現在、携帯電話の画面や、パソコンのディスプレイの画面には、実にさまざまなサイズがあります。
理想は、その画面サイズにジャストフィットすることですが、現状では、画面サイズの種類が多すぎて、無料の壁紙ダウンロードサイトや、写真を待ち受け画面のサイズに変換してくれるサイトなども対応に苦慮しているようです。
サイズの合わない画像を、無理やり待ち受けや壁紙に設定すると、どうなるか? その例を下に示します。
オリジナルの画像
携帯の待ち受け画像の例
携帯電話の待ち受け画面の例です。ここでは、横240ドット×縦400ドットの画面に合わせています。
携帯電話の待ち受け画面の例です。ここでは、横240ドット×縦400ドットの画面に合わせています。
そのまま設定した場合 △
左右が隠された状態の表示です。 |
縦に伸びた画像 × 写真を待ち受け画面のサイズに変換してくれるサイトを利用した時に、このようになる事例が多いです。 |
理想の画像 O 画像を適切に切り取り、縮小・拡大でベストな構図にしてあります。 |
パソコンの壁紙の例
画面のプロパティで指定できるパターンで設定した場合の事例です。
特に、拡大して表示では、画面サイズに無理やり合わせてくれるので、上下がつぶれてしまい、まったくのNGですね。
中央に表示 × |
並べて表示 × |
拡大して表示 × |
理想の表示 O
画面サイズに合わせて、大きさや縦横比を調整しました。 |
作業には、Windowsのパソコンに標準で備わっている、ペイントを使って作ります。したがって、どなたでも作ることができます。
基本は、画像を切り取り、サイズをいかに変更するか、そこだけと言っていいでしょう。
1、似顔絵から携帯電話の待ち受け画面を作る
2、似顔絵からパソコンの壁紙を作る
3.写真などから携帯電話の待ち受け画面を作る
4.写真などからパソコンの壁紙を作る 準備中です。
ただし、似顔絵の場合、壁紙として仕上げる画像の背景は、白色とします。携帯電話の多くの機種では、画像が画面より小さいと、周囲を白で埋めてくれるので、背景が白地の場合に限り、違和感のない表示になります。
写真等は背景が白ではないので、画像が画面より小さいと周囲が白くなり、うまくありません。なので、この場合は画面にジャストフィットさせる作り方を紹介します。画面にピッタリ収まると、とても気持ちのいいものです。
また、いずれの場合も、使用OSを、WindowsXPで解説します。VistaやWindows7の場合は、それに準じた手順で行うようにしてください。