Snakes and Arrows Tour



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 2007年6月13日 Atlantaを皮切りに、10月29日、FinlandのHelshinkまで、北米、ヨーロッパを回って、Snakes and Arrows Tour 2007 全64回公演が終了しました。今回も私は情報&音源収集だけで、実際には見ていませんので、コンサートレポートはしません。(というか、出来ません(涙)
 でも、今回のツアーは(も?)非常に素晴らしいものだったという話を内外から聞きますし、音源(プラス映像)、行ってきた方々のレポ読み、はかなり数こなしましたので、私なりにこのツアーをまとめたいぞ!と思い、このページを設けました。レポは出来ないので、ちょっと違う切り口で……




About Set List

今回まず話題になったのは、セットリスト。もうツアー終わっているので、ネタバレしても良いよね、という感じで、書きます。(たぶんもう大半の方がご存知とは思いますが)

      −−1st Set−−

      Limelight −−− 定番1。(だけどこの位置は…?)
      Digital Man −−− レア1 (Singals Tour以来の再演)
      Entre Nous −−− レア2 (ライヴ初演!)
      Mission −−− レア3 (HYF/Presto Tour以来)
      Freewill −−− 定番2
      The Main Monkey Business −−− 新曲1
      The Larger Bowl  −−− 新曲2
      Secret Touch −−− VTTから3連続
      Circumstances −−− レア4 (Hemi Tour以来)
      Between The Wheels −−− GUP/R30
      Dreamline −−− (セミ)定番3

      −−2nd Set−−

      Far Cry −−− 新曲3
      Workin'Them Angels −−− 新曲4
      Armor And Sword −−− 新曲5
      Spindrift −−− 新曲6
      The Way The Wind Blows −−− 新曲7
      Subdivisions −−− 定番4
      Natural Science −−− 古典
      Witch Hunt −−− レア5(PoW Tour以来)
      Malignant Narcissism −−− 新曲8
      Drum Solo −−− 定番5
      Hope −−− 新曲9
      Summertime Blues/ Distant Early Warning −−− 古典?
      The Spirit of Radio −−− 鉄壁の定番1
      Tom Sawyer  −−− 鉄壁の定番2

      −−Encore−−

      One Little Victory VTTから3連続
      A Passage to Bangkok −−−レア6(歌つきはPeW Tour以来)
      YYZ −−− 定番6
 

 Visual Effects
        Films        Opening Movie (3人出演でコメディ)
                    Bob&Doug McKenzie (The Larger Bowl導入)
                 Intermission Movie (Alex流 Leela)
                 South Park Lil Rush (Tom Sawyer導入)
                 Ending Movie(Harry Satchell by Geddy)
      Pyro        Far Cry (circuit blowingでドカン!)
                 Witch Hunt (イントロで炎が上がる)
                 One Little Victory(おなじみのドラゴン)
      Moving Lights   Between the Wheels
                 Spindrift
      Lasers       Dreamline
                 Spindrift
                 Witch Hunt

書き落としてたら、ごめんなさい。演奏中のスクリーン映像は入れてません。


☆出典アルバム
     Snakes and Arrows (2007) −−− 9曲
     Feedback (2004) −−− 0〜1曲
     Vaper Trails (2002) −−− 2曲
     Roll The Bones (1991) −−− 1曲
     Hold Your Fire (1987) −−− 1曲
     Grace Under Pressure (1984) −−−1〜2曲
     Singals (1982) −−− 2曲
     Moving Pictures (1981) −−− 4曲
     Permanent Waves (1980) −−− 4曲
     Hemispheres (1978)  −−− 1曲
     2112 (1976) −−− 1曲

☆1曲も演奏されていないアルバム
     Test For Echo (1997)
     Counterparts (1994)
     Presto (1989)
     Power Windows (1985)
     A Farewell to Kings (1977)
     Caress of Steel (1975)
     Fly By Night (1975)
     Rush (1974)

☆昨今のツアーとのカブリ曲 (ドラムソロは除く)
     R30 Tour     11曲  ※1
     VT  Tour      9曲  ※2
     T4E Tour      7曲  ※3
※1 Summertime Blues(S&ATour 日替わり)とAPTB(R30インストメドレー)を0.5曲と換算
※2 Freewill(VTT日替わり)とDEW(S&ATour日替わり)を0.5曲と換算
※3 Subdivisions(T4Eでは1stLegのみ)とLimelight(2nd legのみ)を、0.5曲と換算

☆演奏されなかった主な定番曲
    2112
    La Villa Strangiato
    Roll The Bones
    Red Sector A
    The Trees


