【廃墟マニヤ File066】
マネキンの塔(埼玉県)
(その3)

いや〜、今のマネキンはリアルにできてますね。アバラのあたりとか……。

こちらは逆さにされてしまった人。

このへんも逆さですね。

顔が窮屈な人を発見!

寄りで見ると、思ったよりアート作品ぽい? まあ、元のマネキンの造形が、昔に比べてずっと良くなっているせいでそう思えるのかもしれませんけど……。

緑を入れて撮ってみました。

お尻も恥ずかしいけど、その下の顔をうずめているのもツラそうですね。

このタワー、何か変なところがあると思ったら(全体的な造型の話でなくディテールです)、どうやら経年劣化で部品(腕とか)が外れて落ち始めているようです。

周囲をよく見たら脚も落ちてました。

ちなみにこの会社、マネキン人形の販売やレンタル、あるいはディスプレイ用の什器などを扱っているようです。そんなわけでマネキンを使用してオブジェを造ったのでしょうが、このタワー、はたして会社のイメージにプラスの効果があったのでしょうか……?

建物内にはそんな業務内容を示す商品が残っているのが見えました。でも、あまり興味がなかったのと、所有者がはっきりしていて中に入るのは完全にアウトっぽいので、そちらはスルーです。

……ということで今回の「マネキンの塔」、なかなか不気味でイイ感じだったと思うのですがいかがでしょうか? 関東近郊はずいぶんあちこち訪れているつもりでしたが、まだまだ私の知らないおかしなものがたくさんあるようで、楽しみが増えた感じです。
END
(2016.5)
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