城ヶ島の夕暮れ
2012年1月1日


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 【本文】
 
 元旦にアルバイトをする息子がいるので数年前から正月気分になれない。
 そのために妻が早起きするのも面倒だ。
 また、今年は父の法事もあるので家にこもるのも退屈だ。
 おまけに、午後には茨城で地震もあった。
 そんな気分を払拭するために城ヶ島へ出向いた。
 
 夕暮れはぱっとしなかったけど、大島らしき島が眼前に見えるのも城ヶ島だ。
 元日から出歩く者などわが家ぐらいだと思っていたら城ヶ島には観光客が目立つ。
 土産物屋さんに立ち寄ったら、元日はいつもより客が多い日だという。
 家にこもっていられないのはわが家だけではなさそうだ。

 子どもの要望もあって我が家ではおせち料理は準備しなかった。
 冷えてまずいおせち料理は子どもたちに不評だ。
 季節感が薄れていくのは寂しいけれど、食わないものを用意するのも無駄である。
 
 せっかく城ヶ島に出向いたから魚料理を妻に食わせた。
 刺身の好きな妻は満足して、下腹にいっそう貫禄が付いた。
 妻の最愛の息子にまたからかわれそうだが、ひもじい思いをさせないだけましだろうか。

 実質的に値上げした首都高速の料金体系を確かめるために、瀬田から渋谷、中央環状、向島線、湾岸線、狩場線を一回りしてきた。
 元日だからライトアップされていると思い込んでいたがどこもいつもより暗い。
 何かといえば東日本震災や原子力発電が取りざたされるけど、こういう時ぐらい明るい話題はないのか。
 節約節約と言って一企業の救済に無駄金を投下する筋合いはなかろう。
 元日ぐらい明るくする発想の転換はないのだろうか。


 【データ

  首都高が距離料金制に変更、14:26茨城で地震、15:30発・16:00-17:30城ヶ島(食事):夕陽は見えない、19:00つきみ野コメダ、20:30都筑PA、瀬田・渋谷・C2・中央環状・箱崎・木場・湾岸・磯子・環状2・22:30帰宅、

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