さて、このセットリストですが、上で挙げたように、かなりの型破り、ということで話題になっています。

1.新アルバムから9曲
2.レア曲が5曲
3.一部定番曲Cut(2112、La Villa、RTB等)
4.出典アルバムの極端な偏り

 個人的には、Limelightでオープニング、というのもかなり型破りかな、という気もしています。これまでオープニング曲は、どのツアーも(ごく初期のWhat's Your Doin’でスタートしたショウを除いて→VT Tourページ参照)、アルバム1曲目で幕を開けていましたから。ただ、前回R30がLimelightで終わっていますので、その続編として、同じLimelightで幕を開ける、という見方の方も、内外でお見かけしました。(私も同意です)
 2112、La Villaを演奏しない、というのは今まででCP Tourだけだったそうです。(あのツアーもわりとレア曲演奏が他ツアーよりあったようなので、共通点があるような気もします)

 Snakes and Arrowsから9曲、というのは近年まれに見る多さで、ことに2nd set頭からほとんど曲紹介もなしで(Spindriftの後にやっとMCが入ります)5曲連発、というのはかなりの冒険だろうし、実際見てきた方の賛否は分かれているようです。S&Aが好きかどうか、というのにもかなり左右されるような気もします。ただ、実際音源、映像見ただけなので断言は出来ないですが、非常にライヴ栄えする、迫真の演奏になっているようで、そのせいか、他ツアーの新曲紹介よりも、おおむね全体の反応は好意的なようです。とは言え、ライトなファンには新曲はなじみがないので、5連発後のSubdivisionsが大うけの反応で迎えられるのは(音源、投稿等で確認)、「知らない曲が続いたあとで、やっと出てきた知っている曲だから」という理由もあるに違いない、との推測を現地のサイトではよく見かけました。最初は2nd setで全曲演奏も、という提案もあったそうですから、それからするとまだ5連発は、穏便な方なのかもしれませんが。

 ただ、Power Windowsまでは、新アルバムのツアーでは、ほとんどの曲が演奏されていたので、(未演奏はせいぜい1,2曲。HemispheresとGrace Under Pressureは日替わりを入れると、全曲演奏されています) それから見ると、以前のフォーマットに戻ったのかな、という感じもします。ただ、VT、R30と、最近の2ツアーがわりと全部を満遍なく、という感じのセットリストだったので、近年のセットリストに慣れている向きには、面食らったのかも。

*Evening with形式で演奏時間が延びた分を、T4Eでは2112全曲演奏に、VT、R30ではすべての時代をフォローに、、そしてここでは新譜の紹介に使ったのだろう、そんな気もします。思うにVTでそうしなかったのは、6年のブランクのために、バンド側にも「どこまでファンが待っていてくれるかわからない」状態にあり、いわば顔見せ興行として、出方を伺っていたのかな、と言う印象もあります。(個人的にはVT好きなので、今回同様どーんと行って欲しかったのですが、6年ぶりのツアーという状況下では難しかったのかな、と) R30はそれこそ、今までの軌跡の集大成ですから、ヒットパレード的な選曲になったのは当然とも言えるでしょう。

 ところで、北米ではRushのコンサートに来る人たちには、大別して次の5種類があるようです。

1.現在までずっとファンの、熱心なフォロワー
  すべてのアルバムを持っていて、すべての曲を知っていて、そして新しいアルバムが出るとすぐに買う人たちです。

2.80年代のどこかで離れたオールドファン
  70年代後半から80年代初頭にかけてファンになり、その後のシンセ路線やソフト化に距離を感じて、その後アルバムを買うのをストップした人たち。

3.比較的ライトなファン。
  ラジオやGuitar Heroというゲーム(YYZが収録されています)、または自分の好きなアーティストがリスペクトしている、等で興味を感じてGreatest Hits、又は2,3の代表的アルバムを買って聴いた人たち。

4.ラジオヒットだけ知っている人
  誰かファンの人が友達にいて、誘われた。自分もラジオで聞いた曲は嫌いじゃない。行ってみるか、という感じでついてきた人。

5.興味なし。付き合いだけで来た。
  こういう人はたいていコンサート中もビールを飲んでおしゃべりに興じていたり、携帯をいじったりしているようです。こういう人が前列にいると、「熱心なファンに席替わってやりなよ!」と言いたくなるタイプですね。(^^;

 まあ、5番は置いとくとして(^^;、1〜4までの人たちをすべて満足させるセットリスト、というのは至難の業なんだろうなぁ、と思います。そして今回は1の、ずっと今も変わらないファンでいる人たち、いわゆるハードコア向けのリストに近いな、という印象を受けます。レア曲も、3や4のライト層には新譜同様、わからないでしょうし。(Far Cryは都市によっては、かなりラジオに流れていたので、レア曲よりライト層の認知度は高そうです。地域にもよりますが)→でもオールドファンには、Mission以外のレア曲は喜びそうです。

