お気楽スナップ講座
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オンラインで仲間と二人以上で撮影をすると、表現の幅が格段に広がります。ここでは、オンラインならではの撮影法について説明します。
10. オンライン(二人以上)での撮影(1)
二人以上での撮影

自分の視点で自キャラを撮影する場合、アングルも撮影倍率もおのずと限られてしまいます。ですが、オンラインで他のキャラを撮影する場合には、アングル、撮影倍率とも格段に自由度が増し、一人での撮影では不可能なクローズアップやローアングルでの撮影が可能になり、さらに、モーション撮影にテクニック・エフェクトによる演出を加えることもできます。

また、オンラインのフィールド上であれば、撮影用コントローラーのLボタン、Rボタンを押しながら、十字キーまたはCスティックの上を押すことで、画面の視点を同じエリアにいる他のキャラのそれに切り替えることができます。この機能を利用すれば、自分の視点で他のキャラを撮影するのと同じように、他のキャラの視点で自キャラが撮影できるので、自キャラについても様々な撮影が可能になります。

以下、(二人以上での)オンラインならではの撮影法とその際に注意すべき点をいくつか説明します。なお、ここでは、自分の視点で他のキャラを撮影する場合を中心に説明しますが、他のキャラの視点を借りて自キャラを撮る場合も基本的に同じです。また、画面の視点を提供しているキャラを、ここでは視点キャラと呼ぶことにします。もちろん、撮影者が自分の視点で画面を見ている場合は、自キャラが視点キャラということになるし、視点を切り替えれば、撮影者、モデル、さらにそれ以外の仲間のキャラを視点キャラとすることもできます。
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クローズアップ

二人以上での撮影のメリットとして筆頭に挙げられるのがクローズアップでの撮影です。一人での撮影では不可能な超クローズアップも二人でなら簡単に撮影できます。

アップでの撮影には、モデルが視点キャラの画面上で大きく写る位置に立てば良いわけですが、実際には、まず、モデルの立ち位置を決め、それが程よい大きさに写るよう、視点キャラが自らの位置を調整すると良いでしょう。両者の位置関係によって、アングル、撮影倍率、背景との関係が概ね決まります。いずれも、位置を決めた後に微調整することも可能ですが、できるだけ、この時点で納得がいくまで互いの位置を調整した方が、後の撮影が楽になります。なお、モデル、視点キャラとも、銃を使うと位置や向きの微調整がしやすくなります(「トリビアの水たまり」参照)。

ローアングル

フィールドの地形を利用して、ちびキャラをフレームいっぱいに捉えたり一人では不可能なローアングルで撮影したりすることができます。この場合には、高低差のある場所を利用し、モデルをより高いところに、そして、視点キャラをより低いところに置いて撮影します。

一般に、攻撃モーションやテクニック・モーションは、ローアングルで撮影するとさらに迫力が増します。また、PSOではローアングルでシーンを見る機会が非常に少ないので、こうした写真はそれを見る人の目にもとても新鮮に映ります。ローアングルが積極的に活用できるのも二人以上での撮影の大きなメリットです。

ファインダーの位置

視点キャラをフレームに入れず、モデルだけを撮影したい場合には、モデルと視点キャラとの位置関係や画面上のファインダーの位置を調整して、視点キャラをフレームからはずす、モデル自身で隠す、最悪でも目立たないようにする、などの処理をします。

一般には、画面右上のマップや右下のパレットを避け、かつ、視点キャラがそこに入らないよう、ファインダーを画面左下や中央上部に置くか、あるいは、ファインダーを中央付近に置いてモデル自身で視点キャラを隠します。

なお、シンボルチャットの選択画面を開くと、マップとパレットが消え、普段は使えない画面の右側が撮影に使えるようになります。先の高低差を利用したローアングルの撮影では、この状態でファインダーを画面上部に置くと、さらに低いアングルが得られます。

ただし、「部分撮影と全体撮影」の項で説明したとおり、PSOの画面はかなり広角なので、画面の端にいくほど画像が歪みます。なので、ファインダーはできるだけ中央寄りに置くことをお奨めします。画面の端を使わざるを得ない場合は、なるべく歪みの目立たない構図にすると良いでしょう。

このページで使用されている画像は(株)ソニックチームの許諾を得て、ニンテンドーゲームキューブ用ゲーム「ファンタシースターオンライン エピソード1&2」よりキャプチャーしたものです。配布や再掲載は禁止されています。
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