【珍スポ観光 File011】

ニコニコ共和国(福島県)

(その1)

国会議事堂

若い方はあまりご存じないかもしれませんが、かつて日本各地において「ミニ独立国」ブームというのがあったのです。

きっかけは原稿が遅いことで有名な(説明が間違ってますかね?)井上ひさし氏の「吉里吉里人」(きりきりじん)という小説で、内容は東北地方のある村が「吉里吉里国」を名乗って独立を宣言。それを阻止しようとする日本政府との攻防を描いた作品でした。

この小説のモデルとされた岩手県大槌町が、1982年実際に「吉里吉里国」として独立を宣言。もちろん本当の話ではなく、町おこしのイベント的なものだったわけですが、これが話題となり、我も我もとにわかに日本全国で数多くのミニ独立国が建国されたのでした。
その中でもこの福島県岳(だけ)温泉の「ニコニコ共和国」は、なかなかユニークな国づくり(?)でマスコミの注目を浴びたのです。


満足度:★★★

 


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