 ところで、コアなファン層は全体的に見て、どのくらいの割合なのでしょう。個人的な印象では3割?4割?くらいな感じがするのですが。もしこの仮定が正しいなら、会場の半数以上は新譜を知らない、さらに90年代の曲にもなじみが薄い、という感じでしょうか。でもバンドは新譜に自信を持っていて、プロモートしたい。だからあえて新譜からたくさん演奏する。そのために90年代の曲をばっさり切ったのかな、とも思えました。どのみち半数以上のファンには、レア曲も90年代の曲も新譜も、知らないという点では同じ、でも新譜はプロモートしたい。コアなファンのためにレア曲も、となると、残りは90年代切り……なのかな、と。そしてそのかわり、認知度の高いPermanent Waves、Moving Picturesからの曲を増やし、ある程度のRadio Hitsもやって、ライト層にもアピールできるように考えた……そんなふうにも思えます。

 ただ70年代もほとんどやっていないのは……Rush側の意思表明なのだろうか、と感じました。 「R30で過去の振り返った。今は前に進む時だ」というようなことを、S&Aの制作前のインタビューで、Alexが言っていましたが、その思いがS&Aから9曲演奏、70年代からは2曲だけ、になったのかもしれない、と。そしてこのセットリストからは、「自分たちはまだまだ現在進行形のバンドなのだ」という意思表示を、強烈に感じます。

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From the Road

(現地ファンフォーラムから拾ったこぼれ話)

★Train wreck

 いわゆる派手な演奏ミス。Rushとて、これとは無縁ではありません。ただ数が少ないので、たまにやるとかえって目立つのと同時に、「彼らも生身の人間なのだな」という妙な安心感や親近感を感じさせてくれます。そしてちょっとした演奏ミスに関しては、あちこちのショ ウで散見されるようです。

 ミスとは別に、初期3公演では、ギターの機材トラブルが目立ったようでした。初日のAtlantaでBetween The Wheelsの冒頭、ギターの音が出ず、しばらくキーボードとドラムだけで、ギターが入ってくるのを待っていたのだけれど、ついに見切り発車でヴォーカルがスタートして、それからやっとギターの音が出た、というトラブルがありました。しかもそれが次のWest Palmで再発、3回目のTampaではAlexのギターの音が出るのを確認してから曲をスタート(そのために14,5秒曲間があいた)するものの、今度はアンコールのOne Little Victoryでギターの音が出ず、曲がストップ、ギターを取り替えて再開、と、ギタートラブルが立て続けに起きて、「大丈夫か?」という危惧が広がったものでしたが、その後は無事にこなしておりました。(まあ、細かいミスは除く) が、最後の最後、HelsinkiでFar Cryの演奏中、アンプがぶっ飛ぶという事態が起き、曲後半はGeddyとNeilのみの演奏でそのままフィニッシュし、次のWTAが始まる前、アンプの交換に数分、暗転したままという、ハプニングが起きました。つくづく今回、ギターご難です。がんばれAlex!

ちなみにどこか場所は失念しましたが、Neilがドラムヘッドをぶち破り、交換のために1,2分曲間があいた、というレポートもありました。

さらにこっちも場所を失念しましたが、The Larger Bowlの演奏中、スクリーンに映す映像が(向かって)左側が不調で、しばらく消していたけれど、途中から諦めて右の映像を左にも映した、と。しかしTLBのスクリーン映像は後半、右がCursedで左がBlessed、になっていなければならないものだから、ダブルで右の映像では、両方Cursedになってしまうはめに…呪われっぱなし…(^^;;)

★Chickin RoasterとBarbie Dolls(+Dinasour)

 今回のステージセットで目立ったのは、この二つですね。Chicken RoasterはGeddyの背後のセットアップで、以前はDryerだったり、自販機だったり冷蔵庫だったりしたのですが、今回はこれ。そもそもGeddyのバックラインは、PA直ゆえアンプがいらなくなり、Alexのアンプ群とのバランスをとるために(そしてNeilのTech Lorneの待機場所にもなる)、いろいろと変なもの(といっては失礼だけれど(^^;)を置きだして、今に至っているのです。今回のセット、機材搬送を手伝って、確かめた人の話では、中身のチキンはラバー製で、実際通電はしているけれど焼いてはいない、ということでした。まあ、そうでしょうね。ステージ上でチキンなんて焼いたら、ただでさえの夏の暑さに加えて、誰か熱中症になりますよ、きっと。(^^;; 匂いや煙も気になるだろうし、それにあのロースターだと54羽焼けてしまうから、あとの処理にも困るでしょうね。しかし本物っぽく、たれ塗りのシェフさんが2回登場して、チキンにたれを塗っていきます(ついでにNeilのドラムセットにも塗る場合も……) シェフさんはクルーだったり、クルーの顔見知りのファンだったり、ゲストだったりするそうです。ただ、このシェフのたれ塗り、初期の何公演かはなかったようです。

