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1/100スケールエンタープライズの製作には今回、予算や模型完成後の重量等を考慮して、D.I.Y.ショップ(直訳:必要なもんは売るから勝手に作れショップ)などで販売しているスタイロフォームを使用する事にしました。 この素材、以前から注目していましたが使用するのは今回が初めて。ドキドキワクワク♪ |
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お店の人曰く「発泡スチロール用接着剤で十分です」との事なので、早速お徳用の缶を買いました。この接着剤、かなり強力です(写真ではコンクリート下地木工事用となっていますが、説明書きには一応発砲スチロールもOKとなっています)。 接着剤には「素材を溶かして接着する物」と「素材を溶かさずに接着する物」があります。今回購入したものは素材を“溶かさず”接着する物でした。 |
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円筒形を作る前にまず、直方体を作ります。左は接着剤乾燥待ち。 |
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直方体を作ったら、いよいよ円筒形の製作に入ります♪直方体の角を落として上面・下面の形を目安に正方形から正多角形にし、最終的に円形にするという作戦です。左写真は正八角形にしたところです。 この削りだしの際、電動サンダーをしようしたんですがスチレン塵が舞うわ舞うわ。肺がやられそうでヒヤヒヤもんです。防塵マスク買っといて良かったぁ〜。 |
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正八角形になった第2船体。ここから更に表面を削り落とし、円にしていきます。 この作業、結構大変です(汗) |
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左は正八角形を円にしたところ。ここまで来るのはかなり大変でした。次に、なんと大胆に第2船体を半分に割ります!! ほんと、大胆です!失敗が許されません(汗) |
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そうしたら、各部の加工に入ります。一応、第2船体前面は中間地点と比べて段々円が小さくなっていくので、第2船体主部とは別に製作する事にしました。左は、第2船体全体から第2船体前面部分を切り取った様子です。 なんだか接着が甘いところもあるようで、切削時にかなりボロボロ剥がれる箇所があります。この辺の修正も後日・・・。 |
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さらに第2船体の中をくり貫いちゃいます!!これが一番大変でした。この中には後に電飾や、第1船体と第2船体を繋ぐ木製フレームが入るので、そのスペースを確保しなければなりません。 くり貫いた後は、船体前部に左・右・下の3箇所ある凹みを再現します。まず、切断する部分に線を引きます。左写真は線を引いた状態。 やっとここまできましたか・・・最後まで気を抜かないように!! |
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切断後の様子。うまく予定の箇所を切断することが出来ました♪この後、切断した部分に別のスタイロフォームをはめ込みます。 コンスティテューション級宇宙船って単純な構造に見えますが、模型を製作する場合は結構大変な部分が多かったりします。 |
第2船体後方にあるシャトル格納庫の製作をします。 |
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まず第2船体となる円柱を半分に割ります!!そうしたら、中をくり抜きます。この、「円柱」をくり抜いて「円筒」にする作業が一番大変です。 最初から中を抜いた状態で作っても良かったんですが・・・いろいろあってこの方法をとりました。次にいよいよシャトル格納庫付近の製作です。まず格納庫下にあるエンタープライズ特有のR(アール)を削り出します。左の写真はその様子です。 それにしても、「円柱」を「円筒」にするのは大変だったなぁ〜。 |
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写真左がR加工前、写真右がR加工後。 「円筒」の状態での加工は大変なので、はじめに第2船体を思い切って割ったというわけです。 |
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R加工後の様子を別アングルから。なかなか良い感じです♪ |
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もう一つもR加工をして仮止めをします。その後、仮止めをした状態でサンダーをかけたりして、形を整えます。 このR加工をするだけで、エンタープライズにぐっと近づいた気がします(^^) |
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2つともR加工を終えたところ。この後、格納庫シャッター部分の製作・加工に取り掛かるわけですが・・・その加工を始めたところで大変なミスを犯している事に気づいてしまいました。 上の写真をよくご覧下さい。もしこのまま製作を続行すると、格納庫シャッター部分がかなり小さくなってしまいます。これは、材料を切断するための線を引く場所を間違えた事によって発生した事故でした(涙)このまま加工を続けようかどうかを迷った後に私が出した結論は・・・「加工し直そう!!」。やはり製作している物が巨大模型なだけに、このミスを修正せずにはいられませんでした(^^; |
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中心線(中心軸)より上に3cmずれて加工をしてしまったため、余分な突起物を切断、改めて3cm下に突起物を作り直す事にしました。左写真はその様子。この後、削り出し&修正を行います。 いやぁ〜、この修正は懸けでした(汗)失敗したらどうしようかと・・・。でもなんとか修正出来たようなのでホッとしました。それにしても、3cmの違いって大きいなぁ〜。 |
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第2船体の左右を合わせて仮組みした様子。 |