はぐれ犬とさまよう狂人が
よそ者に吠え掛かり、伝わらない言葉を口走る
運の潮流が満ち引きする中
電流の変化が、若者たちを充電する
僕らが継承していると思っている世界の姿とは程遠い
僕らが共にしていると思っているやり方とは、まったく違う
電流が流れていくのが、感じられるかもしれない
回路が爆発していくのが、見られるかもしれない
世界の頂点に立ったように感じた
でもあっという間にそれは僕の上に落ちてきた
やり返せる
見返してやるさ
車輪の前方に出れたと感じた
でもたちまち、車輪は僕を轢いていった
やり返せる
見返してやるさ
信頼と裏切りの織り成す、つむじ風のような人生
怒りは湧き起こり、やがて静まり、繰り返される
暗い地平線からゆっくりと昇る満月が
君の足元に銀の光を投げかける
僕らが受け継いでいると思っている世界の姿とは程遠い
僕らが皆で決めたと思っているやり方とは、まったく違う
感じられてくるだろう、電流が流れていくのが
見えてくるだろう、回路が爆発していくのが
僕らが受け継いでいると思っている世界の姿とかけ離れている
輪が大きくなっていくのが、見えてくるだろう
惑星達が熱を持っていくのが、感じられてくるだろう
世界の頂点に立ったように感じた
でもあっという間に滑り落ち、下敷きになった
やりかえせる
見返してやるさ
車輪に先んじることが出来たように感じた
でも次の瞬間には、その輪に轢かれていた
やりかえせる
見返してやるさ
空の裂け目から、ずっと飛んでいった
でもあっという間に、墜落していった
今に見ているがいい
きっと見返してやる
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