 Barbieちゃん達は、AlexのGroupieというお見立てで、Post-itに書いたメッセージを掲げ、Alexのフットペダル、エフェクター前に陣取っています。(アンプの上の恐竜と位置交換する場合も) Post-itのメッセージは毎回クルーが書いておいて、ステージに出てきたAlexがそれを読んで笑っているシーンを何度か目撃されています。メッセージはどんなものが書いてあるのか? 判明したいくつかをあげますと……(出典;Power Windowsサイト)
"I Like The Drummer"
"My Grampa Says Your Cool"
"Can I Roll Your Bones?"
"I'm A Dino-Whore AKA Suckasaurass"
"I Was Conceived While My Dad Was At A Rush Concert"
"I'm Not Wearing Any Panties"
"My Mom Thinks Your Hot!"
"Bass Player's Cute! Is That His Real Nose?"
"I Golf Naked"
"Nice Dinosaurs-You Must Be A Caveman"

ちなみにこのバービーちゃん達、時々ファンが自分の娘のものを持ってきて、クルー経由で進呈するため(納得してるのかな、娘さんたち?)、少しずつ数が増えているそうです。そういえば、うちにもあったなぁ、バービーちゃん……(いえ、持っては行けませんけれど……)


★Hi Canada!

 Subdivisionsのあと、Natural Scienceの前、Geddyがヴィデオカムを持って観衆に向け、「アメリカのオーディエンスがどんなものか、知りたがっているから」等の口上のあと、「Hi Canada!」と言ってもらうイベントが、初日のAtlanta以外、全公演でありました。 (ちなみにカナダでは、英語圏では"Take off,eh"、Quebecは"Bon soir Quebec"、Montrealは"Vive Les Habitants"(Go Montreal Canadiens) UKでは"Hello Canada"でした。あとは不明)
 で、これは何のためにやっているのか、というスレッド、時々見かけました。単なる参加型イベントなのか、本当に撮っているのか、撮っていたとして、それをS&ATourのドキュメンタリーに使ったりするのだろうか、どこのを? スクリーンに映しているのがそうだろう、いや、スクリーンのは手ぶれしてないから違う、などなど。 ドキュメンタリーに断片を使ったらおもしろいとは思いますが、もしかしたら2112の”Hey!"同様、観客に何らかの形でショウに参加させるためのものかな、と個人的には思っています。 Rush側からこういうインターアクションを働きかける、というのはあまりなかった気がしたので、最初にブ○トで聞いたときには、ちょっと新鮮な感じがしました。

★Attendance

 今回のツアーは、前回、前々回より観客動員はあったようです。非公式ながら、R30時の3割増という報告も。USA Todayによると、今年の夏のコンサート興行成績、第6位だったそうです。(R30Tourは9位だったかな? 自信ないです。すみません) これはRush In RioやR30の成功のおかげか、それともVT以来コンスタントにツアーしているせいか、きっとその両方なのだろうかとは思いますが、非常な健闘だと思います。
 会場には、親子連れ、新規と見られる若者たち、彼氏や夫に連れられてきているのではない女性たち(爆)も、今ツアーでは今まで以上に目に入った、との報告もありました。

★Encounters

 Meet&Greetでの面会や、Neilのバイクが会場入りするところを見た(目撃複数)以外での、ファン達が見た、バンドの目撃情報、その他をいくつか。

☆Neil
  愛車、赤いBMWの写真がサイトでも公開されているためか、NeilとMichealが道路をとばしていくのを見た、という目撃情報がいくつかあります。これに関しては完全な裏付けはとれませんが。
  6月終わりに、Red Barchettaの元となった小説”A Nice Morning Drive”の作者Richard Foster氏と一緒にバイク/ツーリングを楽しんだ記事がNeilのブログにも、BMW掲示板へのFoster氏の投稿でも見ることができます。このFoster氏、学生時代にあの小説を投稿したようで、それ以来別の仕事に就いていたようですが、90年代、偶然自分の小説をRushファンのサイトで発見し、Red Barchettaの存在を知って、Neilに手紙を出したことから、交流が始まったようでした。ところでFoster氏、Neilのとのツーショット見たんですが――大きい! Neilも185くらいはあると思うのに……

  ヨーロッパツアー最終ラウンド、StockhormからHelsinkiへ渡るフェリーで、スカンジナビア3公演を見に来たイギリスのファン数名が、フェリーの食堂にてNeilと遭遇。ただ、Neilは明らかに気づかれたくなかったような様子だったので、彼らもそっとしておいた、とのことでした。
  ただ残念なことに、何回かバスのあとをつけてくるストーカー(?)にも悩まされたとか。Neilはプライバシーを人一倍大事にする人なので、そっとしておいてあげて欲しいものです。

