おやこの俳句教室(2018.4月〜)の解答と作品例です。答は合っていましたか?
是非、あなたも作句に挑戦してみてくださいね!

第135回 (2018.4月)
雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 小林一茶
(すずめのこそこのけそこのけおんまがとおる こばやしいっさ)
 E動物(雀の子)

4月の俳句 
 作品「花も葉も青き桜の空仰ぐ」
 作者(山下雅司)
 作品「枝垂れたるなかに桜の実と鳥と」
 作者(古崎真帆)
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第136回 (2018.5月)
ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに 森澄雄
(ぼうたんのひゃくのゆるるはゆのやうに もりすみお)
 D植物(ぼうたん)

6月の俳句 
 作品「勘九郎偲ぶ平成五月闇」
 作者(山下雅司)
 作品「母の日の後片付けを任せたり」
 作者(古崎真帆)
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第137回 (2018.6月)
さなぶりを終へ啄木の村しづか 角川春樹
 (さなぶりをおへたくぼくのむらしづか かどかわ はるき)

 B生活(さなぶり)

6月の俳句 
 作品「風の波寄せて棚田の余り苗」
 作者(山下雅司)
 作品「防波堤よりこぼれ出す海と蟹」
 作者(古崎真帆)
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第138回 (2018.7月)
名を呼べば近づく牛の涼しさよ 関こまち
 (なをよべばちかづくうしのすずしさよ せきこまち)

@時候(涼し)

7月の俳句 
 作品「神職のあとに続きし茅の輪かな」
 作者(山下雅司)
 作品「蜩や激辛のもの少し食ふ」
 作者(古崎真帆)
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第139回 (2018.8月)
蜩のなき代りしははるかかな 中村草田男
 (ひぐらしのなきかわりしははるかかな なかむらくさたお)

E動物(ひぐらし)

8月の俳句 
 作品「真夜中の火星観察夏休み」
 作者(山下雅司)
 作品「おしろいの実をこぼしつつ鉄路なほ」
 作者(古崎真帆)
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第140回 (2018.9月)
灘風や群を率ゐて雄鹿立つ 若松陵月
 (なだかぜやむれをひきいておじかたつ わかまつりょうげつ)

E動物(鹿)

9月の俳句 
 作品「海に湧く雲のとぎれて鷹渡る」
 作者(山下雅司)
 作品「みちのくの秋刀魚はらわた苦きこと」
 作者(古崎真帆)
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第141回 (2018.10月)
模写進み壁画うするる秋の風 大岳水一路
 (もしゃすすみへきがうするるあきのかぜ おおたけすいいちろ)

E天文(秋風)

10月の俳句 
 作品「潮騒の地球に立つや秋の声」
 作者(山下雅司)
 作品「夜の長し枕辺に置く『ホモ・デウス』」
 作者(古崎真帆)
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第142回 (2018.11月)
今日となり明日となりゆく石蕗の花 松本たかし
 (きょうとなりあすとなりゆくつはのはな まつもとたかし)

D植物(石蕗の花)

11月の俳句 
 作品「山茶花の庭にみすゞの詩ながれ」
 作者(山下雅司)
 作品「常に二歩先回りして石叩」
 作者(古崎真帆)
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第143回 (2018.12月)
 祖父の地に闇のしづまる大晦日 飯田蛇笏
 (そふのちにやみのしづまるおおみそか いいだだこつ)

@時候(大晦日)

12月の俳句 
 作品「東光寺宝殿それし冬の蝶」
 作者(山下雅司)
 作品「ボンネットが昼のオアシス悴け猫」
 作者(古崎真帆)
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第144回 (2019.1月)
日本がここに集まる初詣 山口誓子
(にっぽんがここにあつまるはつもうで やまぐちせいし)

F行事(初詣)

1月の俳句 
 作品「先生に声掛けらるる初詣」
 作者(山下雅司)
 作品「冬桜散つても散つても夜の昏し」
 作者(古崎真帆)
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第145回 (2019.2月)
春浅し空また月をそだてそめ 久保田万太郎
(はるあさしそらまたつきをそだてそめ くぼたまんたろう)

@時候(春浅し)

2月の俳句 
 作品「恋猫の声ききつけて来る時刻」
 作者(山下雅司)
 作品「さざなみも遊び足らずよ春夕焼」
 作者(古崎真帆)
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第146回 (2019.3月)
集中力分散力やめだかの子 緑川美世子
(しゅうちゅうりょくぶんさんりょくやめだかのこ みどりかわみせこ)

E動物(めだか)

3月の俳句 
 作品「風入れにゆく古里の彼岸かな」
 作者(山下雅司)
 作品「風の日は連理の枝となる桜」
 作者(古崎真帆)
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