沖田さんネタは、ほとんど私は知りません。
史実ラブなのは、歳さんと斉藤さんなのですよ^^
でも、私が「沖田総司」というひとを好きになったのは
【風光る】という漫画がきっかけです。
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作者の渡辺多恵子さんによる歴史解釈がとても好きで
沖田さんの「労咳(今でいう結核)」に時期についても
渡辺多恵子さんの研究に基づく描きかたがされていて
私は深く読み進めることができたひとつの理由だと思っています。
「沖田総司」というひとは、新撰組のなかでもとっても有名ですよね。
沖田総司というと・・・美男子、薄命、剣の達人・・・といった儚いイメージが多いように感じます。
でも、土方さんのように「これ!」っていう写真が残っておらず
沖田総司の肖像画として有名なのがこれです。
沖田の姉のミツが孫、要氏を「総司にどこか似ている」と
称したことから、
昭和4年(1929年)に書かれたものだそうです。
八木家の者や新選組に関わった人物の証言では、
「美青年であった」とは書かれていないそうです。
容姿に関する記述としては、
「ヒラメ顔で笑うと愛嬌があり色黒」
「肩の張り上がった」「猫背」「長身」
と書かれたものだけが残っているとのこと。
こちらもイラストの合成だそうです
これだったらカッコいい?と思わず思っちゃったんですけど・・・(失礼;)
要するのに、全く残っていないんですね。
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そもそもイケメンと言われるようになったのは
司馬遼太郎「新選組血風録」「燃えよ剣」によって
評価や人気を飛躍的に高めることとなりました。。
「薄幸の天才美剣士」という〈沖田像〉は
司馬遼太郎によって創造されたといわれています。
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逆にいうと、それほどまで資料がないからこそ、
いま現在において、
こんなにも愛されているんじゃないかな・・・
とも思います。