☆Geddy
  主立った目撃情報が3回あります。(写真付き、だけれど、ここではのせません)
  1)Saratoga Springsにて  公演当日の昼下がり、町を歩いていたファンとその奥様が、スタッフ数名と町を歩いていたGeddyに遭遇。ファンは焦ってしまってろくなことは言えなかったと後悔するも(別れ際に「ファンタジーベースボールの健闘を祈ります、なんて言ってしまった」と投稿していましたが、案外Geddyは喜んだのでは?)、言葉を交わして一緒に写真を撮ることには成功。
  2)San Diegoにて  ちょうど54歳の誕生日に、奥様とお嬢さんと一緒に街でレストランに入るところを、ファン2名が目撃。一緒に中に入るか、出てくるのを待とうか、とも話したけれど、誕生日だし家族と一緒だし、ということでそっとしておこうということにしたとか。(それが正解でしょう)
  3)Osloにて  Viking Musiumにて、ロシアから来たファンが遭遇。一緒に写真を撮って、さらに海賊船をバックにした自分の写真にシャッターを押してもらったらしいです。(TheRushForumに写真があるけれど、背景の船、切れてます(^^)

☆Alex
  え〜と、なぜかBig Alだけは公の目撃情報、拾えませんでした。ゴルフに行っているのかなぁ〜。ゴルフ場での目撃もあっても良いと思うのだけれど、ファンは公演日近辺にゴルフ場には行かないのかも……(それともそれほど目立たない、のだろうか。そんなことはないと思うけれど)
  そのかわりといってはなんですが、ステージ上でのAlを。ファン達の様子をかなりよく見ているようで、警備員の行きすぎた警備をステージ上から注意したり、目を引いたファン達にピックを手渡しでプレゼントしたり、という目撃情報はかなりありました。公演後のバックステージで、ゲスト達を相手にくつろいだ様子で話しているのも、Atlanta、NYCなどで目撃されています。
  たぶん他でもいらしているのだと思いますが、Londonでも奥様が合流されたようです。   そして公演中の7月に、二人目のお孫さんが誕生されたようです。うーむ、Alex、二人の孫持ちのヤング・おじーさまですね〜(^^;; 
#でもとてもすてきなことなんだよ、と言っていました。

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Preparation and Private

 大掛かりなツアーには、周到な準備が必要になります。Neilの本「Roadshow」には、R30時におけるツアー準備や期間中の様子が描かれていますが、今回NeilのブログやAlex、Geddyのインタビューを見ても、それほどR30時と変化はしていないようです。Rushのツアー準備は、おおまかに以下のスケジュールで行われるようです。

1)まずはお互いにメールなどで、セットリスト案を話し合う。

2)セットリストが決まったところで、各自練習を開始。この期間がだいたい2,3週間くらい。

3)スタジオ、もしくは倉庫等、練習場にスタッフも集まってリハーサル開始。この段階では、メンバーみんな自分のパートは出来ている、という前提の下に来るようです。時間はお昼過ぎくらいから夕方まで。週に1、2回はお休み。この期間がだいたい6、7週間くらいだそうです。

 この間に平行して、Geddyはヴィジュアルエフェクト関係の監修、Neilはアートワーク、Houselistの編集など、自分の担当する分野の仕事もやるそうです。アルバムリリース近辺は、インタビューなども入ってくるので、けっこう忙しいと思われます。

4)その後、Toronto市内の会場を借り切って、実際にステージセットを組み上げ、チェックしながらの総練習に入ります。その後、初日1週間くらい前から、現地近くのアリーナで同様の練習を行うのですが、S&A Tourでは、Geddyの息子Julianさんの結婚式が6月9日にあったので、ぎりぎりまでトロントで総リハーサルを行い、Atlantaでは前日しか通しリハはやらなかったとのことでした。(しかし何でまた、こんなツアー直前に結婚式なんでしょうねぇ。(^^;) お相手の都合もあるのでしょうが)

 そしてここから初日を迎えますが、それまでにも、遅くとも個人練習開始の頃から、長丁場のツアーを乗り切るため、メンバーそれぞれにパーソナルトレーナーがついて、週3、4日の体力づくりメニューが組まれるそうです。
 
 ツアーが始まってからは、Neilは他メンバーとは別行動で、セキュリティでもあるMicheal Mosbachさんと、専用バスドライバーのDave氏(苗字失念)とともに、バイクツーリングをしているというのは、Neilの本やサイトでおなじみです。またそれは、決して他の二人と仲が悪いからというわけではなく、ただ「ロックバンドのツアーに伴う喧騒やファンに注目されることが好きではない。気ままに旅を楽しみたい」という、彼の性格ゆえなのも、ご存知の通り。なんでも、「Roadshow」によると、以前一緒のツアーバスで旅をしていた頃でさえ、Neilはコンサートが終わるとバスに乗り、他の二人がファンたちに応対したりパーティに出たりするのを、バスの中でじっと待っていたらしいですから、GeddyやAlexもそういうNeilの性格を知り抜いて、慣れているのだろうな、と思います。

