朝起きると、昨日までとはうって変わって、外はものすごい雨。豪雨。
昨日のうちに主な観光地まわっててよかったねとCaroと話す。 本日は、セントロへ行って、夕方にサン・パウロへ帰る予定だったけど、 あまりにもすごい大雨のため、空港が閉鎖になったとニュースで流れた。
なんか、リオでは1ヵ月分だったか、3ヵ月分だったか・・・そのくらい分の雨が、 一気に降ったみたいで、セントロ地区は水浸し。すごい状態。
仕方ない。どーしようか?と、午前中はそのままテレビを見ながらゴロゴロ。
しかし、こういう異常事態に遭遇できたって、よくいえば、"ラッキー"なのかな?(・・・楽天的?)

 そーいえば、今日でホテルもチェックアウトのつもりだったけど、もう1泊しなくちゃいけない。
んで、R$110(約6.000円)はキツイんで、Caroがもっと安い部屋R$90(約4.860円)へ 移りたいとフロントに交渉。しかし、R$90の部屋は空いてないんで、 今の部屋をR$90で泊まっていいと言うことに。ラッキー!

 再び、ゴロゴロとテレビを見てたら、天気予報が出た。
リオは雨マークだけど、内陸部のペトロポリス(Petropolis)やテレゾポリス(Teresopolis)は、晴れマーク。
「向うは晴れなんだー。」と言うと、 Caroが「午後はペトロポリスへ行こう!」と言い出した。

 リオから内陸部へ65kmぐらい離れた町ペトロポリス(Petropolis)は、 帝政時代に夏の離宮が置かれたところで、宮殿や帝室博物館などがあり、記念物が残っている とても趣のあるいい町らしい。
それからまだ先、リオから90km離れたテレゾポリス(Teresopolis) は、標高900m近くある町で、避暑地として人気があるみたい。

 昼過ぎ、小降りになったところで、カッパを着てバス停まで行き、バスターミナルへ向かう。
そこから、テレゾポリス行きのバスに乗る。 ローカルバスと違い、乗降口が前に1箇所だけ。
んで、出発したあと、車掌がまわって来てそこで片道分のお金を払う。 R$9(500円弱)

 しかし、外はいつまで経っても晴れ間が見えてこない。 テレゾポリスは標高900m近いから、リオの街を覆っていた重い雲の上にあるのだろう・・・ などと、勝手に解釈してた・・・。が、Caroが車掌さんにいろいろ聞いてみると、 向うも雨らしい。行っても雨だから、今日はやめた方がいいと車掌さん。
天気予報では、"晴れ"だと出てたのにぃ! ・・・Caroも言ってたけど、ブラジルの天気予報はあてにならないらしい。

 ペトロポリスの手前の町で、その車掌さんは別のバスに乗り込むみたいで、一緒に降りれば、 帰りのバスに乗せてあげるらしい。
で、車掌さんと一緒にバスを降りる。小雨で寒い。ちょっと時間があるみたいで、 車掌さんと一緒に、バス停付近を散策。ペトロポリスはとてもきれいな町だよーと話しながら、 またおいでと言ってくれてる。
リオ行きのバスがやってきて、バスに乗り込む前に、その車掌さんに帰りのバス代を払う。 R$8(400円ちょっと)にしてくれた。
そして、バスの運転手には私たちのことを話し、乗れと合図。 私たちは、車掌さんにお礼を言って、再びバスに乗り込みリオへ向かう。

 リオに着き、またローカルバスに乗り換え、ホテルへ向かう。
このとき乗ったバスに、途中から、ちょっと足の悪い人が乗り込んできて、 運転手の横に立ち、演説(?)。ひと通りしゃべったら、席をまわり寄付金か何かわからないけど、 お金をもらっていた。んで、次のバス停で降りていった。
んー、なんて言ってるかわかんなかったんで、一体なんだったのかわかんないけど、 ちょい、おもしろい体験だった。 Caroもよくわかんないみたいだった・・・?

 夜は、マクドナルドへ行った。 何を頼んだか忘れたけど、日本にないようなもののバーガーだったよーな? フライドポテトとコーラのセットで、R$6(300円ちょっと)。そんなに変わんない?
そーいえば、ブラジルには、ケンタッキーの店がない! ニワトリよく食べるのに・・・と思ったら、前はあったんだけど、値段が高いうえに、 いまいち味がブラジルっ子に合わなかったのか、流行らなかったそう。で、今はなくなったみたい。 ちなみに、ペルーにはあったぞ。

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