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ゴールデンツーリング 2005 5
@ 1日目,栃木〜下條
A 2〜3日, 下條〜舞鶴〜福山
B 4〜5日,福山〜宇部〜久留米
C 6〜7日,久留米〜阿蘇〜霧島
D 8〜9日,霧島〜宮崎〜フェリー
2005年5月7日 土曜日

いよいよ今回の九州の最終日.雨が上がり晴れている. 宿で朝ごはんを食べて,『ファイト』を見た後,自分としては割と早めに出かける.
昨日,雨の中走ったR223をもう一度通り,県道1の霧島〜えびのスカイラインを走る. 朝早いので車も少ない,観光バスも道を譲ってくれる,天気も良い,空気が澄んでいる,クリアラップ. 最高の気分で小林まで走行.景色がいいけど止まるのも惜しくてどんどん走ってしまう.
やっと止まって霧島の山を撮影.
九州にきたら阿蘇もいいけど国道265号も走らなければ,ということで小林からR265を北上. 須木村までは2車線だが,あとはご覧の1車線の延々とした山道. 雨上がりで水とか砂とか落ち葉など注意しながら進む. コーナリングというよりゴー・ストップである.
工事区間もある.ここは下り坂のうえ,砂利が新しくてふかふかして見える. 大事をとってバイクを止めて,コースを下見.どうにかなりそうなのでそろそろ通過した.
尾股峠を越えてR219に浮気する.こちらは2車線とトンネルの良道.楽ちんだ.
県境を越えて熊本に入る.
時間もちょうど良く湯前町に入る.本来進もうとしたR338・446の交差点を過ぎて 給油地点と食事場所を探す.
昼はお腹が重くなるのでコンビニで軽め,にしていたが今日は九州最後でラーメンを所望. とちょうど良くラーメン屋発見,で入ってみたらオフロードバイクが大好きなご主人が経営するお店. みそラーメンと餃子を頼んでみる.どうやらトンコツベースのみそ味でとてもこってりの どんぶりはちょっと小ぶり.餃子は10個.これまた偶然の発見の大当たりラーメン屋さん.
こってり系好きな人はぜひ.R219沿い.
ラーメンで少しお腹が重くなるがR388を九州の真ん中に向けて戻る. 始めはきれいな道でお腹にやさしい.しかしすぐにハードな1車線になる.
山道でダンプが2台止まっていて,何かと思ったら工事.すり抜けさせてもらってる最中に 動き出してしまいしばらくダンプの後で我慢したがじきに譲ってもらえた.
山の地形に合わせた細い道を辿っていく.
再び宮崎県,椎葉村でR265に合流,ふたたびR388の大河内越えを目指して登っていく. 道に寄り添う川が『ファイトー,一発!』みたいな岩がゴロゴロした川だったような.
当初の予定では,このR388をたどって南郷方面,で宮崎に行くコースを考えていたのだが, 通行止めの看板.峠の先の尾崎という場所が崩落とか.
しばらく地図とにらめっこ.林道で椎葉方面に抜けられるのでR327の諸塚,西郷方面に走ろうか. という決断をして大河内桑木原林道を進む.椎葉方面と看板も出ているしツーリングマップでも 舗装の表示だし.
これまた国道と同じような山の地形をぴったりトレースする道.
舗装林道を無事に走破して椎葉の中心部のR265へ.このあたりは九州ツーリングで毎回通る道. 集落の中の細道とは別にR265のバイパスが下のほうにどーんと通っている. この先R327を進もうと思ったら,ダム湖沿いの交差点のところにまたも通行止めの看板. 行く予定だったR327だ.で迂回路の案内で中山峠越え,R388と出ている.
険しそうな道だがR265を北上すると宮崎へは遠回り.もと来た道を戻る性分ではないし. 地図と時間を眺めて峠を越えることにする.
写真は椎葉の西のR265とR327分岐付近のダム湖を中山峠への登り道から見下ろす.
ほぼ満水
中山峠への曲がりくねった道,じゃないが,狭い道でどんどん登っていく.
と思ったらだいぶ登ったところで立派なトンネルが.しかも長い. 現在は迂回路に指定されているが,それでも通行量はわずか.後も確かめた上で 止まって写真を撮ってみた.最新規格の,避難表示などもしっかりしたトンネルである.
トンネルを越えるとまた細い道でR388に向かってどんどん下る.
R388にやっと戻る.再びデジャブーが襲ってくる.やっぱりこの道も毎回通っている.
昔韓国と交流があった土地らしく,A-Coopのスーパーが韓流である. 今回のブームのずっと前からこうなっている. スーパーでトイレ借りて,ジュースとシュークリームでエナジー補給.山道でちょっと疲労したのだ.
九州の中央は山が深く,山越えの細い道がいろいろある.椎葉を中心にいままでかなり探索しているので, 幹になる太い道は何回も通っているようだ.前回のツーリングコースの記録を持ってくれば良かったかなあ,と思う.
R388から木城へは県道22.これも国道と同じような細道.途中で「 4t車以上は連続して渡らないでください」 という高くて恐ろしいコンクリートアーチ橋を通る.
木城に入ったあたりで,県道19と22の関係が不明で,しばらくどこを走っているか分からなかったが 無事にR219に出た.
あとは宮崎までイージーに走行.宮崎で買い物したり,ネットカフェに寄った後,フェリー埠頭に向かう. これが市内の不案内と暮れかけて暗くなってきたことでちょっと気があせる.
フェリー乗り場はバイクがいっぱい.受付も長蛇の列になっているのに,『受付を済ませた方は乗船ください』 の案内放送が煽る.
フェリーの中もほぼ満員だが,2等寝台なのでとりあえず自分の区画は確保されていて安心. というか,区画意外に落ち着ける場所はほとんど無い.
風呂に入ってさっぱりして,いまいちだけど,の夕食バイキングとビアでご満悦.
2005年5月 8日 日曜日

朝,フェリーの機械音で目覚める.通常のエンジンの音でなく,内部の構造物が動いている類の音. 紀伊勝浦港への入港準備だ.
眠い目をこすりながら甲板に出てロープ作業と接岸の様子を眺める.昨夜の大阪行き満員の影響か, ここで降りる車もそれなりにある.
昨夜の夕食もいっぱい食べたのでどうしようかなあ,と思ったが朝食バイキングへ並ぶ. ツーリング中は納豆ご飯を食べられることが多い.
朝食の後は風呂に入ってみる.水風呂にもチャレンジ.熱いのと冷たいのを行き来して 長風呂する.
風呂を出たらaikoちゃんのCD持って自販機でビア買って甲板へ.風を避けた後よりの斜めの壁に寄りかかって 青い空と海を眺める.
風が冷たいが日差しが当たる部分が暖かい.短パンで足を日に当ててみる.
これが後で大変なことに.
2時間弱甲板にいて,厨房から流れ出すカレーを暖める匂いに誘われ,お昼ご飯も船の食堂で食べた. バイキングをカツカレーの盛り付けにしてみる.食後は昼寝.
起きたら足がヒリヒリする.
入港寸前は羽田へ着陸する飛行機をデジカメで追いかける. 着岸してから外にでるまでだいぶ時間を要する.
船から出たところで最後の一枚.

暮れかけた関東,首都高,常磐道〜谷和原インター〜R294〜R408でいつもの街に帰ってきた.
当然の様に無事に帰ってきたことに改めて感謝する. 明日もいつも通りの出勤だ.

29 May 2005

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