 Neilはショウが終わると、ほとんどすぐバスに駆け込み、ファンたちが出る前に会場を脱出。バスの中でシャワーを浴び、お気に入りのスコッチでくつろいで、備え付けのベッドで眠る。そして翌朝、Michealさんとともにトレーラー部に積んであるバイクをおろして、ツーリングに出発するのだそうです。そしてコンサートのない日は、ツーリングの道中のホテルに泊まりますが、大都市などの例外を除いては、質素なホテルに泊まっていることが多いそうです。
 ただ、このNeilのスタイル、本などですっかり有名になってしまったせいで、アンコール前に会場を抜け出し、バスの後を追いかけるファンに時々悩まされるそうですが。(Neilのバスは後ろにバイクを載せるトレーラーが付随しているので、一目でそれとわかるそうです)
 そして時々危ない目にもあっているようで、ブログでも鹿にぶつかった出来事が記されていました。(一つ間違うと、転倒して命が危ない) 相変わらずWorkin' Them Angelsを地で行っている人です……

 AlexとGeddyは今もベースキャンプ制(いくつかの公演地の間に宿泊地を決めて、そこから飛行機で移動する)なのかは定かではないですが、クルー、スタッフと一緒に動いていて、主な移動は飛行機でしているようです。Meet&Greet、主な取材、ゲストたちとのレセプションなど、いわゆるバンドの渉外担当の二人は、待遇は上質なのでしょうが、少し大変でもある、という感じでしょうか。

 そんな三人が顔をあわせるのは、公演当日会場で、サウンドチェックの時。その後、3人だけでドレッシングルームでディナーをとる。この時がバンド全員のコミュニケーション・タイムだそうです。小一時間そこで過ごしたあと、Neilはドラムの練習をしに、練習ルームへ。AlexとGeddyはMeet&Greetをはさんで、それぞれ開演まで思い思いの時間を過ごす。Alexは運指練習も、というのはRioのドキュメンタリーでありました。(Geddyも準備している、みたいな事をNeilがサイトで書いていましたが、発声練習復活させたのかは未確認です)

 しかし、1ヶ月ごとに1週間のお休みをはさむとは言え、4ヵ月半続く長丁場、いくら鍛えているからと言っても、やはり相当に体力は消耗するようです。  Alex曰く、「最初の頃は気力も体力も充実していて、公演をこなしながら、朝早く起きてゴルフに出かけて、ショッピングして、と動き回れるんだけれど、だんだんツアーが進むに連れて、朝起きる時間がどんどん遅くなっていって、最後の方では11時くらいに起きたりするんだ。お休みの日にも、あまり出かけたくなくなってしまうしね」――疲れはたまってくるのですね。3人の中ではたぶん一番楽なんだろう、と自分でも言っておりましたが、それでも指に乾癬の持病があり、ツアー後半、二日連続で弾いたあとは腫れてくるから、と、Neilも書いておりました。

 Geddyはヴォーカリストとしての声の維持がツアー中最大の課題のようで、VT Tour記にもあったとおり、香辛料、乳製品を取らない、水をたっぷり取る、オフの時には極力声を出すのを避ける、など、かなりの制約があるようです。(Neilもブログで「大変だよね」と書いていましたっけ) しかし今回、公演ペースを落としたせいか、S&A Tourでのヴォーカルはかなり好調で、「凄く声が出ていて驚いた」という感想をかなり見かけました。(Atlantaでは「大丈夫?」ものだったですが、だんだん調子が出てきて、ツアー後半などは、ずっとFreewill高音部、ノーフェイクでしたし←音源で確認) ちなみにVT時には「もう3日連続公演は出来ない」と言っていましたが、今回は「週4回公演が限界」だったそうです。なので、公演スケジュールも、基本的に、オン、オフ、オン、オフ、オン、オン、オフというサイクルで来ていました。これはまた、他の二人にとっても「楽になってよかった」そうです。

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Miscellaneous

★Arena VS Amphetheater

 ツアー日程発表からツアー中、北米ファンサイトに時々上った議論がこれ。アリーナか野外劇場か。アメリカの夏ツアーは、屋外会場が多いのです。

1)開演時、まだ明るい。会場暗転して、開演、というワクワク感がない。おまけに明るいうちは、ライトショーが損なわれる。
 2)一部、お客のノリがビアガーデンと化す。
 3)音が拡散する。パビリオンの屋根が邪魔。
などなど、あまり屋外会場を歓迎しない声が多いのですが、ではなぜ夏のコンサート、しかも野外が、Rushに限らず、全体的に多いのか。それに関して、業界関係者(と思われる)人々からの、いくつかの指摘が。

1)ツアープロモーターが野外会場のオーナーであることも多く、場所代が安い。
2) 一部の超大物や話題のアーティスト以外、全体的にコンサートでの観客動員は低迷気味だが、野外の場合、たとえ入りが半分でも、Lawnエリアを閉鎖すれば、パビリオンはいっぱいで、見た感じたくさん入っているように見える。それに野外の場合、だいたいパビリオン席(6千〜1万前後)が埋まれば元は取れる。Lawnはあくまでおまけ。でも、アリーナでは空席エリアをカーテンで隠しても、ガラガラ感は避けられない。それゆえ、プロモータは野外を組みたがる。 
3) 機材搬入も野外の方が楽。

