| 雨の那覇新港を出航 ご飯から帰ってくると石垣から今日乗る船が到着して,ターミナルもにぎわっています. 有村汽船はただの往復ではなく,名古屋〜大阪〜那覇〜宮古〜石垣(時に台湾)〜那覇〜名古屋と回る航路です. バイクがもう一台いて,その人としゃべりながら乗船を待ちます.ここは自分で乗り込むタイプ. 一般の乗船客が乗り込んだ後,出航時間にかなり近づいたのにお呼びかかからないので, とりあえず船まで近づいたところ,乗ってよいということでやっと乗り込みました. 船内は豪華っぽいのですが,風呂が無い(2等船室などの各部屋のシャワーしかない)ことにがっかり. ここも10分ほど遅れて出航です. | |
| 船でだらだら 石垣から乗っている人もいるが船内は閑散,出航後すぐに船内のいろいろな営業も終了. まずは荷物を拡げ,シャワーを浴びて再びオリオンビア. 廊下みたいなところの椅子を占領,暗い海を見ながらぼちぼち飲みます. さっきのバイクの人も合流して今回の旅行の話をしながら夜更し.やはり城跡めぐりをしたそうな. 船内の豪華なロビー 2等室の長い廊下, 2等船室, 部屋は6人部屋でシャワー付き,を独り占めでした. 翌朝起きると外は重たい曇り空.朝ごはんをレストランで食べて昼までまた廊下でうだうだ. 船員さん達は一人何役もこなしていて,午前中は掃除や営繕をしていました. | |
| 船でだらだら2 昼は行きと同様に陸で仕入れたカップ麺と昼酒ビア.昼寝すると後がつらいのでがんばって起きてぼんやりする. ちょっと外に出ると雲間から夕日 が見えたが風が強い.今日は時化ていて船があまり進まないそうだ.結構揺れも大きい. 晩御飯はレストラン.夜は沖縄メニューがあり,自分は山羊汁を注文.いっしょのバイクの人は沖縄そば. 山羊肉はヒツジ肉を更に濃くした味と,鶏のモモ肉のような食感,脂も多いようで汁にしっかり浮いている. 臭い消しにフーチバーが入っている.汁自体は薄味で肉の味を生かしていて美味. なかなかやります,船のレストラン. 食後はすぐに眠くなって早々に就寝. | |
| 船を下りる 明けて名古屋上陸.天気は晴れでちょっと安心.2時間弱の遅れで到着. 朝食の案内に安心してご飯を食べているとまもなく入港の案内であせって下船準備.呼び出しまでされてしまう. 沖縄から一転して気温が下がるので持ってきた衣類を全て着用. フェリーから降りて埠頭で船の写真を撮りたかったのだが埠頭は危ないのですぐに追い出される. 仕方ないので速攻走り出す.大阪に帰るライダーの人としばらく国道23号を走り,その後自分は国道155号〜153号と 進んでいく.日本最大の自動車会社の城下町を通過する. | |
| 飯田まで一気 国道153号に入ると信号も少なくペースが上がる.気温は低いが耐えられる範囲. 船での退屈と沖縄ペースとは別世界で,時間が経つのをあまり感じずどんどん進む.オドメーターもどんどん進み 最初の休憩の飯田まで約2時間半で100km以上走行. その後国道151号,県道18号〜高遠.前回の長野ツーリングで休憩と昼食したスーパーにまた寄ってしまった. 駒ケ岳の山頂付近はうっすら白く,冬の気配に満ちた晩秋の澄んだ景色でした. | |
| 小諸へ 国道256号の杖突,茅野,国道152号で白樺湖と進む.県道40号で立科町にくだる. 浅間山が見えてくる. 今日は小諸YHに宿泊.浅間山のふもと標高1000m付近.さらに冬の気配.室内は暖房で暖か. 実は世間は3連休の初日なんですね. 翌朝はセルモーター不調の持病と高地,低温でエンジンがかかりません. YHの前の坂道までバイクを押して転がりながら出発して,エンジンかけました. | |
| 最終日 最終日は軽井沢〜下仁田の県道〜国道254号〜伊勢崎〜国道50号〜佐野〜国道293号と前回の長野ツーリングの行きと逆コース. 下仁田の上信電鉄に立ち寄ったぐらいで早々に家に戻りました. 長いような短いような,初めての沖縄ツーリングから無事に帰着することが出来ました. |