと、理解に苦しむことが多々あります・・・要は慣れることかしらん?
約15分で、
終点のコルコバード(Corcovado)駅に着く。
そこから、しばらく坂道を歩くと、広場へ出る。お土産屋さんや、レストラン、スタンドバーなんかがある。
そして、あの有名なキリスト像の後ろ姿が、目の前に!
(左写真;なかなかガイドブック等でお目にかかれないキリスト像の"後ろ姿")
階段を登り、ぐるりと廻って行くと、憧れに憧れたコルコバードのキリスト像とご対面!感激!
東向きに立っているため、午前中に行けば、右写真のように逆光にならず、きれいに撮れる。
また、日没後はライトアップされたキリスト像が夕闇に浮かんで、これまたきれいだそう。
そんな人ごみの中でも、Caroと私は、キリストと共に同様のポーズで写真に納まる。
そして、キリスト像の真下に来て、見上げてみる
(左写真;これまたガイドブック等でお目にかかれないキリスト像を"見上げた姿")。
だいたい中南米は、コダックフィルムがメインなんだけど、あくまでもフジフィルムにこだわる私。
なぜかって?我が家で写真を焼いているから、メーカーによって微妙な色具合とゆーのが、敏感にわかる。
一番いい色が出るのは、フジ。黄ばんだ感じ(黄色味が多い)が、コダック。
そして、赤っぽい(赤味が多い)のが、コニカ。その他のメーカーは問題外。
コダックの黄ばんだ感じって、遺跡や古い街並なんかを写すときは結構味が出て、いい感じにはなる。
しかし、自然の色を出したいなら、やっぱフジかな?と思っている。
ちなみにこれは、あくまで、私の独断と偏見ですので・・・。
しかし、フィルムに関して妥協を許さない私は、しぶしぶ買ってしまった
とゆーか、買わざるをえなかったんだけど・・・。
あまりにもの私のかたくなな態度に、Caroも今度からなるべくフジを買おうと言ってた・・・。
(街でのフィルム値段は
6/19ビーチ散策編にて)
なんで、ファンタオレンジを買ったか?って、日本と一味違うと聞いたから。
ブラジルの法律でジュース果汁は30%以上と決められているらしい。
だから、日本のより色は濃いし、もっとフルーティーでウマイ。
しばし、ゆっくりとくつろぎ、それから重い腰を上げ、駅へと向かう。