 それに夏は外の方が開放感がある、というのもあるのかもしれません。(冬の野外は寒くて無理ですね(^^;) しかし屋内でも音響は一概には良いとは言えず、一長一短だ、ということでした。Rushのライティングは今回も屋外を想定しているので、1st Setの前半くらいまでは控えめに、という感じだったそうです。 (下馬評ではオープニング曲の予想が高かったOne Little Victoryがアンコール1曲目になったのは、オープニングだと回りがまだ明るく、パイロの迫力が出ないからでは、という意見もありました。→その論理だと、Far Cryもオープニング曲にはならないかな…)


★TY7&GN

 ツアーのマーチャンダイズを買った人から上がった疑問。タイプライターのキーように四角で囲ったこの文字が、Tシャツなどのグッズに記されていた、どういう意味なのだろう、と。そして判明したのは、これはThank You & Good Night の略だ、ということ。7は何? というと、タイプライターでは&と7はシフトで同じキーだから、らしいです。(コンピュータでは、&は6ですが) これって、コンサートのラストに言う台詞ですよね……ここから、「えっ、もしかしたら、これがラストツアーという暗示?」と慌てるファンもいました。 メンバーのコメント等から考えると、あまりありそうもないし、そうであって欲しくはないですが。「来てくれて、ありがとう」的に受け取っておいた方がいいのでしょう。(Roll The Bonesのパンフに骨とサイコロで、モールス記号でRemember Death、と書いたのと同じような、お遊び的感覚なのだろう、とは思います)


★2008年Leg

 これは、Alexの口からFinlandの新聞などに語られているので、ほぼ確定とみていいのかもしれません。Rushisabandの管理人さんがしかるべき筋(誰?)から聞いたという、かなり信憑性の高い(とされる)情報では、北米は確定、南米もほぼ確定、ただし他には出てきていないところを見ると、やはりというか、最初に噂に上っていたアジア(含む日本)は流れたと見て良いのかもしれません(わかっちゃいたけれど…(涙) (Rushtourで常連さんがヘルシンキ公演時に、クルーから「今、確実に決まっているのは北米だけ」と聞いた、という投稿もありました)
 Alexのインタビューでは、この2008年Legはだいたい46公演くらいになるということですから、来年もまたかなり大掛かりなツアーが行われるのでしょう。

 ところで、ここにきて、なぜこんな大掛かりなツアーをするのか?と、言う疑問も当然のように、あちらでは上がってきています。年をまたがって、半年近く間を置いてのツアーというのはTest For Echoもそうでしたが、あちらは各Legが約2ヶ月と短かった。でも今回はもう2007年において、4ヵ月半、64公演をこなしてきている。もう普通ならこれで終わりにしても良いはずなのに、なぜあえて46公演追加で、110公演もこなそうとするのか……噂が本当なら、半年近くインターバルをあけて。
「すわっ、フェアウェル・ツアーか?!」という憶測も飛び出しましたが、バンドから聞こえる声は前向きなものばかりのように思えるので、(「ツアーが終わったらすぐ次を作りたいくらいだ」、「Nickを僕らのプロデューサに任命したんだ」「ツアーはとてもうまくいっていると思うし、満足しているよ」すべてBy Alex@様々なインタビュー) あまりこの推測は当たっていない(そしてそうであって欲しくない)と思います。 個人的な印象としては、1991年から92年にかけてのRTBツアーの感じに非常に似ているような気もします。「のってきた、イケイケ(古い!)」状態かも、と。

 Snakes And Arrowsは、バンドにとって、制作も楽しく、非常に満足のいくアルバムだったようで、その後のツアーでも満足のいくパフォーマンスができ、反応も良い、バンドの士気が高揚している状態なので、このまま行けるうちに行ってしまいたい、そんな思いなのかもしれません。アルバムリリース前の、Alexのインタビューで、年内一杯北米、そのあとヨーロッパ、南米、アジア、と回る予定、と言っているものがありました。それだとすれば、調整していくうちに、T4ELegみたいに年を挟んで2回の分けた方が良いだろう、みたいな感じになったのか、とも思います。(アジアは別として(T_T)) RTB時にはメンバーもまだ38〜40歳くらいでしたが、今や皆50代半ば、そんなに長い期間ロードというのは無理、という事情もあるかもしれません。だから2回に分けたのかも、とも。(Neilのサイトの最新記事でも、ヨーロッパ最終ラウンドで、メンバー、クルー共々相当疲れてきていた、と書かれています)
#もともと1回の長いツアーを2回に分けた、という事情ならなおさら、そしてT4E Tour時の状態を見ても、たぶんそんなに大幅なセットリストの変更はないような予感がするのですが、さて……?

