マビノギの私記 20 暫定版

作成日 最終更新日 マビノギのバージョン(作成時)
2005年3月19日 2005年4月13日 26

熊タイトル

サーバー負荷テスト」 における「私」は、レベル12 で「褐色クマ」を倒していた。
2005年3月19日、クローズドβテストにおける「私」のレベルは、11 だった。
この日、私は、熊を倒さなければならなかった。
この日は、 「加齢」(参考:「マビノギの私記 6」) が行われるため、「私」が10歳でいられるのもあとわずかとなっていたためだった。

そこで、私は、「私」を熊が出没することで有名な「ウレイドの森」に向かわせると、 褐色クマを探した。
ウレイドの森には、常に 2 体の褐色クマが湧くようだった。 その内の 1 体は、どういう訳か「赤クマ」に密着していた。
もう 1 体は、単独行動だった。 私は、早速、3打攻撃を命中させた。
しかし、敵の「生命力」は、あまり減少していないように見えた。
私は、これを「私」のレベルの低さが原因であると考えていた。
私がこの時点の「私」の攻撃力の低さの原因を知るのは、もっと後のことだった。

このとき、私は、「カウンターアタック」しかないと思った。
しかし、カウンターアタックの使用中は、「スタミナ」を消耗した。
当然のことながら、戦闘スキルの使用中は、 ポーション類を使用することもできなかった。
3打攻撃からカウンターアタックまでは戦闘を継続できるものの、 現時点の「私」では、その後を続けることが困難だった。
この結果、「私」は、「行動不能」となった。

そこで、私は、カウンターアタックの後、 後退しながらスタミナを回復させることにした。
そのときだった。
敵が木にぶつかると、追跡をあきらめることに私は気づいた。
勝機が見えた瞬間だった。

私は、「私」のスタミナを回復させると、3打攻撃を浴びせ、 再びカウンターアタックを使用した。
敵もカウンターアタックやディフェンスを使用しているように見えた。
この間、カウンターアタックを使用したままの「私」のスタミナは、 じりじりと消耗していった。
しかし、もはや、私は、意に介さなかった。
1 度使用可能となったカウンターアタックは、「私」のスタミナが尽きようとも、 有効であることを知っていたためだった。
カウンターアタックによって敵が跳ばされると、 私は、「私」を木に向かって走行させた。
そして、「私」を木の裏側に回り込ませると、狙いにたがわず、 敵を撒くことができた。
これで、再びスタミナを回復させることができた。
勝利を確信した瞬間だった。

かくして、「私」は、褐色クマを倒した。
この結果、 オープンβテストにおける「私」も「10歳で熊を倒した」というタイトルを得た。

今回は、エンチャントされた服も得ることできた。
しかし、色彩が好みではなかったので、ローブで隠すしかなかった。
実は、もっと有効な利用法があることを知っていたものの、 この時点では、まだ、それを実行できる状況になかった。

食物効果

10歳の場合、戦闘を継続する上で本当に難しいのは、 スタミナの回復と体型の維持だった。
Samhain の場合、 食物による「Food」の回復が 2倍になってしまうので、注意が必要だった。
これは、実際の曜日が土曜日になった途端に具現化することを忘れてはならなかった。

10歳の場合
水: 15パーセント、リンゴ: 15パーセント、木の実: 20パーセント、 パン: 50パーセント、チーズ: 65パーセント

年齢の増加とともに、効果が低下するという実測結果を得ているものの、 まだ、サンプルの数が少なかったため、断言はできなかった。
もし、そうであるならば、最大値に対する割合ではなく、 絶対値であるといえるはずだった。
Samhain の場合、食物効果が 2倍なので、戦闘を行うからといって、 パンなどを使用すると、非常に高い確率で体重が増加した。
この法則性は、木の実はおろか水ですら例外ではなかった。


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