 しかし、伝えられるバンド側の高揚に反して、ファン側には今回やけに「フェアウェル・ツアー?!」の懸念が、そもそもS&A Tour発表時から出たり消えたりしているように思えます。なぜか――メンバーみな50代半ば、という今、「いつまで現役でやってくれるのだろう?」という思いがファン側にあるのではないか、そんな気がします。
 なので最後は禁断の、「Rushとしての終わりはいつ来るのか?」を、独断偏見希望的観測で考えてみたいと思います。


★End of the Road

  考えたくはないことなんですよね〜、これは。だけれど現実問題として、いつかは終わりというものは訪れてしまうわけです。できるだけ先であって欲しいけれど、見ていて痛々しいほど無理をしてまでは、続けて欲しくないという思いもあります。
「そもそも10年前にRushの歴史は終わっても不思議じゃなかった。だから今元気に活動してくれていることで、十分満足だ」というファンの声も多く聞きます。(心から同感)
  先のことなんてわからないのだから、考えるだけ無駄、Anything can happen、と言ってしまえばそれまでなんですが、一応何も、バンドの存続に関わるような突発的事態は起こらない、という前提条件の下で、推測するならば……

  Altanticとのアルバム契約があと1枚残っているという、わりと信憑性の高そうな情報があります。(ソースはCounterparts等での、かなり信頼性の高いファンの投稿) それにAlexのインタビューを見ていると、明らかに彼らは「次」を考えに入れているのがわかります。なので、たぶん次のアルバムは出るでしょう。時期は早くて2010年、ここのところのペースを考えれば2011年、もありえるでしょうが。
  アルバムが出れば、たぶん彼らのポリシーとしてツアーもすると思います。どのくらいの規模になるかは不明ですが。 

  あと、気になるのはR40ですね。これが2014年になるので、この辺が一つの目安になるかもしれないな、と個人的には思っています。ここでもう1枚アルバムを出して今のサイクル(VTから始まる4枚)を締めくくり、メンバーも還暦をすぎて、きれいに幕を引くには最適な時期なのかもしれない、と。(悲しいけれど(T_T))

  ただ、メンバーがどこまできっちりした幕引きにこだわっているか、というのはわかりません。Geddyは「フェアウエル・ツアーと銘打つつもりはないよ」と言い、Alexは「これが最後だというのは、知らせたいけれど」というようなことを言っていた記憶がある、どっちなんだ?という感じはあるのですが、元々デビュー当時から、「次のアルバムサイクルまでしか考えない」でここまで来たバンドなので、たぶん彼らの中では、今もそうなのだと思います。今のツアーを終わらせ、次のアルバムを、それだけが、今の彼らのヴィジョンなのではないかな、と。「何も確実なことなんかない」というのを身をもって知っている彼らは、あまり遠くの未来をあえて深く考えることはしないのかもしれない、と。

  ならば、ファンがあれこれよけいな推測をする必要もないのでは、とは思うのですが、やっぱりファンとして、気にはなるのですよね〜。(個人的には、私など、まだ海外遠征できる環境にないので、できるだけ長く活動して欲しいというのは、かなり切実な願いです)

  Neilのツアー嫌いは一部でかなり有名ですが、バイク・ツーリングとコンサートでのプレイはやはり相当体力的に負担になっていることは否めないようです。ファンたちの「いつまでツアーを続けてくれるか」という議論では、「Neil次第」という結論になっているのが多いです。
  彼らはまた、「アルバムがあってツアーありき」「ノスタルジー・アクトにはなりたくない」という意識が強いようなので、(実際、インタビューでそのような発言を何度か見かけた)また3人ともアルバム制作段階は楽しい(特にNickとの作業は)とも言っていますので、制作意欲が落ちない限りは、そして出してくれるレーベルがある限りは、新譜は作ってくれるかもしれません。(最近ではネットでのディストリビューションも盛んになってきましたし、やろうと思えばレーベルも必要ないのかもしれませんね) ただツアーとなると、体力的な制限がかかるので、60代となると、きついかな、と思います。ペースを落として、完全に一日おきになるか(まあ、これはいいとして)、プレイ時間を元通り2時間に短縮するか(これは異論が出そう…)、さらにもし万が一、観客動員力が落ちるという事態が発生すると、バンド自体、「僕らはアリーナツアーに慣れてしまったから、今更ホールに戻りたくはない」(Alex談@R30)というスタンスのようなので、いずれかどこかでは限界が来るのでしょう。

 今はバンドのキャリアとしての黄昏時、とは言えないけれど、遅い午後であることは間違いないようです。まだ彼らを包む光は柔らかく明るいようですが(日本はともかく(^^;)、いつか道の終わりはやってくるのでしょう。「我々は皆、今ロスタイムにいるんだ」――北米ファンサイトのベテラン投稿者さんがそう仰っていましたが、まだそこまで差し迫っていないことを願いつつ、一ファンとして見守っていきたいな、と思っています。(キモかったら、ごめんなさい(^^;;;)

#最後に超自己中心的な本音、言って良いですか?(^^;
「私が海外遠征行けるようになるまで、まだ現役でツアーしてて!!」

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